Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ホームの観客動員が減り続ける理由(4節東京V戦)

2018-03-17 17:44:42 | マッチレポート18’
悪くはなかったけど、この試合が勝ち点1で終わってしまうところにホームの観客動員が減り続ける理由が凝縮されているように思う。土曜日の14時KOで62百人はちょっとヤバい。


システムのかみ合わせというよりも単純にヴェルディの選手が億病だった前半は圧倒した。ただこういう展開をユルく受け止め試合を決めに行かずに後半グダグダの展開に持ち込まれるというのは去年イヤというほど見せられたわけだけど、今日はロティーナ監督が施してくる戦術変更にも何とか対応し、試合は終盤まで見応えのある内容だった。ただ勝ってない。そりゃ観客動員が減って当然。個人的にはなぜこんなにホームで勝てないかについての分析がオフシーズンの間になされるかと思っていたけど、分析はもちろんのこと明確な手を打ってるようにも見えないので、残念の一言。そろそろ本気でこの部分を改善しないと、片野坂さんの決定的な評価につながりかねないと思ってる。


ダブルボランチを中心に「攻→守」の切り替えは抜群に良くて、相手陣内ですぐに奪い返すシーンも何度もあった。前半のリズムが良かったのはこの部分の影響が大きいと思ってて、基本的に攻撃が続くという試合展開に持ち込めた。一方で「守→攻」の切り替えの部分で前3枚の反応が異常に悪く全く速い攻撃に持ち込めず、押し込んだ割には得点のニオイはしなかった。藤本・ごっちゃん・コテのユニットだと揃いも揃って速い攻撃に転じようという意識がなく、アレではダメ。遅攻だけで攻めきれる技量があるならいいが、そうじゃないわけで、即時奪還で奪い返したボールが前3枚に入って一呼吸置かれる度に今日はイライラした。3人とも何をしたいのかの意図が全く伝わってこなかった。伊佐はもちろんのこと、今日は途中投入から積極的にシュートを放っていった清本あたりもスタメンで見てみたい。


今日はヴェルディのインサイドハーフの2人のポジショニングが良くなかったので、左右CB→左右WB→ボランチのパスコースが通りまくって、ヴェルディの第一波、第二波くらいまでを何度も突破出来た。ただし今のノリにノってる水戸のプレッシングには虐殺されるイメージしかわかない。中途半端にだけはいかないこと。4試合で勝ち点5は及第点にはもちろん届いていない。前向きになれる要素はほとんどないよ。
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