「盛岡の滝村君、行方不明から2年 両親が会見」
2007年2月5日から行方不明となっている盛岡市中太田の滝村隆規君=当時(7)=の両親と、通っていた県立みたけ養護学校の小林一(はしめ)学校長は4日、県庁で初めて会見を開いた。同市の館坂橋付近で行方が分からなくなって5日で丸2年。「1日も早く帰ってきてほしい」と隆規君への思いを話した。
母規枝代さん(43)は、隆規君の髪の毛で作った誕生筆を手に「隆規が頭から離れたことはない。隆規がいたころは笑いが絶えなかっただけに今は非常につらい。どこかで必ず生きていると信じているし、1日も早く無事に帰ってきてほしい」と涙ながらに話した。
この2年間、食事の際は必ず隆規君の分も好物などを添えて用意し、みんなで一緒に食べるようにしているという。
父隆浩さん(46)は「これまで有力な情報は得られていないが、今後も皆さまの協力を頂きたい」と訴えた。
隆規君が行方不明になったのは、07年2月5日の昼ごろ。利用していた施設職員やほかの利用者ら計4人と遊んでいた時、数分の間にいなくなった。盛岡西署や同校などは5日、JR盛岡駅前など盛岡市内5カ所で、情報提供を求める活動を行う。(2009/02/05 岩手日報)
隆規君が行方不明になって2年が経過し、全く手掛かりがない状況である。
いったいどうしたのか?何があったのか?悲しい、無念極まりない事件である。
ささいな事でも、わずかな情報でもほしいものである。ご両親の訴えに心が痛む。
何も行動できなくて虚しさを感じるが、様々な情報ネッワークなど利用し、継続して隆規君の行方を捜すような努力が必要である。