ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

脳梗塞などにならないために座禅は有効か

2006-05-31 08:35:27 | 座禅
 座禅(静功)は、始めは呼吸法を採用して精神集中を高めます。 息をイメージで体の中へ吐く時に、臍下丹田が活性化するように念じながら行います。 
 臍下丹田といっても、どこだか皆目わかりませんが、どこだどこだと思いながら呼吸に集中することができます。 座禅を自分の生活サイクルに取り込んでしまえば、あとは体の中の気の流れを感じるのは、時間の問題です。
 真面目に呼吸法を取り入れながら座禅を行えば、遅かれ早かれ気の流れを感じることができます。 他人の体の中の気の流れを感じることができるのは、余程の修練を積まなければ、感じることはできません。
 他人の気の流れが分かれば、何らかの手助けができますが、一般人である私達は、とりあえず自分達の体の中の気の流れを、感じることが大切です。 普段から座禅(静功)を行っておけば、例え脳梗塞などの病気になっても、心配はありません。 体中の気の流れは、神経の線に沿って流れているといわれており、絶えず座禅を通して気の流れを良くしてあげれば、いつも神経の線を刺激していることにほかなりません。 難病といわれ病気の原因が特定できない関節リュウマチなどの神経障害についても、私は有効ではないかと考えております。
 神経の線は血管とも一緒に、流れているといわれておりますので、基本的には気の流れを良くしておけば、病気になったとしても、軽い症状で済むに違いないと思われます。
 座禅は、深化していくと脳に適度な刺激を与えてくれ、至福という言葉がぴったりする感覚を与えてくれるようになります。

8000頭の頂点に立つダービー馬

2006-05-30 18:34:21 | 文化
 先日の日曜日に、府中競馬場で当歳3歳馬の頂点を決めるダービーが行われました。 競馬に関心がない人でも、ダービーだけは皆がどの馬が勝つかに興味を持っています。
 あいにくの雨模様で、芝の2400mの勝負はメイショウサムソンという馬が、皐月賞との2冠を達成しました。 常連の武豊騎手は5着にも入りませんでした。 新聞紙上での予想家は、人気を先行させるようにファンを煽り立てているようでもありました。
 親しい友人が昔から競馬が好きでしたが、私は横目から冷ややかな目で見ておりました。 ある時、別の友人から電話があり、10万円で1点勝負したいから、買ってきてほしいと頼まれ、銀行に行きお金を下ろして競馬に詳しい友人に頼んで、一緒に買いに行ってもらいました。
 土曜日の中山競馬場の芝の1200mのレースだったと思いますが、当人が買った馬券の1頭は出遅れ、10万円は一瞬の内に紙くずと化しました。 私が立て替えて馬券を買ったものですので、早速、張本人のところへ外れ馬券を持ってはせ参じました。
 本人は、具合が悪く病院に検査入院していましたので、お見舞い方々奥さんには内緒にそっと馬券を手渡しました。 本人の弁によると、自分が予想したお馬さんが出遅れた瞬間に、急に具合が悪くなったと言っておりました。
 後日、また電話があり、また1点10万を買ってきてほしいと頼まれ、また友人と買いに府中まで出かけることとなりました。 結果はまたもや、藻屑と消えてしまいました。 そんな出来事を通して、冷ややかな目で見ていたにも関わらず、私自身もだんだんと競馬にはまっていってしまい、仲間5人で一口馬主までになって楽しむことと相成りました。

見えなくとも感じれば理解できます

2006-05-29 09:54:13 | 
 呼吸法を行いながら座禅(静功)をしますと、気感といいまして気の流れを感じるようになります。 私の母の知人が、毎朝、近所で太極拳をやっているのを、みようみまねで行っていましたら、手の先やあしの指先がびんびんと気を感じるようになったといいます。
 その知人は、太極拳をやっている方から、難しいことを考えずに自分がやっているのをまねてやっていればよいですよ、といわれはじめたそうですが、今は元気そのもので、年の割には若く見えたりしています。
 人によって気を感じやすい人、感じにくい人がいるようですが、元々は、皆が赤ちゃんの時には感じていたはずなのです。 生まれて肺呼吸を始めることによって、だんだんその能力がなくなってきているに過ぎません。
 幼児研究所で3歳から5歳までの子供を、それぞれ100人集めある実験をしました。 子供を目隠しにして、自分のお母さんを見つける実験をしました。 3歳児では100%、4歳児では50%、5歳児では0%であったといいます。 低年齢ほど私達には分からない能力を、持ち合わせているということを証明しました。
 肩の力を抜いて、目を瞑って口だけで呼吸をし、軽く吸ってゆっくり体の中へ吐くイメージで呼吸をするだけで、宇宙のエネルギーである気を感じることができるようになります。 私の場合は、たまたま始めた初日に、何か変化を感じることができましたが、人によって差はあります。 1ヶ月半に臍下丹田が心臓のように動くようにもなりました。 イメージをしながら呼吸を繰り返すのでよいのです。 また、自然の力に従うことも大切ではあります。
 

深海を一人潜ると無心の状態になるようですが

2006-05-28 08:40:38 | 
 昨日、ダイビングしている方から、酸素ボンベを担いで一人で20~30mも潜ると、太陽の光も届かずシーンとして、静かで他に何も無い無心のような状態になるといいます。 
 元々、生まれるまではお母さんのお腹の羊水の中にいたわけですから、ある意味では水の中にいたわけです。 私自身は、最近では殆んど海に行って泳ぐことがなくなりましたが、子供の頃、よく明石の海岸で沖合いの磯に潜ったことがあります。 その時の記憶では、せいぜい深さが4~5mぐらいのところですので、波の影響もある程度受けますし、太陽光であたりもよく見えました。
 深海では、当然気圧も高くなり、体全体に圧力を感じ耳がキーンとなってくるといいます。 目を開けている状態でも、なんとなく無心の状態になるといいますから、そこで目を瞑った状態にしてみるのも、よいかもしれません。
 是非、近い将来にダイビングをしてみたいという気にはなってまいりました。
 

霜降りの肉はとてもおいしいといいますが

2006-05-26 07:52:23 | 食べ物
 テレビで運動不足になると、血液内の糖分が体内に溜まり、先ず筋肉内に細かい脂肪として残り、後からできる糖分の排出をさらに弱めてしまうといっておりました。 そのことにより、潜在性糖尿病といわれる症状になり、心臓の機能を一時的に弱め、死に至らしめることがあるといいます。
 筋肉だけではなく、内臓にも脂肪はたまり、様々な病的な症状を作り出していきます。 私達は、霜降りの牛肉はおいしいといって食べますが、考えてみますと、牛に食事を与え運動を余りさせず、短期間で大きく太らせる酪農が、一般的です。
 牛だって決して健康状態ではなく、病気寸前の状態になりつつある中で、私達の食料の一部として提供されているわけです。 鶏、豚も含め経営効率を考えて養育されているのが、現実ではありませんか。
 自分の健康を考えることから、食する牛とか豚とか、鶏のことを考えていくのが自然の流れなのかもしれません。 豚が殺されるところに運ばれるため、運搬車に
乗せようとすると、察知して嫌がるといいます。 知人で肉とか魚類を一切口にしない方がおられますが、感覚的には理解できるところではあります。

座禅で無心になれと言われてもなかなかなれませんが

2006-05-24 17:20:27 | 座禅
 私達は、日常の生活に追われ、騒がしい中で一日があっという間に終わってしまいます。 夜、お風呂に入ってゆっくりし、寝てしまいます。 そんな毎日を送りながらも、ちょっと時間を作って静かに座禅をしてみます。
 逆腹式呼吸法を使いながら(呼吸に精神を集中させる)、暗闇の中でリラックスして座禅を行いますと、当然のように昼間の出来事や、抱えている問題に心が移り、なかなか無心にはなれるものではありません。
 ところが、息を軽く吸ってゆっくり吐く呼吸を続けていくうちに、雑念の一つ一つに答えが分かってくるから不思議です。 雑念のオンパレードばかりでは、余り感心しませんが、呼吸に集中しながらふーとよぎる雑念に対して、ああこのように考えればよいのだな、という考えに行きつきます。 よく考えると、その答えしかないようなものに突き当たるのです。
 静寂の中で、心を落ち着け呼吸に集中するから、普段では考えつかない答えが見つかるのかもしれません。 

鍼とか灸の治療をしている方は呼吸法をしたらどうですか

2006-05-23 19:11:05 | 逆腹式呼吸
 知人で比較的に多く方々が、何か体の具合が悪いと、鍼を打ったり灸をすえたりしております。 日本では鍼と灸が一般化されていて、日常的に使われている場合が多いのが現実です。
 鍼とか灸のツボは何かといいますと、体の神経の線に沿って流れるといわれている気の道ー経絡の気の流れを調節する弁がツボなのです。 昔、中国の皇帝が多くの実験の犠牲の上に立って、このツボは体のどこと関係があるかなどを調べて、色々なことが分かってきたのです。
 体の中の気の流れを、普段からよくしておけば、多少の体の変調はすぐ治ってしまうか、病にはなりにくい構造になっています。 ひとつの方法としては、呼吸法を伴う座禅(静功)を日常的に行うことです。 仮に、ガンに体を蝕まれているとしたら、今からでも遅くはありません。 早速、座禅を始めることです。 気の流れをよくすることによって、免疫力が高まり、病気が治癒したり病気になりにくい体に変身します。
 部屋の中の電気を消し、少し薄めの座布団をお尻に敷いて、あぐらをかいて座禅をします。 肩の力を抜き、リラックスして頭のてっぺんが天から引っ張られて入用なイメージで行います。 自然の流れに従う気持ちが大切です。 
 余り、始める時にはこうでなければならぬとか、慣れるまでは自由に行うほうがよいのです。 目を瞑り口は閉じ、鼻だけで息をします。 軽く吸ってゆっくり10秒以上かけて体の中の臍下丹田に届くようなイメージで吐きます。 呼吸をすることだけに意識は自然と集中してきます。 
 朝日の穏やかな暖かい光をイメージして、呼吸を行います。 次に光の放射を浴びるイメージをします。 更に光に包まれているイメージを行いながら、呼吸を続けます。 息をイメージで体の中へ吐くことによって、少しずつ気の通り道が開かれていきます。 体のどこか悪い箇所があると、気の通りがよくなったときには、気のツボに溜りこんでいた悪い気が体から飛び出してきます。 ちょっと焼け焦げたような一種独特の臭いを発します。 
 人間は誰でもお母さんのお腹の中にいた時には、気功の達人だったのですが、生まれ出た瞬間から肺呼吸をはじめたため、気感(気を感じる能力のようなもの)からだんだん遠ざかってしまったに過ぎません。 元々持っていた能力を回復するためにも、座禅をすることをお勧めいたします。

父が他界する前後の話

2006-05-22 08:10:03 | 家族
 父が交通事故でこの世からいなくなる前日に、連れ合いに電話がかかってきて、私の姉のことをよろしく頼むといってきました。 何故、その日に、わざわざ電話をかけてきて姉のことを頼んだのは、その当時は分かりませんでした。
 葬儀を終え、納骨を済ませた後に、今度は姉から電話がかかってきました。 何でも自分の枕元に、父が現れて気持ちが悪いということでした。 姉は、葬儀には出席をしましたが、納骨の時には出席しませんでした。 私は、姉に、お父さんが姉のことを心配しているから、毎夜、姉のところへ現れるんでしょう。 心配しないようにお墓参りをしてきたらどうか、と話しました。 早速、姉は、だんなと一緒に墓参りしたそうですが、それ以降は、枕元には父は現れなかったといいます。
 父がいなくなる数年前に、母の友人から、姉は母の子供ではないということを知らされ、よく夫婦喧嘩をすると、そのとばっちりが姉に向けられていたのを、子供心に思い出したり、その後、何かのきっかけで父と母の血液型では生まれない型を姉が持っていることを知ったといいます。
 そんな経緯もあり、父は自分がいなくなることにより、姉のことをとても心配した結果、姉の枕元にも現れることに、繋がったのではないかと思われます。 自分には現れなくても、それを素直に感じることはできます。 

人間の元気ー生きる元ーの出入りは何時ですか

2006-05-21 09:52:50 | 
 女優のシャーリーマックレーンが、ある時初めて会った人がいましたが、初めてなのに何か心惹かれる思いがしました。 その後、二人の霊を見てもらう機会があり、その結果、二人の霊は何世代か前に一緒だった霊であることが分かりました。
 その映像を見ながら、生きるための元気ー生きる元ーは生命の受胎の瞬間に、宇宙のどこからともなくやってきて生命体に宿り、亡くなった瞬間にまた宇宙へ帰っていくような印象を持ちました。
 座禅(静功)を始めるようになってから、宇宙のエネルギーといわれている気を感じるようになり、改めて生命体にふーと入ってきて、ふーと出て行く感じがなんとなく理解できるようになりました。
 私自身の体は、先祖代々から続いた遺伝子はあるものの。生きる元気は別物です。 私達は、この世にある限りは、自分が持つ元気(精神性)をもっと高める必要があるのかもしれません。 そのことによって、次の生命体の中に入っていく時の準備をしているのかも知れません。
 私自身も、それほど会っていないのに、心惹かれる人がいますが、いつもなにかしら関係があった方なのかと思ったりします。 どんな出会いが待っているのか分かりませんので、一つ一つの出会いを大切にしていきたいとは思っております。

触って話しかけることが大切です

2006-05-20 16:56:16 | 
 テレビで映画監督の大島渚さんが、脳梗塞で倒れ、奥さんの小山明子さんが介護する姿を、放映しておりました。 一度目に脳梗塞で倒れた時には、リハビリなどをして監督業の復帰を果たし、映画も作りました。 2度目に倒れた時には、意識が回復せず、それでも毎日、奥さんの介護を受けた後、半年ぐらい経った時に、ある日、突然意識が回復したといいます。
 意識が無くても、奥さんは大島さんに、いつも話しかけるようにしていたそうです。 表面的には意識は回復しなくても、触ったり話しかけたりすることによって、患者のほうでは感じる能力を失ってはいないのです。 その日にあったことや、家族のこと、友人達のことを触ってあげながら、話しかけることが大切であると、改めて感じました。
 お母さんのお腹にいる胎児や赤ちゃんだけでなく、弱った患者さんにも話しかけることを、多くの人に意識的に積極的に行ってもらいたいと思っています。 座禅を行うと、その意味が自然と分かってきます。