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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

We are on the Mr Sorimachi's hand!!(12節松本戦)

2014-05-06 16:07:11 | マッチレポート14’
試合が終わってから前節の試合後の反町監督のコメントを読むと乾いた笑いしか出てこない。ハハハ。。

試合が終わった直後はせっかく前節いい試合をしたのに続かないなと思ったんだけど、冷静に考えると完敗なわけで続きようがなかったってそれだけのことだ。まだ3分の1も終わってないし、しっかりと目指すべき順位を見つめ直して、次節からもう一度やり直すだけだ。

反町監督の采配を見てて、適切な評価をするということが監督にとってとても大事だということを思い知らされる。前節の試合後のコメントをかいつまむと、

・我々が力を発揮するのは4連戦の最後の試合。

・残り15分で差が出るから、そこで我々の強みをみせなければならない。

で、今日の得点が後半37分と40分。もう感服せざるを得ない。今日だけを見ればハッキリ言って大したサッカーをやってないけど、勝ち点を取るために自分たちと相手を適切に評価して、試合でそれをその通りに実行されると、悔しさを通り越して納得感すらあるよ、やられたのが贔屓のチームだとしても。連戦は結果が全て。それを松本はやり切った。秋の平時に対戦する時に反町監督がどう手を打ってくるのか、今から楽しみ。対戦は36節。出来れば昇格を争ってるようなシチュエーションで迎えたいもんだ。


相手を褒めるだけで終わりたいところだけど、我が軍の不甲斐なさにも触れないわけにもいかない。セットプレーという相手のストロングポイントに屈したことはそれほど問題ではないと思うけども、たったの1失点をしただけで、残り10分以上もあったにも関わらず、簡単に切らすメンタリティはどうしようもない。特定のクラブを応援してて、最も見たくないシーンと言っても過言ではないのが「切れたチーム」だよ。あそこで怒鳴り散らせる選手やキャプテンがいないことなんてのは今に始まったことじゃないけど、決して諦める試合ではなかったはず。塩沢のヘディングが武田の足に当たったのは偶然だろうし、武田が相手選手と接触したのはどう考えてもPK→レッドカードが妥当だったと思うから、反町監督が狙った残り15分で4失点だよ。どう考えても切れ過ぎ。完全に予測だけど、ピッチ上にそういう選手が出てこないのって、田坂さんが独裁過ぎるというか、干渉し過ぎるというか、そんな気がする。サッカーの部分についてはまた平時に戻った時に冷静に見直さないといけないと思うけど、メンタルの部分は何とかなるもんなのかどうかは分からんけど、何とかしないと終盤の痺れる時期にこの『メンタル弱過ぎ集団』じゃ到底勝ち切れんだろ。(そもそも昇格に絡めるかどうかも分かんないけど)

タメにはあえて個別に苦言を呈したい。みんなが苦しい中でしっかりと1週間の休みをもらって臨んだホームゲームでのパフォーマンスがこれでは話にならない。後半頭のシュート以外は完全に試合から消え続けた。消えただけならまだしも、あまりにも軽いボールロストも多いし、周囲を助けるどころか、迷惑かけっぱなし。普通に考えれば、次のチャンスはしばらくないだろうから、しっかりと準備して次のチャンスに備えてほしい。

期待してるからこそあえて言いたい。

『おい、何やってんだよ、タメ!!』


GWの連戦は4連戦と言われてるけど、今日は火曜日で日曜日までは中4日。アウェイであることを考えれば、個人的には次の磐田戦までが連戦だと思う。万全のコンディションで試合に臨むことが期待出来ない上に相手は磐田。半年前に完敗を喫していて、さらにここ最近は調子も上向き。簡単に勝てる相手ではないことは明白で、反町監督に教えてもらった「適切に評価すること」を活かすのなら、泥臭く勝ち点1を狙いにいくのも悪くはないと思うが、果たして我が軍の指揮官は今の状況をどう「評価」するだろうか。
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采配で掴んだ大きな1勝(11節福岡戦)

2014-05-04 00:10:03 | マッチレポート14’
今日はまずスタメンを見た時に「おっ」と思った。Jリーグには年に何回か連戦があって、GWの連戦はその中でも特にキツい。この時期は気温も徐々に上がりつつあるし、2試合目以降にいい内容のサッカーをしようというのはそもそも無理があると常々思ってる。だから連戦の時は普段にも増して「結果>内容」だと思ってるし、どんな手を使ってでも結果を勝ち取るようなサッカーをしてほしいと思っている。「どんな手」の最たる手段がローテーション。そしてその考えと全く合わない采配をするのが、他でもない田坂監督だった。そんな田坂監督がまあまあ内容の良かった前節から4人もスタメンをいじってきた。特に長崎に連れても行かなかった阪田さんの復帰、前節一番躍動してたタメをベンチに下げたこと、そして何よりも今スタメンの中でも最も外せない伊藤でさえもベンチに下げたことで、これは明らかにローテーションさせてきたと確信して、期待せざるを得なかった。メンバーを固定することの意味やメリットも十分に理解出来るけども、個人的な考えでは、連戦こそフレッシュな選手にチャレンジさせることでチーム全体の底上げが図れると思ってる。レギュラーが一人もケガや出場停止なしで1シーズンを過ごすのなんて絶対に無理なんだし。結果的に前半はチグハグで失点もしてしまったけど、ハーフタイムを迎えた時点で悲観的な感じはほとんど受けなかったし、選手交代でさらにフレッシュな選手を投入することで完全に試合の主導権をモノにして、うちでは滅多にお目にかかることの出来ない逆転勝利を掴み取った。今日は監督の采配で勝ち切った試合という評価でいいと思う。


今日ほど現地にいられなかったことが悔しかった試合もそうそうないし、宏矢のゴールが決まった瞬間にその向こう側で弾ける青い塊が心底うらやましかった。でも本当にナイスゲーム。ファンタスティックでラブリーでマーベラスでファビュラスかつブリリアントなゲームだった。


今日の試合の流れを変えたのは間違いなく後藤。先制点のきっかけとなるFKを奪った仕掛け。決勝ゴール前のライン裏への飛び出しと、閉塞感のあった試合に思いっきり風穴を開けた。ヤスのパスから放った左足シュート、左からスライドしながら放った右足シュートとFWなら決めなきゃいけないシーンがあったことも事実だけど、今日は途中投入された前線の選手が何をすべきかを体現し続けた。次節のスタメンはこれで確定なんじゃなかろうか。「オレがこのチームの9番なんだ」ってくらいにエゴイスティックでいいんだぞ。昌也も宏矢も無視してシュートを選択した判断をオレは100%支持する。

そして宏矢は初ゴールおめでとう!ここ数年の大分トリニータの中でもベスト3に入るくらいの美しいボレーだった。後藤のクロスが上がった瞬間にちょっと後ろ過ぎかなとも思ったけど、あれをフかさずに叩いた技術力は確かなものがある。ここ数試合いいなというパフォーマンスを続けてるところにこうやって結果が付いてくると本人もノっていけるだろうし、ここからの量産に期待。

それにしても宏矢の後ろからのアングルでボールが天井のネットを揺らした瞬間にゴール裏が弾けるシーンは何度も観てもいい。今日は俯瞰のアングルでもゴール裏の端っこが映ってたんだけど、後藤の惜しいシュートにその端っこの人たちが素晴らしいリアクションしてて、それもめっちゃ良かった。チャンスになりかけて腰を浮かして、シュートが外れた瞬間にのけぞるみたいな、それも全員同じタイミングで。自軍の攻勢と一体化するスタンドの雰囲気はやっぱ最高ね。返す返すも今日は福岡に行きたかった。でも長崎をチョイスしたことにも後悔はしていない。


素晴らしい結果を掴むことが出来たけど、もう中2日で次の試合がやってくる。次は松本。去年はPOまであとちょっとのところまで上りつめ、現在も堂々の3位。もうJ2では立派な強豪と言っていいと思う。ただ今日の試合後サクっと2時間ほどで自宅まで帰れてホームゲームを待つうちと、GWの連戦の真っただ中に松本から遠い遠い大分まで来て、アウェイゲームを戦う松本とではコンディショニングに大きな差があると思う。先月の札幌とのホームゲームの時にもアウェイチームの精彩のなさを見たばかりなので、そこはアドバンテージが期待出来る。さらに今日の試合で、タメや伊藤を温存出来たことも大きい。出た選手ががんばる、そして次の試合ではやるべき人がやる。これがローテーションの最大のメリットだと思う。ここで松本を叩ければ団子の頂点も見えてくる。

泥っ泥でも、バッタバタでも、息も絶え絶えでも、何でもいいからとにかく結果掴もう。ポゼッションもハイラインも磐田戦まではひとまず置いといて、結果最優先のサッカーを。
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悪くはないんだけど、良いとも言えないスコアレスドロー(10節長崎戦)

2014-04-30 02:20:16 | マッチレポート14’

「かもめ」に乗って、


「ジョナサン」を見てきました。(ちょっと嘘)


結論から言うと、今季一番面白い試合だった。連戦なので、もっと重たくて我慢を強いられるような展開、もしくはズッタズタにされるイメージまで持ってたので、そういう意味ではよく走れてたし、内容も五分だったんじゃないかな。それにしてもヤスは本当によく走る。試合終盤にあそこまで走ってくれると、もうクロスの精度云々なんて言えなくなってくる。ちなみにアディショナルタイムにヤスが猛然と上がってきて入れたクロスは絶対に2番のハンド。体から腕も離れてたし、ああいうの見逃されるとつらい。ああいうプレーでレフリーにプレッシャーをかけられるスタンドでありたいと思う。

ものすごく粗く長崎を分析すると、4バックの相手に対しては片方のサイドで攻撃を組み立てて、ミスマッチを突くべく最後は大外にドーンと振って勝負。こんな感じ。去年のイメージもそうだったし、今日も多くの攻撃がそうだった。特に前半は守備時に大分のSBが絞り過ぎなのか、絞らせられてるのか、必ず大外に一枚余ってて嫌だなと感じてた。後半になってもその傾向は変わらなかったものの、ドーンと振られても何とかSBが戻って対応をしてた。あれがスパーンと通るサイドチェンジというか、鋭いクロスだったら簡単にやられてたんじゃないかと思うけど、長崎にそんな選手がいれば去年のうちに昇格してるって話だな。去年、他人事として見てた長崎はもっと勢いがあるイメージだったけど、今日初めて手合わせをしてみてそこまでの印象は抱かなかった。つい最近湘南とやったばかりというのもあると思うけど、あそこまでラッシュをかけてくるわけでもないし。ただ山田のドリブルは恐かったね。

久しぶりの出場かつやっとトップでの先発となった輝希。1トップだし周りを使い使われしてナンボだと思うけど、今日は松本怜が精彩を欠いてた影響もあって大きなインパクトは残せなかった。ジョンハンが戻ってこれるなら当然代わられてしまうような出来だったと思う。開幕当初もそうだったけど、悪くはないんだよ。可能性も感じるし、やりそうな雰囲気もあるんだけど、もどかしいくらいにあとちょっと何かが足りない印象。どんな形でもいいからゴールが獲れれば激変しそうな気もするから、そこに期待したい。

あと今日はタメが良かったね。去年一人で奮闘してた頃のようになってきた。あとはシュートだ。枠に飛ばしてナンボ。一方で気になったのは、武田のキックの精度。ゴールキックは基本的に輝希に合わせるってことになってたと思うんだけど、これがブレブレで全然合わない。ライン際を狙うキックはほとんどなかったから、直接ラインを割ってしまうタンタンっぽいのはなかったけど、今日のような精度だとタンタンとさほど変わりないように思えてしまう。開幕戦の時に非常に不安定だったのは、風の影響もあるかなと思ってたんだけど、今日ゴール裏から見ててこれはちょっと怪しいかもと思ってしまった。

相手によってやってるサッカーが違うように見えるのは、まだ目指してる姿に対しての完成度が低いからということなんだろうか。ただスタジアムでは分からなかったけど、両監督の試合後のコメントを読むと、双方警戒し合っての結果ということなのかもしれない。プレッシングを避けてロングボールが多くなることを決して否定的に捉える必要はないと思うけど、もっとトップと2列目が連携して裏を狙えないかなとは思う。今日も輝希がハイボールを競って、結局セカンドボールが拾えないというシーンが多かった。せっかく松本怜を起用してるわけだし、トップがボールを受けようと引いてきて、そのスペースに2列目を走り込ませて、そこに長いボールが入ってくれば、そこそこアバウトでも守る方は嫌だと思うんだよね。GK→CB→SB→SHっていう流れでパスが回る(回させられる)時はほぼ100%で相手の狙い通りにロストしてるように思う。工夫が欲しい。


試合としては戦ってたし、面白かったんだけど、昇格を目指すならこういう試合を獲っていかないと、この団子状態から抜け出すことは出来ない。連戦もまだ3つも残ってるので苦しいけど、結果へのもう少しのこだわりで勝ち点の積み上げを。アウェイだけど福岡には絶対に勝たねば。



長崎がクラブ史上初というコレオに挑戦。やる前からボード見せちゃってる人が大量発生してて、「初めて感」が満載だったけど、仕上がりはキレイなものに。人の心配してる場合じゃないけど、大分からあれだけの人数が来てGWで6千人はかなり苦労してると思われる。あれだけ勝てて新鮮さもまだあるはずなのに人が集まらないのはちょっと不思議。








こういう旧交を温めるシーンは本当に好き。つうかガミさんは相変わらず男前。この前のFKすごかったね。


試合後は時間があったので、長崎市内の観光を少しばかり。


大浦天主堂。


大浦天主堂から望む稲佐山。


出島。

10年前のまだ大分に住んでた頃に長崎に一度行ったことがあって、雲仙とか島原はよく覚えてるんだけど、なぜか長崎市内のことをほとんど覚えてなかった。長崎は県全体で面白そうなところが一杯あって、来季も同じカテゴリーなら、前泊か後泊でじっくりと回ってみたいなと思った。

朝5時に出発して、たったの2時間の試合を観てくるだけのはずなのに、帰宅は日付が変わってから。都合19時間も動き回ってたので、もうまぶたが限界。GWでも明日は普通にお仕事です。お休みなさい。
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素晴らしかったけど、それはずっと前から知ってた(9節富山戦)

2014-04-26 22:42:52 | マッチレポート14’
ジョンハンは先制ゴールを決める前に既にケガしてたように思う。前半5分くらいの内田との接触の時に既に痛がってたし、後藤が早々にアップを始めてたことも併せて考えると、2つのゴールはいずれも痛めていた状態で決めたんじゃないかな。ジョンハンのゴールハンターとしての能力が素晴らしいのか、痛かったから無駄な力が抜けたと考えるか。いずれにしてもどちらも素晴らしいゴールで、改めてジョンハンのFWとしての魅力を垣間見たように思う。

ジョンハンFWスタメンを見た時に楽しみだという思いと同時に「遅えーよ」とも思ったし、こうやって結果が出て「ほれ見たことか」というのが素直な思い。オレだけじゃなく少なく見積もっても2千人くらいの大分サポーターはそう思ってたんじゃない。ジョンハンのエネルギッシュなプレーぶりを見れば、SBで使いたくなる気持ちもよく分かるけど、今は右に岩武、左にヤスがいるわけで、そこまでジョンハンをSBでこだわる理由が分からなかった。それも今年だけじゃなくて、もう何年もだからね。

せっかく勝ったわけだから監督の愚痴よりも、ジョンハンへの賛辞を優先しよう。先制点のシーンで、ボールが入ってくる時に全体が前に向かうところ、折り返しのボールを予測して一人だけスッとポジションを下げる嗅覚がFWらしい。2点目のシーンも、前に何人のFWがいようが最優先の選択肢がシュートという姿勢がいい。要するにFWで使えばいいって話。簡単な話。ケガは本当に残念。冒頭のオレの想像が正しければ、ケガした後も20分近くはプレーしたってことだから軽症だと思いたい。いつもの驚異的な回復力で1休くらいで、福岡戦、松本戦あたりに戻ってきてほしい。

ジョンハンはずっと前から知ってたけど、今日初めて宏矢の良さが分かった。今までも比較的多めにチャンスをもらってたし、田坂さんから評価されてんだろうなと思ってたけど、いまいち何がストロングポイントなのか分かりにくい選手だった。今日良かったと思ったのは、前向きに(精神論ではなく体の向きが)仕事をしてる時の恐さ。前にも書いたけど、リターンをもらう準備動作だったり、こぼれ球をかっさらう姿勢だったりがとても良かった。CKの流れからの決定機を決めといて気分的にもノっていきたかった。適性ポジションはFWなのか、2列目なのか、サイドなのかはまだよく分からず。


今日一つ気になったこと。試合前に焼肉屋さんが、今日のピッチは水分をあまり含んでいないみたいなことを言ってて、確かに札幌戦の時と比べるとボールタッチに苦慮してるシーンが多かったように思う。今の大分のスタイルからすれば、少し多めに水をまいた方がボールがよく走ってサッカーしやすいと思うんだが、その辺ってホームチームの好きなように出来るわけじゃないかのかな。試合後に伊藤もつぶやいてたけど、今の良好なピッチ状態とホームゲームの高い勝率は無関係ではないと思うから、好きに出来るならもっと水まけばいいのにと思った。

焼肉屋つながりでもう一点。今日の焼肉屋さんの解説を聞いててちょっと意外だったのは、ヤスの評価が高いこと。焼肉屋さんは自らのプレースタイルもそうだったけど、テクニシャンタイプのボールタッチが柔らかく、豊かな発想を具現化出来るプレーヤーばかりを評価する傾向があると思ってたんだけど、今日の話だとヤスの身体能力だったり継続的なスプリントを評価してて、ちょっと驚きだった。


結果は3-0だったけど、内容が伴ってたとは自信を持って言えないし、終盤にビッグチャンスを立て続けに作られてたところを見ると、ここ最近終盤に得点を量産してる長崎に軽くひねられるイメージしかわいてこない。今日はいつもより交代も早く、特に伊藤を早々に下げたのは連戦を見据えての戦略だと思われる。気温も上がってきたうえに中2日。そしてその後も連戦が続くことを考えると、個人的にはある程度のローテーションを組みながら、臨んでほしいといつも思うんだけど、これがまたあの人はそういうことしないんだよね。前は選択肢も多いし、やりようはあると思うけど、例えば思い切って末吉を長崎戦休ませて、今の状況を忸怩たる思いで受け入れてるであろう木村にチャンスを与えてみるとか。で、末吉には古巣戦で大暴れしてもらうと。岩武もそろそろプロの連戦に疲弊してきてるだろうし、1試合くらい休ませてもいいと思う。全くメンバーをいじらずに躍動感のない重たい試合は観たくない。連戦こそ、燻ってる選手にチャンスを!(まあ、本気では期待してないけど)


ここからは2位長崎(中2日)、5位福岡(中3日)、4位松本(中2日)、3位磐田(中4日)と今季を占うと言っても過言ではない4連戦。今は団子状態のお尻あたりにひっついてる感じだけど、ここで半分を超える勝ち点が獲れれば、PO圏にも突入出来そう。ただし逆にここでまとめて勝ち点を落とせば、団子状態からも脱落する。「目の前の試合に集中!」みたいな精神論も大事だけど、ここは4戦1セットで勝ち点を稼ぐ戦略も必要かと思う。

全然関係ないけど、アウェイ湘南戦が2年連続で4月20日だったけど、アウェイ福岡戦も2季連続で5月3日だよね。あー、大一番だし福岡戦行きたかった。
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スカウティングした?(8節湘南戦)

2014-04-20 22:16:13 | マッチレポート14’
試合前から明らかに力とか完成度で見劣りのするチームが何の策もなく(いや、あったのかもしれないけど、そうは感じなかった)試合に臨めばこうなるという当たり前の結果を、わざわざあんな見にくいスタジアムまで2600円も出して観に行ったというそれだけの試合。今までの7試合でも怪しかったパス回しやポゼッションがぶっちぎりで連勝を続けるチームに通用するとでも思ってたのかね。真面目にスカウティングした?過剰評価もいいとこ。よく4失点で収まったよ。

まあでも想定通りの結果だから悔しいという感情すら沸き上がってこないし、とっとと忘れるに限る。大事なのは次。もはや人心掌握くらいしかこの監督に期待出来るところはないわけだけど、この惨敗の後に選手たちからリバウンドメンタリティーを引き出せないようなら、ホントにもう今すぐにでも辞めてほしい。

今日チョウ監督と手合わせをして田坂監督が極めて普通の監督だということがもう分かったでしょうよ。降格したにも関わらず、4年も続けさせる監督じゃないことは普通に考えれば分かってたはずだよ。一緒に昇格して、一緒に降格して、モリシやグギョンといった主力を抜かれて、目立った補強は出来ずに迎えた新シーズン。この2人の監督のどこに差があるかってことをフロントはよく考えてよ。田坂監督は普通の監督。異例の続投をさせるほどの人材じゃない。


我が軍の不甲斐なさを差し引いたとしても、湘南の強さは際立ってる。夏場に失速しそうとか、J1ではまたはね返されそうとかも思うけど、それでもこの結果に文句は付けられない。あれだけ次々とボール奪取出来れば、応援してる方は痛快だよね。ファールギリギリに体を当てて相手のバランスを崩してからボールを狙いにいくディフェンスだったり、奪えなくてもちょっとでもいいからボールに触れて相手のドリブルのリズムを乱すとか、攻撃でも守備でも決して一人で行かせない(だからセカンドボールが圧倒的に拾える)とか、採用してる戦術に違いがあってもサッカーの基礎の部分で大いに学ぶところがあると感じた試合だった。気温が上がってくれば、今日のようなクオリティーは継続出来ないだろうけど、それまでにもうセーフティーリードと言えるだけの勝ち点差は稼いじゃいそうな勢いが今の湘南にはある。


湘南惨敗→富山はホームとアウェイの違いこそあれ、今節までの千葉と同じ流れ。大敗の後に今季未勝利のチームにも勝てなかった千葉が今どんなチーム状態かは知らないけど、昇格を目指すチームならこの結果をもってフロントが動いても何ら不思議はない。繰り返すけど大事なのは次。選手たちがこの敗戦をどう受け止めたかの回答を見せてもらえるのが次節だと思ってる。じっくり見させてもらう。

それにしてもこの結果で自動昇格圏までまだたったの2ゲーム差、PO圏までたったの1ゲームだもんな。予想はしてたけど、それ以上に混戦だよね、今年のJ2は。




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まだ満額回答はいただいていない(7節札幌戦)

2014-04-14 01:19:54 | マッチレポート14’
選手の試合後のコメントを読んでると、田坂さんが今日の試合で一番こだわった部分は「心」の部分だったようだ。特に前半は球際に厳しく、よく走って、今まで足りないと思ってた「覇気」の部分が十分に伝わってくる内容だった。ただし後半は札幌の巻き返しと前半がんばった分のツケがきたんだろうけど、なかなかペースを奪い返せなかった。松本怜の交代は復帰直後なので例外とすると、その後全体的にバテてるのがスタンドからも手に取るように分かったのに、田坂さんはなかなか動かなかった。ペースは奪い返せないものの、DF自体がヨロヨロしてたわけじゃないから動きにくかったこともあると思うけど、何となくその「心」の部分を田坂さんは試してたんじゃないかなと思った。





ケガから復帰してきた松本怜をいきなりスタメンで起用した田坂さん。今までにも前節までベンチ入りすらしてなかった選手をいきなりスタメンに抜擢したりすることがよくあったから、田坂さんらしいなと思いつつも、この起用に対して試合前まではあまり前向きには受け取ってなかった。でもいざ始まってみると、ジョンハンと松本怜の左サイドのユニットはとても面白かった。2人とも将棋の駒に例えるなら「香車」のような選手だけど、この2つの直線的な駒を同じレーンに並べることで見事に相手の右サイドを押し込み続けた。今季のここまでの大分はパスの本数は多いものの、ほとんどが足元のパスばかりで、ポゼッションして進んでいくことが相手にとってあまり脅威になっていなかった。それが今日は特に左サイドで、スペースにボールを出したり、縦に仕掛けたりとポゼッションだけじゃない攻撃を見せられた。それがバイタルがぽっかりと空いた末吉の先制ゴールに繋がったとも言える(前田さんがチェックをサボってたという見方もある)。


ただ、今日の勝利で今までのモヤモヤに対しての満額回答をいただいたとは思ってない。先制ゴールが早い時間帯だったこともあるし、今日の最終目標は2点目を獲って札幌にとどめを刺すことだったわけで、その点は結局クリアすることが出来なかった。良好なピッチコンディションに適度な水分でパスが回りやすい状況だったことや、長距離移動の影響か特に前半は札幌の動きに精彩がなかったことや、色々考えるとやはり1-0の勝利で満足してはいけないと思う。次節の対戦相手の湘南が千葉を6ゴールで葬り去ったことを見るまでもなく、今のまま敵地に乗り込めば再起不能レベルまで叩きのめされることは容易に想像出来る。「心・技・体」の「技」ばかりが先行してた今季のチームに「心」が付いてくる兆しが見えた今日の試合。後半にバテた「体」の部分は湘南が最も得意としてるところ。この1週間の準備に期待して、そしてその湘南戦で満額回答をいただきたい。





左足で持った時の何をしてくるか分からない恐怖感も、右足のシュートを空振りした時の何とも言えない安堵感も、新加入の都倉とまだ全然うまくいってない簡単には心開かねえぞ的な感じも、全部ひっくるめて前田さんは前田さんのままだなと。大分戦以外だったら、どんだけでも輝いてほしいと思えるやっぱり愛すべき選手だなと改めて思った前田さんとの再会だった。






個人的には525日ぶりの大銀ドームでの勝利。525日前はしゃべることも十分じゃなかったうちの子も2日前から幼稚園に通うようになった。525日間とはそんな期間。今までの分を取り返すくらいにここからじゃんじゃん勝ってください。
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真価を問われる一戦で完敗(6節京都戦)

2014-04-05 19:31:11 | マッチレポート14’
薄々感じてはいたけど、ものすごく弱いかもね。ゴールに迫れることと、ゴールすることは似てるようで決定的な違いがある。完敗以外の表現が見つからない。

単純にダメだなぁと感じることを思いつくままに列挙。

・CK時のゴールの無臭っぷりはあまりにも強力すぎて、もはやエステーにその特許を買い取ってもらうべき。6試合で計48本のCKがありながら、惜しいというシーンもほとんどない。中の人にももちろん問題はあるだろうけど、伊藤が蹴るボールに単純にスピードがないと思う。だから事故くらいなら起こるかもという期待感もない。1試合平均8本と多くのCKを獲得出来てるのは、ゴールに迫れてる証拠だと思うけど、そのご褒美としてもらえてるCKがアレじゃ、守る方もかなり楽だろうなと思う。キッカーを変えるのか、キックの質を変えるのか、身長の高い選手をたくさん入れるのか、解決方法は何でもいいので、もう少し香り立つようなCKにしてほしい。

・今季の大分によく見られるバイタル横あたりで3人くらいで短いパスを繋ぎ続けて結局何も出来ないでロストするケース。京都の2点目の前の石櫃の突破も同じような状況だったにも関わらず、なぜ京都だけは少ないチャンスが決定的なシーンに結びつくのか。個人的に一番に感じるのは、大分の選手たちのゴールへ向かう姿勢が希薄だということ。繋ぐことやボールを回すことが目的になっているように感じられて、相手にとって最も嫌なゴールへ向かうということがない。だからダラダラと長いことパスを回して、「結局今の攻撃は何がしたかったの?」で終わることが多い。キジに最も期待感が持てるのは一にも二にもこの点に尽きる。そもそも田坂さんがどういうサッカーをやりたいのか不明なところが問題の出発点。

・個人的にいい選手だと判断する基準の一つに、パスを出した後やミスをした後にすぐに動き直せる選手というのがある。パスを出した後にすぐに動き出してリターンをもらう、仕掛けてミスをしたけど、そのまま足を止めずにボールを奪い返しに行く、そんな選手。今の大分のサッカーにスピーディーな展開を期待するのが無理なのは十分によく分かるが、今季の選手は動きがとにかくとてもスローリーに感じる。例えば今日だけでもオフサイドの位置に残ったままだったので、ボールが来たけどプレーに関与出来なかったシーンを2回(伊藤、高松)見た。細かく見ればやむなしだったのかもしれないけど、クイックに最終ラインまで戻ってきてれば、プレーに関与出来たかもしれない。これも上と同じだけど、落ち着いてボールを保持することが主目的になってしまっているが故に起きてる弊害なんじゃないかな。そして何よりも勝てない中で動きが機敏だと感じられないと、見ている側のストレスが倍増するという現象が不可避。


序盤の5試合の出来が何とも言えなかっただけに、真価が問われると見られた京都、札幌、湘南の3連戦。例えここを3連敗したとしてもPO進出を目標とするならば、まだまだ諦める数字じゃないけど、その時は監督は解任してほしい。クラブが頭を下げて続投させた経緯を考えれば、解任は絶対にないんだろうけど、去年ホームで1度も勝てなかった監督が今季の序盤これだけの成績しか残せないのは、解任するのに十分過ぎるくらいの材料が揃ったと言っても過言ではない。クラブが弱くてどっかりとJ2に腰をおろしてしまっても、それはそれで楽しみ方があるから全く構わないんだけど、今のままなら年末にボロボロと若手の有望株がクラブを離れていくイメージしか持てない。それは耐えがたい。


同じ状況だったにも関わらず、どうして湘南とここまで差がついたのか。再来週の湘南戦で現実を見せつけられそうなのが、恐怖ではなく淡い期待になりつつある感情をどう説明すればいいのか分からない。田坂さん、もう一回言っとくよ、「勝ってこそスタイル」だから。まだこの時点で試合後のコメント出てないけど、これだけの完敗で「目指すべきところは出せている」とか要らないから。
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勝負はこれから(5節岡山戦)

2014-03-30 21:10:15 | マッチレポート14’
今日は所用があったためリアルタイムで観られず、結果を知った上で録画を観たけど、それでも純粋に面白いと思えた試合だった。今季一番の試合だったんじゃないだろうか。

オレのヤス復帰、岩武くんデビュー、キジ先発、後藤を2トップで起用と個人的には大好物な布陣で臨んだ試合。ボールを繋ぐことに終始し過ぎてなくて良かったんじゃないだろうか。色んなことが出来るメンバーだと思うし、繋げるし、飛ばせるし、裏にも飛び出せる。そんなバランスのとれたサッカーが一番いいと思う。

まずは岩武くん、いきなり右SB先発でデビュー。毎回言ってるけど、ジョンハンはがんばってるし、与えられた仕事に必死に食らいついてると思う。だけどやっぱり彼の適性ポジションはSBじゃない。そういう意味で本職SBの選手たちがんばれって思ってたんだけど、まさかいきなり2種登録の岩武くんがその座を奪い取るとは驚きだった。去年の8月にプリンスリーグで見た時に確かにいい選手だと思ったけど、あれからわずか半年とちょっとでプロデビューを飾るとは、あの時は思ってもいなかった。改めてユースの充実こそ最強の補強だと感じたし、どんなにお金がなくても、そこへの投資だけは続けてほしいと思う。

そして待ちに待ったキジの先発起用。完全なサイドハーフでの起用だっただけに100%キジのいいところが出たとは思わないけど、もらったら高確率で勝負をしかける姿勢は変わらず。今日もCK獲得に貢献してた。90分もつ選手でないことは十分に分かってるけど、前目の選手は充実してるから、最初から60分一本勝負で走りまくって、仕掛けまくってほしい。もしくはラスト20分くらいのジョーカー起用でもいい。田坂さんは点を獲りにいきたい時でも交代のFWに5分くらいしか時間を与えないから、それだとさすがに結果を残すのは難しい。キジは練習からもっとアピールして、田坂さんの腰あたりに巻かれてる“重し”を取り払ってやるといい。

もちろん勝てた試合だと思ってる。岡山にやりたいことをほとんどさせてなかったと思うし、同点に追いつかれてから伊佐の超絶惜しいシュートがあったりと、前向きに捉えられる勝ち点1だと思ってる。だけど昇格を狙うなら、それじゃいけないとも思ってる。一昨年の序盤はこんなんでいいのかという試合内容にも関わらず、勝ち点3をどんどん積んでいった。シーズン終盤に思うように勝ち点が伸びていかなくても前半戦の貯金でPO圏に滑り込んだ。見るポイントによって評価の難しい試合。

5節まで終わって2勝2分1敗は悪くない数字だと思う一方、対戦相手を考えると勝ち点は十分に落としてると考えるのが妥当かもしれない。ただ、大分トリニータは伝統的にリアクションサッカーのため、相手なりのサッカーをする習性があるので、今の状態でも次の5試合であたる強豪とそれなりのサッカーはするんじゃないかなと思う。しかし今年は強いかどうかは別として、近年の大分トリニータの中でも最も自らアクションを起こすサッカーを展開しているので、湘南あたりには中途半端に臨んでボコられるイメージも十分に沸いてくる。

今シーズンは当初から6位クラブと勝ち点5差以内という設定を個人的にしてるので、湘南、磐田が走ったとしても、PO枠は1つも埋まらないわけだから、少し余裕を持った方がいいかなと思い始めてる。可もなく不可もなく、そんな第1クールだった印象。まあ、勝負はこれから。
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淡々淡々淡々淡々(4節熊本戦)

2014-03-22 18:57:03 | マッチレポート14’
この内容で勝ち点1を持ち帰れることを前向きに捉えないと、と思うわけですよ。湘南、松本、磐田あたりが走り始めたので、自動昇格を狙うなら食らいついていきたいところだった。だから勝ち点3は必須だったけど、あの内容のサッカーで勝ち点1をいただけるのなら、それはOKとしておかないと。


ただ思うのは、果たしてこのまま今のサッカーの熟成を信じて待ってていいのだろうかということ。シーズンは長いし、序盤でサッカーが完成している必要はないとは思うけど、今やろうとしてるサッカーが熟成した時、本当に勝てるサッカーなのかどうかは疑問を感じる。2連勝したとはいえ、北九州戦のPKは限りなく黒に近いグレーだし、讃岐にいたっては、岐阜3点、磐田4点、松本5点と勝ち点3で争うのではなくて、何点獲れたかで争う相手だったことが明るみになりつつあって、ホームでPK1点のみって実は絶望的な結果だったんじゃないかと思われる。最近パッタリと「走る」という言葉も聞かれなくなっちゃったし。


ここまで今季のチームを360分観てきたけど、正直どうやって点を獲りたいのかが全く見えてこないし、これじゃ点は獲れんわなという試合しか見せてもらってない。今日は2人スタメンを入れ替えてきた。伊佐は可能性のあるシュートも打ってたし、起用も分かるんだけど、結局チーム全体としての印象はほとんど変わらず。で、次に田坂さんが打った手が、前の3試合でほとんど機能しなかった布陣に戻すための2枚替え。当然ながら、試合の流れは変わらず。最後に押し込んだのは、熊本が勝ち点3を目の前にして、全体に下がったからだと思う。勝負の後半で流れの中からほとんどシュートが打てず、元に戻す策が第一手って、本当にこのサッカーの熟成を待っててもいいのでしょうか。正直もう斜めからしか田坂さんのこと見られないから、期待もしてないし、勝ちゃ何でもいいとも思うけど。


それともう一つ、今季のチームを見てて気になるのは、とても淡々とサッカーをやってるように見えてしまうこと。もちろん勝ってるなら、落ち着いて試合を進めてそれが淡々とサッカーしてるように映るのならOKだけど、水戸戦も今日も負けてるのに、淡々とサッカーをしてるようにどうしても見えてしまう。選手の気持ちやプレースタイルのことだから、実際のところは分からないけど、サポーターとしてじっくりと試合を観てて、そう思わせてしまうのはどうなんだろうか。シーズンに入る前に似たような選手が多いことがちょっと気になってたけど、それが手詰まり感に繋がってるように思うし、周りを鼓舞出来る選手がいないんじゃないかなと思ってる。今日も一番声を出してるのは高木だというスカパーのリポートがあったけど、キャプテンとはいえ最年長の選手だけがやっててそれでいいのかな。こういう状況を一番分かりやすく打開してくれるのって多分土岐田だと思うんだけど、復帰はまだまだだろうし、そう考えるとタメやヤスあたりに期待したいのに、2人ともベンチにすらいない。どうなんでしょ、この状況。

それと今日も「元に戻すくらいならキジ使ってよ」って思ったけど、これは田坂さんに一番期待しちゃいけないことだってのを2年かけて学んだので、すぐに頭の中で打ち消した。



4節終えて勝ち点7は悪い数字ではないと思うけど、対戦相手を考えるともしかすると後々じわじわと影響してくるかもしれない。岡山戦はさすがに少しはいじってくるだろうから、それを楽しみに待ちましょうかね。

最後は結果だから。さ、坦々麺食べ行こっと。
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結果か、内容か(3節讃岐戦)

2014-03-17 22:18:49 | マッチレポート14’
昨日はスカパー観戦後、ちょこっとお出かけして帰ってくると、寒気が止まらなかったので、こりゃ風邪だなと思ってプレミアも観ず(結果的には観なくて良かったけど)に寝た。朝起きても風邪っぽい症状は継続中だったのに、仕事してるうちにいつの間にか回復しちゃうんだよね。この現象、毎年数回ある。こういう都合のいい身体に会社って支えられてるとつくづく思う。

さてPKのみウノゼロでホーム連勝。今回は文句なしのPKだったし、あの流れはいい崩しだったからあのまま伊藤にシュートを打たせて気持ち良くゴールさせてほしかった思いがある。相変わらずうまくいってない感が充満してるんだけど、讃岐が思いのほか元気がなかったので、試合としては楽な印象だった。

今季のJ2は3連勝が既に湘南のみと混戦になるのは間違いないから、対戦相手がどうのこうのじゃなくて勝ち点が取れてることを素直に喜びたい。ただ、今の完成度のサッカーのまま京都、札幌、湘南の3連戦に臨むのは、かなり恐い。とは言ってもそこまでに試合はもう2つしかないわけで、内容は徐々に伴っていけばいいみたいな悠長なことも言ってられない。早くもPO圏内に入ったわけで、贅沢な悩みではあるが、大分トリニータの苦悩は続く。


今の大分トリニータ同様、シーズン序盤にPKのみウノゼロで勝ち点を積み重ねてそこそこの順位に付けていたクラブがある。そのクラブこそプレミアリーグで自分が贔屓にしている今季のトッテナム・ホットスパーだ。ご存じの方も多いかとは思うが、その後のスパーズがどういうシーズンを過ごしたかと言うと、下位クラブからはきっちりと勝ち点を稼ぐも、上位クラブには徹底的にボコられ、惨敗を喫するという試合を繰り返し、年越しを待たずに監督のアンドレ・ヴィラス・ボアスは解任された。ちなみにヴィラス・ボアスの戦術の特徴は高いDFラインの設定と徹底したポゼッションだ。うん、そうだね、田坂さんと似てるね。そしてつい昨晩、(観てないけど)ノースロンドンダービーでアーセナルに敗れたことで今季の大目標であったCL出場の可能性は果てしなく遠くなってしまった。

贔屓にしてるクラブはこの世に2つしかない。そのたった2つのクラブで同じように残念なシーズンは過ごしたくない。勝ちながら誰もが明確に課題や問題を認識出来ているというのは恵まれた状況だと思う。だからあえて今のスタメンをいじってみるっていうのも一つの手段としてありなんじゃないかなとは思う。

「結果」が途切れるのが先か、「内容」が伴うのが先か。もちろん後者を期待してる。
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長過ぎたトンネルを抜ける(2節北九州戦)

2014-03-10 01:08:50 | マッチレポート14’
トンネルを抜けるとそこはJ2だった。

やっと勝てた。本当にやっと勝てた。もう今日は結果が全てだと思ってたから勝てたこと以外はどうでもいいかなと。CKからゴールのにおいが全然しないこととか、アタッキングサードでのアイデアも精度も不足してることとか、得点後に目を覆わんばかりにバタついちゃう感じとか、そんな諸々を含めて今日はいいかなと。とにかく勝ったから。

田坂さんも言及してたけど、ピッチの状態は良さそうだった。田坂さんの目の前あたりで少し砂が飛んでるような感じはあったけど、全体的には素晴らしい仕上がりに見えた。ボールを保持するサッカーを目指すには良好なピッチコンディションは必要不可欠だから、これは本当にありがたいサポート。あとは真夏の根腐れ防止を何卒お願いしたい。ただ、今季はJ2である以上、前節のケーズのようなピッチコンディションで試合をすることがこれからもあることは念頭に置いておいて、その時にどういう戦術、戦略を採用するのかは非常に大事だと思う。真正面から行って手を焼いた水戸戦を教訓にして、賢く戦わないと。少なくとも今日ハイライトで観た正田醤油はひどそうだった。

それと今季の大きな変化は中継の担当がOBSに変更になったこと。個人的にはTOSの中継が見づらいので、嫌いで仕方なかった。それももう5年じゃきかないくらいずっと感じてたんだけど、その思いが通じたのか今季ようやくTOSが中継担当局から外れた。で、そのOBSがどうだったかと言えば、まあ普通に見やすかったと思う。普通に試合の流れをちゃんと見せてくれればそれでいいので、今日みたいな感じでいい。TOSが嫌だったのは、とにかく色気を出すことだったから、普通にシンプルにしてくれるだけでいい。実況は初戦ということもあって若干緊張感が伝わってきた。これから慣れてくるんだろうけど、末吉のことを「本吉(もとよし)」と呼んで、焼肉屋に秒殺で訂正されてた時にはさすがにずっこけざるを得なかった。ホームクラブの選手名を間違えるのはさすがにまずいぜ。


特に去年から在籍してる選手を中心にこの勝利で重たい荷物を降ろしてくれたらと思う。水戸戦も北九州戦も多くの場面で主導権を握りながらも、どうも思い切りが足りない印象を受けるんだけど、これをきっかけにしてほしい。課題が山積みなのは間違いないから、次節からチームが変貌してくれることを願う。引きずってきた負の要素はここで一度断ち切って、新たなチームを見せてほしい。


大混戦、大激戦の今季のJ2リーグ、今のままじゃ勝ち抜けない。





※個人的には120%PKじゃないと思ってる。でもこれがJ2だとも思ってる。
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そういえば、今年も心中?(1節水戸戦)

2014-03-03 01:07:39 | マッチレポート14’
2014・J2リーグが開幕した。

レフリーの下手くそっぷりにJ2に戻ってきたことを嫌でも痛感させられる。J1は辛くて辛くて辛かったけど、レフリーにストレスを感じることが少ないから、そこだけは良かった。

昨シーズン15位のクラブ相手に黒星スタート。J1であれだけ「個で負けた」とおっしゃってた監督は、J2の開幕戦で「The・J2」の戦い方にハメられて負けたことをどうお感じなのだろうか。そう考えてたら、そう言えば大分トリニータは成績がどうであれ、今季も田坂監督と心中なのだろうかということが頭に浮かんだ。恐い、そんなの恐すぎるから、その考えは暗闇の奥の方に葬っておいた。ずっと言い続けてるけど、誰がどう見ても求められてるのは結果なんだから、たったの1試合とか悠長なこと言ってないで勝ってくれよ。『昨年にはなかったようなゴールに圧倒的に攻めるということが出来たと思います』って、昨年出来なかったことで出来てほしいのは、ただ一つ『勝つこと』だから、ポイントずれまくってるよ、監督。




ということでやっと全貌が分かった新チーム。変わったところで一番大きいのはやっぱり心臓部分であるボランチをそっくり入れ替えたことかな。新戦力分析で書いたそのボランチの2人と田中輝希は大いに可能性を感じさせてくれた。個人的には特に伊藤が良かったと思う。ポゼッションは60%超えてたんじゃないかと思うんだけど、味方が手詰まりになった時にタイムリーに顔を出しにくることが多くて、苦し紛れのクロスとかでボールをロストする回数が減ってたように感じた。ただ全体感としてスマートに戦う選手が多くて、スタンドから観てて「うわ、こいつ戦ってんな」って感じる選手が少ないと思う。それがエンジンのかかりの遅さの要因になってる気もした。本来ならそういう部分を土岐田とかヤスにやってほしいんだけど。ヤスはどした?

うちと水戸がどの辺りの位置付けかがまだ分からないけど、もしこういう押し込む時間帯が長い試合が多くなるのなら、フォーメーションごと変えちゃった方がいいんじゃないかと思う。がんばってはいたけど、あれだけ相手選手が密集してる中で後藤に1トップをやらせるのは負担感が大きいと思う。後藤は縦パスの1タッチ目をスペースに出して走る時の方がいい。密集地帯でも力強くポイントになってくれるのは田中輝希だと思う。後半に高木のフィードをDFを背負いながら胸で収めて、右サイドの西にはたいて、そのまま真ん中でクロスにヘディングで飛び込んだシーンがあったけど、あれを見て田中輝希1トップの方が2列目が活きそうだなと感じた。もしくは2トップにして、2列目をインサイドハーフっぽく絞り気味に置いてSBの上がりを促す。ジョンハンをSBに置く効果も上がるだろうし、本業左SBのユングやヤスも見たい。しかしまた西は2列目で埋没気味だったな。もどかしいくらいに仕掛けないし、去年からこれだけチャンスがもらえてなお変わらないのはメンタル的な弱さなのかなと思い始めた。2列目は入りたい選手いっぱいいるだろうから、あんなんじゃあっという間に飲み込まれると思う。奮起に期待。





武田はキックがけっこう不安定で、正直に「今年もかいな」と思わざるを得なかったんだけど、今日に限れば風とかピッチ状態とかを言い訳に出来ると思うから、次からビシっと頼むよ。キャッチングは安定してて、安心感がある。


これが林GKコーチかな。


黄色のアップ着は新鮮。


「ガルパン」が何なのか、未だにいまいちよく分かってない。とりあえず、通りかかった時にコラボユニ(18,000円)のテントにはお客さんは一人もいなかった。


予定ではこの後のスタジアム参戦が1ヶ月以上先になるので、ちょい寂しい。大分トリニータは特殊だからアレだけど、本来であれば田坂さんに残された時間は少ないはず。早急に結果を。無理ならば決断を(こっちはクラブに)。来月のホーム参戦までに田坂さんが信頼を取り戻している状況になっていますように。
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