ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

ただいま憩室炎と向き合っています

2010-03-30 07:00:22 | 

憩室炎という言葉は、今まで聞いたことがありませんでした。 昨年末に小水が出ににくくなり、前立腺炎ということで入院し、抗生物質の点滴治療だけで、3日半で退院しました。 ところが入院中から、小水の最後に泡がぶくぶくと出てきて、なんだろうなあと思いながら、病院での診察を続けていました。

 CTスキャンや内視鏡の検査を行ない、S状結腸のところで、憩室が出来た結果、そこに細菌が溜まり、炎症を起こし、膀胱とつながってしまったようだとの、診察結果を聞きました。

 小水が流れる膀胱の系統は、いつもきれいで、飲尿療法があるぐらいです。 そこに細菌があふれているものが流入しれば、どうなるかは一目瞭然です。 現在は、静かに観察中ですが、改善されることを念じております。

 私の親しくしている友人は、すぐお腹が痛くなったり、会社を早退したり休んだりしますが、まだその人の入院見舞いをしたことがないのです。 それなのに私といえば、入院を何回したでしょうか。



病に罹った時には胸に手を当てて反芻することが大切です

2010-03-26 16:21:51 | 
 病に罹ったときに、私達は病院に行きお医者さんに、診てもらいます。 お医者さんは、多くの患者さんを診ていますので、おおよその見当で診断しますが、患者本人ではありませんので、体の微妙な具合の悪さまでは、把握できないのが一般的です。

 お医者さんには、遠慮せずに毎日の具体的なことを話さなければ、場合によれば後で、もっと良い診断が出来たのにと、思われることもあるに違いありません。 お医者さんは、何故そのような病気に罹ってしまったのかは、一般的なことはいえても、これが原因だということは言ってはくれません。

 私は、病に罹ったときや、怪我をした時には、ふと手を胸に当て反芻することにしています。 生まれつきのものであれば、ある程度やむ終えないところがあるでしょうが、たいていの場合は、必ずその原因は想像がつくものです。

 子供のころに、練炭の掘りごたつの中に、もぐって寝てしまった時には、そのまま亡くなってしまっても、おかしくありませんでした。 救急車が来て手当てをしてもらい(想像ですが)、気がついたのは抱っこされて、2階に上がっていくときでした。 多分、まだ死ぬのは早いと判断してくれたのでしょう。

 海で遊んでいた時に、海岸線を削られないようにコンクリートの杭が打ち込まれ、その間には大きな荒削りな岩石が入っていましたが、子供の足で、杭の上をポンポンと渡っていた時に、誤って海に落ちましたが、そのときも岩石側に落ちていたら、もうこの世にはいることは出来ません。

 そんなことを思い出すたびに、私を誰かが守っていてくれるのではないかと、思うのです。 歳をとるたびに、何かと病に犯されるケースが増えてきました。 自分の行動が間違った時には、必ずそのしっぺ返しがあります。 必ず、病という形で現れるものです。 私はいつも胸に手を当て、自分の行動を反芻するのです。

3月18日のブログに、カーリングの写真を添付しました。

舌を上の歯の付け根に付けて呼吸法を行う意味は

2010-03-25 08:54:22 | 座禅
 座禅のときには、舌を上の歯の付け根に付けて行ないなさいと、禅宗のHPに書いてあります。 どうして舌をそのようにしなければならないのかの記述はありません。

 吐く息を出来るだけ長く吐くことにより、吐く息を意識することにより、吐く息だけに意識を集中することにより、吐く息をイメージで体の中へ吐くことにより、自分では分からなくても、意識する呼吸法を続けているうちに、自然と眠っていた体の中の気の通り道である経絡を、刺激することにつながります。

 生来、呼吸を意識しなかったものを、意識しながら吐く息をゆっくり吐くことによって、体の中の気の流れを感じるようになります。 1時間の静かさの中で行なう座禅を続けていけば、自然と感得できることなのです。

 体の中を流れる上半身の大きな流れは、体の後ろの中心部を流れる督脈と、体の前部の中心部を流れる任脈がありますが、体の後部と前部をつなぐのが、口の中の舌と、それとくっつく上の歯の付け根になるのです。 どういうわけか、そのあたりの記述は禅宗のHPにはありません。

 経絡は神経の腺に沿って流れていますので、主要な流れのほか、体中の細部にまで流れていきます。 微細な神経の集中する脳が、一番感じやすい部分ですが、皮膚と骨が近接する箇所も、感じやすいところです。 脳の次に感じやすいのは、背中の背骨があるところです。 督脈と任脈は、比較的皮膚のすぐ裏側に流れていますので、頭部とか背中の中心部が感じやすいのです。 

 半身浴を継続的に長く行っていると、背中がヒヤッと冷気を感じることがありますが、これは背中の侠脊関(きょうせきかん)という気の溜まる部分が、活性化したときです。 

 顔面にも皮膚の裏側に気の流れる道がありますので、静かに呼吸法を伴いながら座禅を行っていますと、その流れを感じることになります。 目のまぶたの周辺も流れており、流れの感触は時間の経過とともに、硬い感じから滑らかさを増してきます。 滑らかになってくる時間は45分以上(1時間といったほうが正確かもしれません)なのです。 硬さから力が抜ける感覚は、1時間経たないと得られない感覚なのです。

 勿論、目の周りのまぶたも然りです。 30分の座禅を何回行っても、いつも野球でいえば肩ならしでしかならない理由は、ここにあります。 足の痺れは慣れてしまえば、何でもありません。 実は足の痺れもなくなってくるのです。

 下腹にある臍下丹田を意識するといいながら、その辺のことを一切記述がない禅宗のHPは、どういうことなのかは分かりません。

座禅は楽しむものなんですが

2010-03-24 17:43:50 | 座禅
 胡坐を組んで座り、静かに吐く息を出来るだけ長く吐きながら、座禅を行うことは、はじめた当初は足は痺れるものの、慣れてしまえば何のことはありません。 座禅はお坊さんが修行するというイメージがあり、私達も自然と厳しさを感じ、つらい感覚が支配します。

 私自身は、体調が悪く疲れているような時には、さっさと寝てしまい、眠気がなくなってから、おもむろに胡坐を組んで座禅を行います。 我がで行なう「ひとり座禅」は、自分の生活のペースに合わせて行なえますので、拘束されるものもなく、座禅を楽しめるのです。

 出来るだけ長く吐く、吐く息をイメージで体の中へ吐く、吐く息だけに意識を集中する、このことだけ出来れば、1時間の座禅は、すぐに来てしまうので、楽しさだけがあり、苦しく感じることは、何もないのです。

 ここで行なう胸式肺呼吸―逆腹式呼吸は、リズムよく呼吸が出j着るようになれば、座禅の楽しさが分かってくるのですが。 そのためには、日常的なあらゆる時間を使って、目を瞑り(目を半眼にする必要はありません)、意識を吐く息だけに集中します。 

 はじめは、吐く時間は10秒位からはじめ、少しずつ長く吐けるように、練習します。 リズムよく呼吸が出来ないために、意識も集中できず、長く座禅を出来ないのです。 

 椅子に座っているときも行ないます。 そのときには背もたれに、体をつけないように、浅く座ります。 立っている時も、足を肩幅よりも少し広げて、体を安定させた上で行ないます。 テレビの前では胡坐を組んで、目を瞑り音だけが聞こえるようにして、ひたすら吐く息を長く吐きます。

 どんな場合でも肩の力を抜き、上体をリラックスさせて行ないます。 下腹の臍下丹田に力を入れて、などと書いてある本がありますが、あくまでも、どんな場合でも、臍下丹田はイメージするだけで、力は入れる必要はありません。
 
 呼吸法が楽しめるようになれば、もう締めたものです。 座禅を楽しんでください。

座禅の時に半眼にすれば妄想は抱かないのか

2010-03-23 11:15:22 | 座禅

 禅宗のお坊さんは、よく半眼にする理由を、妄想を抱かないためということを言います。 本当にそうなんでしょうか。 いつも、そのようなことを言われると、疑問を感じざるを得ないのです。

 私は、いつも深夜に真っ暗な部屋で、座禅を1時間行っております。 暗闇ですので、特別、目を半眼にしようがしまいが、余り意識することもなく、座禅を行なってきた経緯があります。 大切なことは、いかに意識を集中させるかではないかと、感じております。

 意識を集中できれば、どんな内容が妄想であるかは分かりませんが、様々に気が散ることもありません。 然しながら、座禅の最中には、ふと日常的な問題解決しなければならないような事柄が、ふと頭によぎります。 私は、そのようなときには、無理に雑念を払おうとせず、静かな状態の中で考えてみます。 静かな状態であるからこそ、そんなときに限って宇宙の叡智が、そっとその問題の答えを教えてくれるのです。

 私は、意識を集中することのほうが、半眼にすることよりも大切と考えています。 禅宗のお寺の日曜日の座禅会でも、和尚さんから半眼にしなさい、と注意されたことがあります。 そのとき以来、座禅のたびに、半眼に意味について考えてみました。

 私は、半眼にするのではなく、半眼になる というのが結論です。 体の全ての力が抜けてきた時には、目は自然と半眼になるのです。 したがって、無理に形だけ半眼にしても、意味はないものと思っています。 

 目を瞑っても、意識さえ集中できれば、妄想は抱かないのです。 目を瞑るか、半眼になるかは、自然の成り行きで、見える姿は出来上がってくるものと思っています。

テレビドラマ「特上カバチ」の主題歌嵐のトラブルメーカーを歌おうとして

2010-03-22 09:12:51 | 文化
 いつも枕元で嵐の歌が流されています。 5人の男のグループが、どちらかというと早口の歌詞を、ごく当たり前のように歌っているのですが、多くの歌が明るく前向きな歌が多いので、聞いていても心地よく感じるのです。

 そんなことが影響しているのか、昨日で終了したテレビドラマの主題歌である「トラブルメーカー」は、櫻井翔君と掘北真希ちゃんが、行政事務所に勤めながら、困っている方の相談に乗りながらの様々な話を、多分漫画をドラマ化にしたものではないかと思うのです。

 いつも歌を聴いているだけではつまらないと思い、この歌を覚えて歌ってみようと決心しました。 IPOTに入っている曲を、繰り返し繰り返し聴きながら、目下頭に叩き込んでいる最中です。 もともと舌足らずのところがありますので、なかなか早口で歌うのは出来ません。

 1ヶ月先ぐらいの友人とのカラオケでの、デビューを考えながら練習中です。 嵐は5人が同じ旋律で歌うのですが、それぞれが違う音質なので、何も音の高さを変えて、はもらなくても、それ以上に楽しく聴けるし、自分達も歌える気がするのです。 私も友人達と5人募って、一緒に歌えるのを楽しみにしています。


二宮和也君作詞の 虹 はバラード調なので 何とか歌えそうでもあります

脳の開発率を高めるのに呼吸法は有効ではないか

2010-03-19 09:36:12 | 座禅
 私自身は静功(座禅)を10数年前にはじめるまでは、呼吸を意識したことはありませんでした。 ところが無我夢中で、普段行なっていた普通の肺呼吸を、吐く息だけ出来るだけ長く吐き、吐く息だけに意識を集中し、吐く息を体の中へ吐くことを、日常的に1時間胡坐を組んで、深夜の座禅を行うようになって、体の微妙な変化を感じるようになりました。

 生まれて初めて行なった座禅で、頭のてっぺんにある百会を中心にして、頭を電子の輪がすっぽりと、かぶっているような感覚になったのです。 静功の誘いかけをしてくれた大学の級友が、週に3回座禅会に参加し、そのうち1日は24時間を行なっていました。

 どう考えても費用も相当かかったんではないかと思われましたが、私自身は経済的に余裕もありませんので、そうだ私は日常的にあらゆる時間を使って、呼吸法をやってみようと思いました。

 結果的に座禅をはじめて1ヵ月半で、下腹にある気の心臓部である臍下丹田が、突然、自発動という充実してきた体の中の気が、勝手に動き出す自発動と言う形で活性化し、心臓のように鼓動を始めたのです。

 気の通り道は経絡といわれ、経絡は神経の腺に沿って流れているといわれ、したがって微細な神経が集中する脳は、一番影響を受けます。 私は今では、座禅をしていなくても、いつも脳の中を流れ、脳を刺激する気の動きを感じながら、生活をしています。 したがって、いつも水の中に潜ったときに感じる感覚「シーン」という状態を、感じながら生活をしております。

 私自身はもう高齢の域に達し、毎日死滅する脳細胞も、相当な数になっていますので、今から脳が活性化し、脳の開発率が高まったとして、たかが知れています。 

 胡坐を組みながら深夜に行なう1時間の座禅は、周りが静かなだけ、その分、微妙な変化を感じやすいのです。 吐く息を出来るだけ長く吐くことだけで、何か見えませんが、何かと刺激するものを感じるのは、不思議な感じがしますが、楽しみでもあります。 胡坐を組んでの座禅は、いやいやするものではありません。 足の痺れは慣れてしまえば、痺れなくなるのです。 1時間の座禅も、吐く息だけに意識を集中さえ出来れば、あっという間に過ぎてしまうものです。

陸上用のカーリングの仕様は漬物石で

2010-03-18 10:53:44 | 文化
 漬物石で作ったカーリングの石は、どんな出来ばえか写真を見せてほしいというので、改めて作った方のところへ行き、写真を撮り作り方やら材料の費用などを、聞いてきました。

 ホームセンターで売っている漬物石は3.5キロのものを使用し、1個700円だそうです。 今度、試しに5.5キロ(7.5キロのものもあるようです)のものを作ってみようかとも言っておりました。 漬物石の下に厚み20ミリぐらいの板を丸くして置き、漬物石と板をボルトとナットで緊結します。 板にはキャスターを(1個80円)4個取り付けます。

 室内の平らな床であれば、結構、遠くまで走っていきます。 作られた方は、自宅マンションの地下に集会室があり、床の上に薄いビニールシートに、円を3重ぐらいマジックペンで書き、床にテープで貼り付ければ、我が家でのカーリングが楽しめます。 ただしローラースケートを履かなければ、投げる時に氷の上で滑るようには投げられませんが、即席のゲームは楽しめます。

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吐く息を出来るだけ長く吐き苦しくなる寸前で軽くすっと息を吸います

2010-03-17 07:28:47 | 逆腹式呼吸
逆腹式呼吸は特別難しい呼吸法ではありません。 普段行なっている肺呼吸を、吐く息だけ出来るだけゆっくりと長く吐くだけでよいのです。 大きく息を吸い、そのときには胸にある肺はふくらみ、下腹はへこみます。 息を鼻から吐くことを一切忘れ、イメージで体の中へ吐きます。

 はじめは吐く息が長く吐けなくても、慣れてくれば自然と吐く時間が、長くなってきます。 口を閉じ鼻だけで呼吸をしますが、意識は吐く息が体の中へ入っていくことだけに、集中します。 息が体の中へ入っていくのを追うようにします。

 吐く息は出来るだけ長く吐きますが、全部出し切ろうとすると苦しくなりますので、そのちょっと手前で軽くとめ、また大きく息を吸います。 息は長く吐きますが、決して無理は禁物です。 

長く吐く呼吸に慣れてくれば、1分間に3回ぐらいの呼吸になってきますので、吐く息だけに意識を集中できれば、あっという間に1時間の座禅時間は、来てしまうものなのです。 最初が肝心です。 座禅をはじめた当初から、是非1時間の座禅を行って、いただきたいものです。 肩慣らしだけの座禅に、終わらないためにも

4年待ちといわれた慈恵医大の阿保先生の磁気刺激治療法

2010-03-16 07:01:29 | 
昨日、5,6年前に脳梗塞で半身不随になった大学の級友に、14日にみたテレビの映像の話を、メールで送りました。 すぐに返信があり、それによると昨年9月に「ガイヤの夜明け」という番組で、脳への磁気刺激治療法の放映があり、早速、慈恵医大の阿保先生のところへ、紹介状を持って駆けつけたとのことです。

 診察の結果、友人の脳は磁気刺激治療に適応できるということが分かり、その時点で1年半待ち(入院可能なベットがないということ)といわれたそうです。 最近になって、友人の場合は1週間の通院治療も可能ではないか、ということで、4月6日から通院治療することになったとのこと。 結果報告をしてくれるということで、連絡を楽しみにしております。

 その折、今年の1月に診察を受けた友達が、入院治療は4年待ちといわれたそうです。 テレビ放映でも表れていましたが、手足の不自由がなかなか改善されないと分かれば、リハビリもやる気が出ないのですが、治ると分かれば、自ら率先してリハビリに取り組むとのこと。 

 4年待ちといわずに、何とかならんものですかねえ。