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職員の着服額は計1570万円 県社会福祉事業団 !

2013-11-27 20:47:42 | 成年後見(人)関係の事件簿
職員の着服額は計1570万円 県社会福祉事業団

 花巻市石鳥谷町の共同生活事業所で8月、20代の非常勤男性職員2人による現金着服が相次ぎ発覚した問題で、運営主体の県社会福祉事業団(藤原健一理事長)は26日、その後の調査で着服額が計約1570万円に上ったことを明らかにした。2人のうち、約1530万円と着服額の大きかった男性は、9月20日付で懲戒解雇。同事業団はこの男性に対し全額返済を求めるとともに、刑事告発を検討している。

 同事業団によると、約1530万円を着服した男性はグループホーム利用者の生活支援などを担当。2008年7月から今年8月にかけ、利用者が勤務先から現金で受けた給料を本人に代わり預金口座に入金する際、一部を入金しないなどして着服を重ねていた。被害は知的障害がある利用者18人に及んだ。

 同事業団は26日付で、男性の当時の上司ら職員13人を減給などの処分にした。藤原理事長は「このような事案が発生しないよう、法令順守と金銭管理体制の改善に努める」とのコメントを出した。
(2013/11/27  岩手日報)

成年後見制度の利用促進を図らないと解決しない!
職員といえども、他人のお金を取扱うこと自体が問題にならないのかな?
施設にだけ許されている行為だとすると・・・家裁でも、成年後見人の負担を軽減するために、部分的に認めています。
どっちが正しいのか、判らなくなります。
不正行為が発生するかも知れない予測で対応するリスク管理が大切になってきます。
表面化しないだけで、問題は潜在的にあるような気がします。
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