ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

地方の首長は民間会社の経験者が最適ではないか

2007-01-03 17:11:19 | 社会・経済
 ある地方の市長さんや町村長と係わり合いながら、地域の街起こしをしている級友から、新年早々の電話連絡を受けました。
 ある市では、民間のサファリーパークがあり、年間入場者が40万人いますが、県の運営する(教育委員会管轄)博物館があり、年間12万人の入場者があるといいます。
 博物館には恐竜が展示されていて、近くにある関係でサファリーパーク側が、お互いに動物ということで関連があるので、相互に利用できるよう、また相乗効果で更に入場者を増やすような努力をしませんか、と話し合いの呼びかけをしました。
 お役所体質の教育委員会では、民間会社との話し合いはなじまないと、話し合いを拒否したといいます。 中学生以下は無料ですが、高校生大学生は300円、一般は500円の入場料となっています。 
 有料入場者が半分の6万人として、年間入場料収入は、多くても3000万円ぐらいしかありません。 施設の年間運営経費を考えても、とても足りる額ではありません。
 民間会社であれば、立派な施設を作ったのですから、収入を増やしできればおつりが来るように考えるはずです。 お役人は、予算の中でまかなえればよいということを考えますので、その施設単体では収支は考えません。
 そのようにいつも考えているので、地方都市の中には赤字体質が染み付き、国のお金が地方に十分行き渡るうちはよいのですが、そうはなかなかいかなくなってきています。
 せっかくの施設を、できるだけ入場者を増やし、安定的な運営(経営)をすべきなのですが、簡単に、民間からの申し出でを断ってしまいます。 自治体の業務を全て。民間経営の考え方がよいとは必ずしも言えませんが、とっくの昔に、今までの考え方を変える時期に、来ているのではないでしょうか。
 級友は、熱っぽく私に語るのでした。 私も同感でした。