夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

研修会のお知らせ!

2009-02-26 11:10:10 | 開業社会福祉士事務所までの軌跡
      
2008年度第2回通常総会(第19回)及び研修会の開催について
1、日時:2009年3月7日(土)13:30~16:30
2、会場:いわて県民情報交流センター アイーナ8F 812号研修室
3、内容
  (1)通常総会
  

  (2)研修会(15:00~16:30)
 <記念講演>
   演題 : 「独立型事務所の可能性と課題」
   
   講師 :  日本社会福祉士会独立型社会福祉士委員会委員
         東京学芸大学准教授  高良 麻子氏

「独立型社会福祉士」の研究者で理論的な礎を作られた先駆者の1人だ。
東京で独立型社会福祉士全国研修会が開催され、3年間ぐらい連続で、講義を受講した。
独立・開業されてからの「経営・運営について」も研究している先生だ。
これは大切なことだ
ややもすると「お金のために!」「金儲け!」・・と思われがちである。
逆に「ビジネスとして成り立つのか?」「相談をビジネス化するのか?」・・福祉・介護の分野ではタブーとされた考え方を打ち破らねばならない。
こうした疑問に明確な答えをくれた先生でもあった。
とても解りやすいお話しをしてくれる。
私が現在も「独立・開業」を継続していられるのも高良先生等との出会いがあったからかも知れない。

近県の方、最寄の方、関心のある方は、是非、参加して頂きたい
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窃盗の疑い、介護福祉士逮捕?

2009-02-26 10:23:59 | 介護保険制度って!なに?
全日本スキー選手権スーパー大回転女子・鳥谷部(岩手大)3位

勤務する老人保健施設(奥州市水沢区)の入所者の預貯金口座から現金数十万円を盗んだとして、水沢署は24日、窃盗の疑いで奥州市在住の介護福祉士H容疑者(25歳)を逮捕した。調べや施設関係者の話によると、H容疑者は昨年11月9日午前10時40分頃、同市江刺区の金融機関のATM(現金自動預払機)で不正に入手した70歳代の女性入所者のキャッシュカードを使い、現金数十万円を引き出し盗んだ疑い。容疑を否認しているという。
施設によると、原則的に入所者の現金やカードなどは施設で管理しているが、女性は預けていなかった。H容疑者は2005年から施設に勤務しており、女性の介護支縁などもしていた。(2009年2月25日 岩手日報)

老人保健施設では、高額な財産、定期預貯金、不動産登記証とか「財産管理」はしていないという所が多い。ただし、小遣い銭や利用料程度(計10万円位?)の少額のものは預かることがあるともいう。実際に、他人のお金を預かるということは、金額の多少に関係なく、財産管理、金銭管理であるのだから、取決め事項や規則等を作成して対応することが求められる。
通常、施設利用・入居の際に、説明をして了解を得て、書証を確保しておくようである。この事案の場合、そうした事実がないということなのだろうか
新聞記事を見る限り、「1円でも他人のお金は大切に管理する」という基本姿勢が見られない。残念だ
キャッシュカードも含めて利用料の支払いは誰がするのか?家族の中で金銭の管理者は誰か?適任者がいなければ法定の代理人を求める等・・・キチンと確認していれば防げた事件でもある。
老人保健施設の場合は、確かな家族や親族が管理するのが普通で、こうした方々がいない場合には、日常生活自立支援事業(市社協)や成年後見人などが選任されなければならない。
「原則的・・・」が、誰のためなのか、施設側の都合によるものか、虚しい気かがする。高齢者の最も身近な位置にいて、支援する職員が軽々に窃盗行為をするなんて許されない。監督責任も問われる。
施設長は医師であり、事務長以下の職員に任せているのが現状である。「老健」は、病院と同様に密室性の高い介護現場であると言われる。「特養化」している現状も見られる。それなりに「財産管理」も必要であろう。
この事件を機に、老健や事業所だけの取り組みに任せず、行政も積極的な助言、支援をして再発防止、不正防止のための対策を講じていただきたい。


































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