ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

石原慎太郎さんが死生観についての本を出されて死は虚無だと云うのですが

2020-06-27 19:42:00 | 生命

報道で87歳になられた石原慎太郎さんが、88歳になられた曽野綾子さんとの対談で、死生観についての本を出されて、死の先は虚無だと述べられているのを、ダイジェスト版で観ました。

石原慎太郎さんは右翼のコンコンチキだと云う印象を持っておりましたが、10数年前に武蔵野会館で講演会があると云うので、電車に乗って聴きに行ったことがあり、その話の内容に真実を感じて、それ以来、石原さんに対する見方が変わったことを記憶しております。

私たちの最終的な行き先は、石原さんが述べられているように、虚無と云う風に感じる方もおられるでしょうし、違う感じ方をされる方もおられると思います。 人それぞれが自分の人生の様々な経験や体験で、色々な感じ方があっても良いとは思っております。

私は深呼吸の要領で、大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐く呼吸を、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸を行いながら、真っ暗闇の中で1時間、時には3時間実践し、その過程で読んだ本が、私には相当、影響があったと感じております。

子供の頃に吃りで、治すためにお医者さんから長く吐く呼吸を勧められて、実践して治癒されて、その後、大阪大学に進学した後、大学に残って数多くの学科を履修した後、研究に没頭して数多くの発明をされて特許申請を行い、特許が取れたその日に無料開放されて来られた政木和三さんの文章を読みました。

この世に不可能はないー生命体の無限の力 を読んだ時の記述で、電気製品等の発明の過程で、様々なサジェスチョンがあり、新しい人類の役に立つ発明に繋がったと云う記述。 また人を見ると、その方の霊が見えて、何世代前のどのような方であったかが見えると云う記述であった。

また親しくさせて頂いている方から、芹沢光治良さんの神の微笑みシリーズの本を頂いて、何回も読み直しをしました。 この本は、芹沢さんが90歳になる時に、神の啓示があり、天に還られるまで毎年1冊を書き上げたものです。天理教の親さまと話したり、世界の指導者の方々と話されていることが記述されております。

私は長く吐く呼吸を伴う座禅を通して感得した内容や、政木和三さんや芹沢光治郎さんの本から、私が何時も記述する、天に還るとは 魂が天に還ると云うように理解しております。

 


コロナ禍の中で7年前のゆったりと映画「きいろいゾウ」を観ましたが

2020-06-16 01:32:26 | 文化

映画好きの友人が天に還ってから、長時間の映画を観る機会が少なくなって来ましたが、GYAOでたまたま見つけた「きいろいゾウ」を観てみました。

向井理が演じる「ムコさん」と宮崎あおいが演じる「ツマ」を中心にした映画です。 古びたひらやの一軒家で、背中に大きな鳥のタトウを入れた売れない小説家の「ムコさん」と、犬やソテツの木と話をする天真爛漫な「ツマ」、隣の老夫婦との日常的な出来事の中でのゆったりとした会話、「ツマ」を慕う少年とのやり取りや少年の友人の少女。

コロナ禍の自粛生活を送る身にとっては、何か世話しない環境の中で、改めて仄々とした映画を観させて頂きました。 宮崎あおいさん演じる「ツマ」の素晴らしさに、心動される感じが致しました。 

7年前に作られた映画だそうですが、人気小説作家の西加奈子さんのお人柄が、よく出た先品でした。 楽しませて頂きました。


セブンイレブンもコロナ対応で動きはあるようですが

2020-06-14 05:41:49 | 

私たちの身の回りでは、コンビニエンスストアの存在が欠かせません。 子供の頃にあった駄菓子屋さんの感覚で、コンビニがあるような気が致します。 但し、駄菓子屋さんは、買いやすく値段も安かったような記憶があります。

今ではセブンイレブン、ファミリマート、ローソンなどのコンビニが近くにあり、スーパーで何かを買うと同じぐらいに、手軽に買い物が出来ます。 私は事務所のそばにあるセブンイレブンを利用しますが、お昼ご飯のおにぎりやサンドイッチを、食べます。

値段がちょっと高いのですが、美味しさの追求は商品に現れております。 ミニスーパーでは、そこまでの配慮はないように感じられて、少し足も遠のいてしまいがちです。

私が関係する駅前のセブンイレブンでも、コロナ問題で売り上げは少なくなって来ておりますが、少し離れた駐車スペースが広くある店舗では、何時も車の台数が以前と変わらずあるような雰囲気です。

事業者向けの給付金の申請書が市役所から届きましたが、私の方ではコロナ問題では関係があるものの、給付金の対象になるかも分からず、机の上に書類が放置されたままです。

バスや電車に乗る時には、好きでないマスクをするのが当たり前になって来ております。 出来るだけ窓を開けて乗車する様に心がけてます。 仲間たちとの集まりや市役所関連の集まりも、未だ開かないようにもしております。

全ての生活が、新型コロナウイルスに感染しないように、自ら制する生活が当たり前になって来ております。 未だ仲間たちとのテレワークで何かをおこなう行うような環境設定が出来ておりませんが、いずれ、その内にそのような環境が出来て来るような気が致しますが。


20数年前に行った座禅会が続いていたらと改めて反芻するのですが

2020-06-07 03:53:00 | 座禅

20数年前に大学のクラス会で千葉に住む級友が、今度、多摩センターで静功の会が開かれることになり、参加することになったと云う声かけを、して貰いました。 丁度その頃、胸に違和感を感じていて、気功は体に良いと云う印象を持っていましたので、私も参加するかどうか迷いました。

静功とは動く気功ではなく、静かな気功でただ静かに胡座を組んで座るだけのものと云うことでした。 週1回3時間で入会金1ヶ月分、参加料は月32000円で初回に、入会金も含めて96000を納入すると云うことでした。

必ずしも経済的に豊かでもなかったので、参加するかどうか躊躇しましたが、思い切って参加することにしました。 その時点で本屋さんで「気功入門」と云う本を見つけて読みましたが、長く吐く呼吸が大切だとと云うことだけが、印象に残って参加しました。

子供の頃から気功を行っていたと云う中国からの35歳前後の留学生が、指導者でした。 いわゆる意念派と呼ばれる指導方法で、静かに胸の中心が燃えるようなイメージで念じなさいと話されました。

部屋を真っ暗にして1時間、座布団の上で胡座を組んで念じると云うものでしたが、私は生まれて初めての胡座を組んでの1時間でした。

指導者の話を聞きながらも私自身は独自に、大きく息を吸ってから出来るだけゆっくりと長く息を吐いていました。 ラジオ体操で行っていた深呼吸の要領で、また極真会の創始者である大山倍達の自伝映画「空手バカ一」の中で見た、演武の時に行う呼吸法 ウーとかスーとか云う息音が聴こえるような呼吸を行っていました。

この呼吸法が結果的に、初めての胡座を組んでの体験にも関わらず、開始から45分前後で頭のてっぺんにある百会を活性化させ、電子の輪の帽子を被った状態になったのでした。 体に微妙な変化を起こさせたのでした。

それを機会に、毎晩、隣室で家族がテレビを観ていて、その音が漏れ聴こえる中で、部屋を真っ暗にして1時間、胡座を組みながら、ひたすら長く吐く呼吸を行なっていました。 微妙な体の変化を楽しみながら。

基本的には毎晩、半身浴で入浴した後に、1時間静かに座り続けましたが、疲れている時には無理をせず翌朝に行いました。毎日毎日の繰り返しです。休むこともなく。

するとちょうど1ヶ月半ほどになった時に、自発動と云う気が勝手に動いてしまう現象が現れ、びっくりするものの落ち着いて、自発動の動きを静かに楽しみました。 そのあと直ぐに下腹にあるとされていた臍下丹田が、心臓のように鼓動を始めたのでした。

その後、座禅に関心を持っておられたIさん宅で、何回か座禅会を行いましたが、発展的に私が設計した隙や風のMさん宅で、7、8人の参加を得て座禅会を行いました。 残念ながら近隣の方の違法駐車の通報により、参加者の罰金の支払い行為が生じて、数回の座禅会で終わってしまったのです。

新型コロナウイルスの対応で、静かに自粛生活を送る中で、そんなことをふと思い出したのですが。

また友人宅で行った出前座禅のことも思い出されます。