ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

脳皮同根という美顔術師の佐伯チズさん

2007-01-02 12:01:55 | 健康
 年末についたえび餅を食べた後、コタツに入りテレビをつけっぱなしで寝てしまったら、夢うつつの中で年齢はいつの時かは分かりませんが、あるとき人から、自分の顔を見てごらんといわれました。
 その時は、何か落ち込んでいた時なのかは、夢うつつでしたので不明ですが。髪も汚れ、顔の艶も年取ったかのような自分の顔を、鏡で見たそうです。 これはまずいと思い、毎日食べる食事から見直し、毎日のように思いを込めながら顔の手入れをしたといいます(残念ながらこの辺も不明です)。
 半年間で今までの自分とはまったく違う美しい顔に、変わっていたといいます。
そのような経験を踏まえて、外国の化粧品メーカーのトレーニングマネージャーに就任し、20歳前後の若い女性達に、先ず挨拶の仕方から教えたとのこと。 
 お客様本位の姿勢は、お客さんに接する考え方を、根本から考え直すように指導し、若い美容部員には、特に厳しく対応したため、途中でやめていく人たちも多かったといいます。
 然しながら、自分の実践に基づく指導方法のため、深く理解する人たちも多かったといいます。 お客本位の考え方は、たびたび上司とも衝突し、ダブル洗顔を推奨する会社の考え方に対し、その必要はないと言い切りました。
 そのため、1流ホテルの勤務を命じられ、部下もいなくなる中で自分の給料は自分で稼げといわれ、自分の手でお客さんの顔を、きれいになるように念じながらの美顔術を考え出しました。
 2時間で25000円という当時では考えられないぐらいの高額料金設定でしたが、午前に1人、午後に1人という風にお客さんの対応をしていきましたが、佐伯さんに1度美顔術をやってもらうと、すぐに次の予約が入るという具合に、次第にお客さんも増えていきました。 
 順調に売り上げを伸ばしていきましたが、必ずしも会社の化粧品の売り上げには繋がらなかったせいなのか、ホテルからの転勤を命じられたのが定年前の58歳の時でした。
 これからどのようにして過ごそうかと思っていたところ、トレーニングマネージャーをしていた時の全国に散らばっている教え子たちが、是非、美顔術の実演をしてほしいとの要望があり、全国の店舗を飛び歩いたといいます。
 60歳の定年後は、エステサロンを経営しながら自らも現役エステシャンとして活躍し、年齢制限のないチャモロジー(魅力学)スクールを開設しております。
 佐伯チズさんは、自分の経験から「あきらめは毒、夢は薬」という言葉を発し、何事も自分の思い次第で、願いはかなえられると言っていました。 自分が美しくなりたいと思えば、自然と自分の顔も美しくなってきますよ言っております。 脳皮同根とは、そんな意味なのかもしれません。