Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

「ジャイアントキリング」ではない

2011-05-28 11:47:46 | トリニータ
下位のクラブが首位のクラブを叩くことを「ジャイアントキリング」なんて言う風潮がありますが。大分にとって千葉は決してジャイアントではない。

9年間も連れ添った「おともだち」である。

それはどのJクラブよりも長いお付き合いである。

2003年の大分のJ1昇格により始まった関係。

2003年。大分の降格危機。最終節までもつれるも、コバちゃんの神通力やエジ最初の降臨などで何とか残留。

2005年。大分2度目の降格危機。アノ人を監督に据えちゃったもんで夏までは降格まっしぐらも、シャムスカとエジ2度目の降臨で最後にはその年のJ最強クラブに。

2007年。大分、千葉ともに降格危機も、千葉は夏が終わるころくらいには脱出。大分も苦しむが、エジ3度目の降臨をはじめ補強で何とか生き残る。

2008年。千葉降格危機。主力の大量流出でミラー監督就任まで勝てず、苦しむも奇跡の最終節逆転勝利で残留。

2009年。今までの奮闘が何だったのかと思えるくらいに両クラブともあっさり降格。

2010年。お互いに1年でJ1復帰を掲げるも仲良くJ2残留。

こうしてみると、お互いを引き裂く壁がこんなにもたくさんありながらもずっと乗り越えてきた関係。

そう、だから千葉は「ジャイアント」ではなく「おともだち」なんである。来年も「おともだち」でいてもらうには何としてでもJ2に残留してもらわなければならないのである。

だから明日は勝つ!!

この素敵なおともだち関係を今後何十年、何百年と続けていくために明日は勝つ!!

まぁ、でもオーロイは文字通り「giant」。この「giant」だけは「killing」しとかないとね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする