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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

具体性に欠ける(14節水戸戦)

2015-05-17 22:44:03 | マッチレポート15’
・4月28日 株主総会後の記者会見での青野社長コメント
「今は正直言うと目の前の試合に勝つために全力を注ぎ結果を出すことで、これまでの状況は自ずと変わると思っている。監督、選手も必死で戦うし、浮上のきっかけとなると期待している。我々フロントは監督、選手を全力でサポートしたいと思っている。」


・5月14日 公式HP上での青野社長コメント
「浮上のきっかけを掴み取るためにも、目の前の試合を全力で戦い、勝ちきることが何よりも重要であり、そして、その勝利によってこの状況は必ず変わると信じています。そのためにも、先ずは水戸戦を全身全霊をかけて戦います。」


ゴーストライターでも雇ってるのでしょうか。申し訳ないけど、こんなにも具体性のないコメントなら出すだけ無駄。「結果を出すことで自ずと状況は変わる」と最初に言ってから次の「結果を出すことで状況は必ず変わる」と言うまでの間に4試合消化して勝ち点3。そして「全身全霊をかけて戦うと誓った水戸戦でも勝ち点1。結果が出れば状況が変わるのは誰でも分かる。そうじゃなくて、結果を出すために具体的にどうするのかを知りたい。これでは説明義務は果たしたことにはならないよ。









試合は正直よく分からなかった。前半はいい攻撃もあったけど、後半はもう予想するのも無駄なくらいいつも通りの試合。スタンドが低くて見にくい上に、太陽光がゴール裏の広告看板に反射して、後半はピッチの左半分がほとんど見えない状態。そんな環境も手伝って何か本当にただ流し見をしてたような感覚。



噂通りに素晴らしく良化してたケーズデンキスタジアムの芝。「ピッチの芝が長い状況の中、選手たちはよくやってくれた」とかいうコメントは謎すぎるけど、ピッチコンディションが改良された方がいいに決まってる。そして他にも置かれた状況として、水戸がエースの吉田眞紀人を筆頭にケガ人が続出していたということは忘れちゃいけないと思う。

GWの連戦が終わった段階で「3戦負けなし」とか「徐々に形が出来てきた」みたいなのを見かけたけど、やっぱり対戦相手がどのレベルだったのかをしっかりと認識する必要がある。(5連戦というけど、長崎戦は前節からの間隔が空いてるから厳密には連戦から除外)

栃木   19位(×)
徳島   17位(△)
熊本   21位(△)
横C   12位(△)

そして今日はケガ人続出の19位水戸(△)。もう昇格目指すクラブどころか、残留目指すクラブとしても絶望的な成績ですよ。これで監督コメントからは「狙い通り」とか、公式のプレビューがこの惨憺たる結果を「大いに意義あるもの」とか、楽観的にもほどがあると思う。

J2からの降格が始まった12年シーズンからの下位2クラブの成績を調べてみた。

12年  21位 岐阜 勝ち点35     22位 町田 勝ち点32
13年  21位 岐阜 勝ち点37     22位 鳥取 勝ち点31
14年  21位 讃岐 勝ち点33     22位 富山 勝ち点23

今日でちょうどシーズンの3分の1を終えて勝ち点11だから、このままいけば最終着地点は勝ち点33。自動降格は免れても入替戦は避けられない数字だ。そして何よりも今季が今までのシーズンと決定的に異なっているのは、「一人負け」してるクラブがないこと。昇格クラブの金沢はもう完全に雲の上の存在だし、去年入替戦に回ってる讃岐も開幕戦で完敗を喫し、勝ち点差は既に5もつけられている。これだけの数字面での裏付けがあって、降格はしないと誰が言い切れるのだろうか。「去年あれだけいいサッカーが出来たのだから」でズルズルいって手遅れになったクラブはどこだったのだろうか。


もうそろそろ明確に残留を目指しますと明言してもいいんじゃないだろうか。個人的には無用な混乱を避ける意味合いからも、残留が目標なら監督はそのままでもいいと思ってる。結果が出ずにモヤモヤすることは相手があって勝敗がある以上、やむを得ない部分もあると思うけど、シーズン前に自ら口にしたことをうやむやにしたまま、利害関係者に更なるモヤモヤの上乗せを強いるのは経営者としてどうなんでしょう、青野さん。具体的な話をしてください。具体的な話を待ってます。具体的な話以外にこの状況を動かせる術はないと思います。
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連戦終了(13節横浜FC戦)

2015-05-09 19:23:55 | マッチレポート15’
永井には本当に良かったね、おめでとうと言いたい。終盤のあの時間帯に裏に出るボールにスピード感ある飛び出しで向かって行く姿勢は痛快だった。不運が続いた後、何となくチームの不調に引きずられるような形でゴールの匂いからも遠ざかってたけど、やっと決まったね。全力で喜べるような状況じゃなくて本当ごめん。でもいいゴールだった。おめでとう、これからも頼む。



ただね、終盤のドタバタで結果勝ち点1だったことで、今日の試合内容が芳しいものではなかったことを忘れちゃいけないと思う。横浜FCが突っ込んで試合に入ってきたが故の終盤のドタバタだと思うから、勝ち点1は妥当だと思うけど、勝ち点1でいい状況じゃないよね。明日の岐阜の結果次第で最下位転落だからね。監督は替えてほしいとは思ってる。ただそれよりはクラブからちゃんと説明をしてほしい。もう監督を替えられない特別な事情があるんじゃないかとすら思っているから、今さら声高に「監督交代」を叫ぶのは空しいだけとも思ってる。だからクラブには現状をどう評価して、目標を現実的にどこまで下方修正するのかを明確に説明してほしい。「優勝」についは正直自分も話半分で受け止めてたから、それが出来ねえじゃねえかって言うつもりはないけど、せめて「石にかじりついてでもPOから昇格を勝ち獲る」くらいの意思表示をちゃんとしてよ。今のまま何となくズルズルいくのが一番ズルい。


監督を替えてもすぐに結果がついてこないことはポポさんの時に学んだ。でも、シーズンが終わった時にあと5試合早ければどうなってただろうっていうのもポポさんの時に思った(どっちにしてもクラブが死亡してたとかの無粋なツッコミは抜きにしてね)。いずれにしてもクラブがどう考えてるのかが知りたい。その評価と自分が感じてるレベルのすり合わせをしないとずっとモヤモヤしっぱなし。


試合内容については週1ペースに戻る次節からちゃんと書こうと思う。今日は水戸の試合を観たけど、3連敗してるほど内容は悪くない。危機感持ってホームに帰ったクラブがどういう試合をしてくるかは、愛媛戦で学んだばっかりだよね。特に去年は水戸に負けて昇格逃したと言っても過言ではないくらいの悔しい負け方をしたわけだからね。それといい加減東日本未勝利も止めてくれ。群馬遠征は移動が厳しいとか言ってる人いたけど、栃木にあっさり負けてるわけでソレ関係ないから。
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2試合観た気がしない(12節熊本戦)

2015-05-06 23:07:01 | マッチレポート15’
このブログを始めてもうちょっとで10年になるけど、1日に2試合分のマッチレポートを更新するのは多分初めて。


熊本戦を観終わっての正直な感想は、2試合観た気がしない。徳島戦と似たような展開で、似たように勝てそうな雰囲気が皆無だった。次節で連戦が終わり。シーズンも約3分の1が終了する。18位、21位のクラブと似たような試合展開でドロー。今季の大分トリニータの大体の立ち位置がこれで分かったということでしょう。9日以降にクラブがどんな説明をするのかに注目してる。なければないで、そういうこととして捉えるからいいけど。


・試合後の監督コメントを読んで、ツッコミたくてうずうずする。

          ↓

・いや、重箱の隅をつつくようなことを言っても仕方ないからやめよう。

          ↓

・そもそも重箱の隅でもつつきたくなるような状況にしてるのが悪いからやっぱ言っちゃおうかな。


最近の試合後のお決まりの頭の中の流れ。結果が出せないということは、この世界においては罪深いことですなぁ、田坂さん。「練習しかない」ってコメントはもう他の人に試合中に既にツッコまれてたから、自分からは控えさせていただきますよ。


徳島戦の話になっちゃうけど、試合中にその日の入場者数が発表されるのと同時に、比較対象として昨季の平均入場者数を中継チームがぶつけてきたのには、意図を感じずにはいられないよね。「こんなに減ってるけど」的な。まあ、減って当たり前、増える要素を見つける方が難しい状況だけに検証する意味も見出せないけどね。


最後の気持ちくんのハンドのシーン。ああいうのは現地でもテレビでも瞬時には判断出来ないから、個人的には当事者の反応をよく見るようにしてる。今回は高松はほぼ抗議してなかった(試合後に形だけ抗議したのはベンチへの配慮と思われる)から自分の手に当たってたことを自覚してたと思うよ。スローで見ても気持ちくんの手には当たりようのないボールの動きだったし。特に処分の来るレベルじゃなかったと思うし、あんまりやり過ぎちゃわなくて良かったよね。監督が試合後にコメントしちゃってるのは目も当てられないけど。あ、やっぱりツッコんじゃった。


連戦中はメンバーをやむなく変えざるを得ない部分もあると思うから、サッカーの完成度とか内容について語るのはあまり意味がないとずっと思ってる。シュート1本でも勝ち点3なら100点満点と。で、結局今日までのところ3試合で勝ち点2。それも九州内から出なくていいという、日程くんからの多大なるご配慮をいただいたにも関わらず。こりゃ、完全に降格ペースですな。


まあとにかく次節までは連戦だから勝ち点積むことだけに集中しましょう。ホント降格だけはしたくないんで。
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継続のためだけの更新(11節徳島戦)

2015-05-06 18:58:35 | マッチレポート15’
やっと録画を観た。試合から3日も経過してしまって、本来の時間の流れならもう次節の結果も出てる(まだ観てない)わけであまり自分の心情を正確に表現出来てるとは思わないけど、途切れさせたくないという一心でエネルギー絞り出して、試合を観て、この記事を書いてる。


試合から時間が経ってることもあり、既に色んな意見を目にしてるわけだけど、大半が「内容は良かった」というもの。シュート数やCK数で相手を圧倒したというところが根拠なんだろうけど、果たして「内容は良かった」のだろうか?前節ホームで監督が「情けない」とまでコメントした試合からわずか4日後のホームゲームで下位に沈む相手に1ゴール&勝ち点1で「内容は良かった」と言い切っていいものだろうか。ハッキリ言って相手関係を考えて押し気味に試合を進めてただけで内容がいいとは言えないと思う。今節もそうだったようだけど、田坂さんが試合後によく言う「狙い通り」というコメント。13シーズンもほぼ毎節のように感じてたけど、結果の出ない「狙い」は例え試合でハマったとしても、それは方向性が間違ってるわけで、簡単に言えば「失敗」、もっと言えば「自己満足」に過ぎない。だからそのフレーズを使うのを少しはためらってほしいとさえ思う。この試合の出来と田坂さんの試合後のコメントは同じようなもんだと思う。これでいいはずない。



光明はタメの復調。スピード感のあるドリブルや被ファウルの多さに全盛期のタメが戻りつつあることを実感した。カウンターからのごっちゃんへのパスはスーパーだった。いくつか選択肢がある中であそこを選べるのは視野も広がってきてるからだろうし、本人も復調を実感してるんじゃないだろうか。本当に面白いと感じなくなってしまったトリニータのサッカーに熱を取り戻してくれるのはもうタメしかいない。こんなはずじゃなかったけど、本当によろしく頼む。タメしかいない。


連戦中はアレコレ言っても仕方ないので、9日までは静観しようと思うけど、このタイミングで熊本と対戦するのは色々と考えるいいきっかけになるんじゃないかな。さ、熊本戦観るか。
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OPAMに行ってきました(10節栃木戦)

2015-04-30 00:13:07 | マッチレポート15’
今日は日帰りで大分に旅行に行ってきました。

朝イチの飛行機で大分に到着。まずは別府の温泉へ。今回は亀川にある亀陽泉をチョイスしました。温泉は臭えば臭うほどいいと思っている人間からすると、若干物足りない無色無臭のお湯でしたが、広くて趣のあるとてもいい温泉でした。ちなみ別府市営である亀陽泉は今年の夏で建て替えになってしまうそうです。不老泉が建て替えられた時にも思ったけど、新しくなってキレイになるのはいいことですが、歴史があって趣のあるものがなくなってしまうのは寂しいですね。



そして大分市内まで電車で移動。先週オープンしたばかりのOPAM(大分県立美術館)に行ってきました。







正直、芸術には疎くまた飛行機の時間もあり、あまりじっくりと観られなかったので、展示品については何とも言えませんが、とにかく空間は素晴らしかったですね。分からないなりにもいいなと思ったのは横山大観の水墨画ですかね。入場料を払って中に入らなくても、お茶するだけでも十分に使えそう。大分に住んでた時は、ここから徒歩圏内だったので、当時これが完成してれば、ちょくちょく寄れたのにななどと考えていました。


駅ビルも新しくなったようですし、また大分に遊びに行きたいですね。









それにしても、今日は確か別府温泉に行ったはずなんだけど、何度思い返してみても道後温泉に行った感覚しかないのは、なぜなんだろうか?不思議で仕方ない。
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ジョンヒョン砲、遂に炸裂!(9節長崎戦)

2015-04-27 00:32:27 | マッチレポート15’
あの位置は去年のホーム水戸戦で既に惜しいFKを披露してたから、実績のある位置だもんね。美しい弾道でした。


まあ、とにかく今は結果だから。とりあえずほっと一息。ただまだ9試合で勝ち点7という絶望的な状況から脱せたわけじゃないしね。


今日の勝ち点3は一にも二にも完封出来たことだろうね。最終ラインでは若狭が、その前では昌也が特に奮闘してた。若狭はプロキャリアの中でも上から数えた方がいいくらいにいい出来だったんじゃないだろうか。相手のFWに許した突破は後半の1本のみ。もしかしてキャプテンマークを巻いたことでこのパフォーマンスが引き出されたんだとしたら、毎試合若狭にキャプテンやってもらおう。昌也も良かったと思う。ダニエルと同じことをしようとしてもそれは無理があるけど、広範囲に顔を出して昌也なりのアンカー像をきっちりと表現出来てたと思う。そして何よりも戦ってた。何度も言ってるけど、今季は昌也に一番期待してる。ボロクソに言われてた武田と鈴木もほっとしたろうね。武田は今日は22分のスローイングとか、61分のエヴァにピタッと合ったパントとか、クイックに出すプレーが良かった。前半のビッグセーブはもちろんね。

そして何と言ってもタメの復帰。本来なら5月頃に第2エンジン点火みたいな復帰の仕方が理想だったけど、チーム状態がこんなんだからやむを得ずいきなり先発で復帰というスクランブル発進。ヒザはぐるぐる巻きだし、まだ全快ではないんだろうけど、随所にタメらしさ、特に推進力のあるドリブルを見せてくれた。復帰戦でいきなり80分も引っ張って大丈夫かよと思ったけど、次節は絶対に先発を回避で。無理するのだけは絶対に禁物。もうコテみたいな悲劇は二度と見たくないから。



枠内シュート1本というスタッツが示すように内容は良くない。でも今のチーム状態と、ここから4試合も連戦が続くことを考えたら、とりあえずは置いといていいと思う。とにかく結果を掴みにいくことが最優先。岐阜に勝った後も連戦だった。そしてその愛媛戦の敗戦の大きな理由が一つあると思っている。西田にハイボールで勝てなかったとかそんなことじゃない。個人的に栃木戦は内容よりも結果、さらにはどう臨むかに重点を置いて見ようと思う。

ひとまず今日はほっとした。
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降格するわけにはいかない(8節大宮戦)

2015-04-20 01:20:54 | マッチレポート15’
試合前日になって大宮戦は4バックで臨むという情報がチラホラと出始める中、TLに今季は阪田と若狭の負傷で4バックはやりたくても出来なかったっていう意見があったけど、それは違うと思った。少なくとも山口、鈴木、ダニエル(今日の布陣を見ればヤスも)がいたわけで頭数で4バックが出来なかったということはなかったはず。そして今日の試合後の田坂さんのコメントで、守備を安定させたいから3バックを採用したという言葉もあったから、田坂さん自身の意向で昨季の4バックをやめて3バックに変更したわけだ。別に「ほら見ろ」とか言いたいわけじゃなく、もう4バックに戻すしか道はなかったと思う。

13年、史上最低の成績で降格、まさかの続投で臨んだ14年も目標の昇格どころかPOすら逃す結果に終わったにも関わらず、迎えた15年も田坂さんが大分を指揮しているのは、14シーズン末に期待感を抱かせるチームを作り上げたからに他ならない。もちろんDFの枚数なんてさほど関係ないとも思うけど、少なくとも昨シーズン末の期待感に少しでも近づけてくれなければ、田坂さんがなぜ今でも指揮しているのかというそもそもの疑問にたどり着いてしまうわけだ。だから解任論も極めて当たり前のことだと思うし、タイミング的にももう4バックに戻すしか道はなかったと思う。


結果的にダニエルの退場で良かったのかどうかよく分からなかったわけだけど、退場までの時間は優勢に試合を進めてたことだけは確か。ただそれが、システムによるものなのか、尻に火の付いた選手たちの気迫によるものなのかは判断しづらい。ダニエルがダーティーなことをするような選手じゃないことは我々が一番知っているからレッドカードは厳しいとも思うし、スロー映像で見ればスパイクの裏が相手の足に入っているのは間違いないし、何とも言えない。ただ一つ運がない。言えるのはそれだけ。

何でこんなことを思い出すんだろうと自分でも思うわけだけど、初めて降格した09年もシーズン序盤から色々なことが重なり連敗を続けた。おかしいなと思いながらも、去年あれだけ強かったわけだからまだいけるだろ、まだいけるだろと自分に言い聞かせ続けた。そんなちょうど今頃の試合でエジが退場した。 今日と同じく100%納得出来る判定じゃなく。そして今日と同じく負けた。あの年も確か1勝1分あとは全部負けでズルズルと引き離されていった。奇妙なほど似てきた。チームを信じて前を向くことは結構なことだけど、クラブの中の人たちはそれなりの準備をしていてほしい。徒労に終わることを願うけども。



タメが負傷したことは不運かもしれない。
永井のゴールがオフサイド判定されたのは納得いかないかもしれない。
永井のゴールがファール判定されたのは納得いかないかもしれない。
末吉のシュートがディフレクションしたのは不運かもしれない。
高松のスーパーゴールで一矢報いたかもしれない。
数的に不利になったから仕方がないかもしれない。

でも勝ってない。それが全て。言いたいことはいっぱいあるけど、それで勝ち点もらえるなら夜通しでもやる。でも結果として降格してたら何の意味もない。「勝てば官軍」「結果オーライ」何でもいい。勝てるのなら何でもいい。もうそういう段階に入ったと思う。



田坂さん、柳田さん。

「俺、解任まであと何連敗できる?」
(「ジャイアントキリング」第4巻♯28参照)


こういう話を始めてますか?
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何がなんでも結果(7節福岡戦)

2015-04-11 21:27:53 | マッチレポート15’
「とにかく勝たなくてはならない。内容は関係ない。勝つことが最大の条件。そのためには失点してはならないし、どんな点でもいいので得点しなくてはならない。いまはそういうチーム状況。」


この条件が何を意味するのかは分からないけど、指揮官自らもそれなりの覚悟で臨んでるわけでしょ。サッカーだから不確定な要素も多くて、「絶対に◯◯をする」っていうのが難しいのはよく分かる。実際に今日もよく分かんない判定あったし、ディフレクションでゴールになっちゃうこともあるし。ただそれでも今は「何がなんでも結果」を出さなきゃならない状況に陥って、自らが発したわけなんだから、それなりのことを試合後に言うんでしょうね。

「J2優勝」
「5節で勝ち点10」
「何がなんでも結果」

自らの言葉を反故にする度に、その言葉が安っぽくなっていくばかり。

指揮官自らが言ってるわけだから、勝ち点3を取るまでは内容を語ることに意味を感じない。指揮官の言葉を信じて、クラブが待てるリミットがいつなのかということだけ。

一番恐れているのは、本人が辞めると言い出すまで、このクラブには決断を下せる人も機能もないんじゃないかということ。この文章書いてる途中に試合後のコメント流れてきたけど、冒頭のコメントなんてなかったかのように雄弁に語ってらっしゃるじゃないですか。この期に及んで人のせいですか。。「私の責任です」というオブラートに包んで人のせいですか。。


言葉が軽い。
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くされ縁との決別(6節愛媛戦)

2015-04-06 01:27:09 | マッチレポート15’
今日でオレの田坂さんに対する気持ちは完全に切れた。試合後の一連の態度を見て、もう完全に切れた。試合終了から少し時間が経って冷静になって考え直しても、やっぱりオレはああいう態度は受け入れられないし、もう信頼する気もない。これから36連勝してもその気持ちは変わらないし、田坂さんがトリニータを離れるまでスタンスを変えようと思う。

思い返せば、やっぱり史上最低の成績で終わった2013シーズンのオフに双方円満に別れるのがベストだったんだよ。去年の終盤に「あ、やっぱりコイツのこういうところ好きかも」みたいに気持ちが揺らいじゃったわけだけど、もうそれって単純に長く連れ添ってしまったが故の感情でしかないし、もはや「くれさ縁」みたいなもん。

田坂さんがサポーターに対してどういう思いでいるのかはあの行動に如実に表れたと思うよ。試合直後で気持ちが昂ってたのかもしれないけど、そんな時こそ本音なんじゃないのかね。



まあ、今日の敗因も田坂さんに尽きるわけで。中2日、中3日でゲームが続いてきたにも関わらずいつも通りの固定メンバー。特段誰か悪い選手いたかね?オレにはいなかったように見えた。一人一人の精度やキレが少しずつ足りなくて全体的に精彩を欠く。にも関わらずフレッシュな選手を誰一人として使わず、連敗でガソリン注入された愛媛の選手の出足に遅れをとる。ここまでの記述に試合前に予想出来なかったことってある?何もないよね。もうこれって監督の采配が悪い以外の何物でもない。オレはずっと言ってきてるけど、こんな時こそ出場機会に恵まれない選手を起用してほしい。それで負けた方がまだ納得いく。ちなみに昨シーズンの前節から中5日未満の試合の成績は2勝3分2敗。2勝はアウェイ福岡とホーム栃木。アウェイ福岡は伊藤を下げたり田坂さんにしては珍しくローテーションを使った試合。ホーム栃木は前半にジョンヒョン退場で早々にスクランブル体制となった試合。まあ、こんなもんだよ。

前節はセットプレーから得点を重ね、試合を楽に進めることが出来た。あんなにうまくいってたアウトスイングのキッカーをなぜに変えちゃったの?セットプレーからの失点が止まらなかった愛媛はゾーンからマンマークに変更してきた。そして結果として、9本もあったCKでゴールの香りが漂うことはなかった。もう監督が悪いじゃん。それしかないじゃん。

今年は相手に合わせたオプションだとしきりに言ってる田坂さん。讃岐戦しかり、愛媛戦しかり、そのオプションとやらは世間一般では「蛇足」と表現するんじゃないですかね。



河原さんには本当に脱帽。シーズンオフに発行されるエルゴラのシーズン総集編。各クラブの番記者がいいと思った他クラブの選手をピックアップするコーナーがあるんだけど、山形が瀬川(元群馬)だったり、京都がダニロビ(元群馬)だったり、と番記者がいいと思った選手を翌シーズンにクラブが獲得してくるという素晴らしい一体感がある一方、大分では河原を挙げていて、去年はホームでもアウェイでも素晴らしいゴールを決められてて納得のピックアックなわけだけど、その選手にまた今季も決められるというね。別に獲って来いとは言わんけどさ、もう何も言えんね。


5年ぶりに行ったニンスタ。立派なスタンドが完成していてすっかり様変わりしてた。ちなみゴール裏のスタンドのトイレにはウォシュレットもついてた。キレイになることはいいことだね。






あー、つまんね。早くタメ戻ってこないかなー。
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ようやく噛み合った歯車(5節岐阜戦)

2015-04-02 01:13:15 | マッチレポート15’
兵働の一撃だけでもチケット代を払う価値があった試合。アレを生で目撃出来た人たちホントに羨ましい。


やっと一つ勝てた。まずは泥沼から抜け出した。ここからだよ、ここから。苦しんだ分、突き抜けようぜ。


6ゴールのうち5ゴールがセットプレーからだからうまく行き過ぎた感があるけど、振り返ってそのセットプレーを獲得したプレーを見てみると、いかに今日のトリニータの質が高かった、もしくは戦っていたかが分かる。まず1点目。左サイドで怜の1対1の局面を作り出し、迷いなく勝負に出た。中の人数も十分だったし、結果的にカバーに来た選手にクロスはブロックされたものの、上がりきればビッグチャンスだった。2点目。エヴァの縦パスから永井が抜け出し、もうそもそもこの時点でビッグチャンス。永井のシュートはセーブされるも、宏矢がきっちり詰めててもう一度シュート。前半終了間際の5点目。永井とエヴァがうまく縦関係で絡んで、高木に潰されてFKを獲得。エヴァのポストプレーに対して永井がタイミング良く絡みにいってたから、高木が潰さなければ、前を向いて仕掛けてただけにこれもビッグチャンスになってたはず。そして6点目。もうこれは永井の脱帽ものの落としに西の爆走ドリブル。ヘニキはもう手で止めるしかなかった。てな感じでたまたま取れたセットプレーでなく、いい形で取れたセットプレーがほとんどだったから「流れの中からは1ゴールのみ」と評価を下げる必要はない。そもそもセットプレーから点が獲れることはとてつもなくいいことだ。

そしてその「流れの中からの1ゴール」は文句の付けようのないパーフェクトなゴール。ヤス→怜→エヴァ→兵働→怜で流れるように左サイドを突破、ニアに宏矢が突っ込んで永井にスペースを作ってあげる。シュートは惜しくもキーパーに弾き出されるも逆サイドの西がきっちりと詰めているというドキドキ感、ワクワク感満載のパーフェクトなゴール。本当に美しかった。ちなみに西のゴールが3シーズンぶりとか、どんなエイプリルフールだよと思った。



今日一番予想外だったのは、選手たちの身体が思った以上にキレてたこと。中2日の連戦で、それも磐田ではかなり負荷の高い試合をしてきたばかりだったから試合自体が重たくなって我慢比べになるだろうなと予想してた。だからゴールがたくさん入ったこと以上に選手たちの身体がキレてたことに驚いた。特に試合終盤までの永井のフィジカルの落ちなさは驚異的だと思う。最後までチェイシングを切らさないし、終盤でもプレーが正確だ。永井の獲得が決まった直後に書いた記事で永井を「粗い」と書いた奴はどこのどいつだ。前節は誤審、今節はポストともう少しのところでゴールに嫌われてる感があるけど、何とか早く決めさせてあげたいとは全く思わない。だってどう見てももうすぐにゴールするもん。心配しなくてもすぐにでもゴールするもん。それくらいにプレーに説得力がある。焦る必要は全くない。

開幕戦で唯一の光だったと感じてた鈴木も身体の強さを見せて早速プロ初ゴール。まだ少し不安定なところがあるけど、あのヘディングの強さは魅力だし、とにかく外国人選手にも当たり負けしない強さがいい。チームの調子が上がらずこれだけ選手起用が定まらない中で開幕からフル出場を続けるのはヤスと鈴木だけ。ジョンヒョンも諦めずに使い続けながら良くなってったように鈴木も同じタイプに思える。いいよね、そこはかとないトリニータっぽさを発してるのがいいよね。開幕戦を観て、後援会の新入団選手のサイン特典を鈴木にしたくらいに期待してる。かわいいかわいいユースっ子たちに惹かれるのを強い気持ちで断ち切って鈴木を選んだくらいに期待してる。ナイスゴール&ナイスアシストでした。


さあ、もう3日後には愛媛戦がやってくる。愛媛戦。そう愛媛戦ですよ、愛媛戦。愛媛戦といえば、さんぺー。愛媛キラーのさんぺーですよ。今日はエヴァも宏矢も本当に良かった。それでも愛媛戦は連戦3試合目。フレッシュかつ愛媛と相性のいいさんぺーを頭から使うの面白いんじゃないかな。
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さんぺー、おかえり!(4節磐田戦)

2015-03-30 00:37:19 | マッチレポート15’






さんぺー、おかえり!

状況が状況だけど、今日はさんぺーが大分のユニフォームを着て戦ってくれてるのがまた見られて本当に嬉しかった。まだ短い時間だったけど、そのゴールへ向かう姿勢は必ずこの停滞するチームの後押しをしてくれると確信した。別に伊佐が悪いというわけじゃないけど、いまキレまくってる西と復帰したさんぺーを両翼に配置したらワクワクするだろうなと試合を観ながらふと感じた。



全体感としてはよく戦ってたと思うし、悪くはない試合だった。ただ今日の結果をもって、J2で唯一の未勝利クラブとなってしまったわけで、前々節の最下位とは意味合いが違う。これはもう堂々と最下位だ。岡山に負けた時も、群馬に勝てなかった時も、そして今日も、それぞれの試合を単品で評価すれば、そんなに悪くない。でもまだ1回も勝ててないのは逃れようのない事実。正直運がないなとも感じる。今日のオフサイド(というよりもそもそもの審判の割り当て)なんて酷過ぎてお話にならないし、だからと言って結果が変わるわけでもなし。運がないなとも感じるけど、それも田坂さん自らが呼び込んで来たようなところもあるから、あんまり言い訳にもならない。一つだけ確かに言えることは、「強くない」ということ。「優勝」とかマジでおこがましい。今日のように必死になって走って初めてスタートラインだ。今日の戦えた部分をスタンダードにして、あとは真摯にサッカーの神様がこっちを向いてくれるのを待つだけ。前向いてやるしかねえよ。


ルール詳しい人は教えてほしいんだけど、小林のFKが決まった時の伊野波のポジションってオフサイドなんじゃないの?もちろん永井のアレをちゃんと判断出来ないレベルの線審には微塵も期待してないけど、少なくともキーパーの視界に入る位置で、蹴る瞬間にボール方向に寄っていってるのはプレーに関与してると思うんだけどな、キーパーの集中を逸らすという観点から。

それにしても今日は阪田退場のあたりからスタジアムの雰囲気最悪だったし、本当に何とも言えない気分になった。冷静に振り返る気力もあんまないわ。あとダニエルはどれくらいで戻ってこられるのでしょうか?そもそもの欠場理由もエルゴラのわずかな文章から推測するしかないし。








クラッチにベアリングにギア。さすがは二輪メーカー所有のスタジアムという看板群。ヤマハスタジアムは一昨年から、POの煽り動画のBGMとして定着しつつあるPRIDEのテーマをスタジアムのBGMに使い出して、そしてそれに呼び込まれるように自動昇格を逃してPOに回るという壮大なネタを仕込んでたわけだけど、今日よくよく聞いてたらハーフタイムから選手が戻ってくる時のBGMがトレーニングモンタージュ(高田延彦の入場テーマ)だったので、選曲担当がただのプヲタだっただけというオチにずっこけた。




元気そうだったモリシ。ATのコーナー付近のドタバタは見苦しかった。ああいうダサいことをやらなくなって君は成長したと思ってたから少し残念。試合中も何度もジョンヒョンに競り負けてた。





モヤモヤとした気持ちのまま帰ってきたわけだけど、新幹線の中で見た永井のツイートで気持ちが前向きになった。ここまでの結果は振り返っても覆らないし、ここからやるしかない。90分間見せてくれたプレーも含めて永井には本当に期待したい。



前は向かなきゃだけど、監督についてはもう岐阜戦で評価を下していいと思う。というよりも自分の中では下す。そういう試合だと思う。「優勝」という看板を下げないのなら。
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昨季終盤のようなサッカー(3節群馬戦)

2015-03-21 21:23:09 | マッチレポート15’
ちょっとイメージと違ったけど、結局タンケのJ初ゴールは大分から。これで3人目。そろそろ大分から群馬にTC請求してもいい頃。でもPKになった場面でアバウトに放り込まれたボールを強引に収めたり出来るところに将来性を感じるのは事実。まぁ、これをきっかけに飛躍してください。


前半18分に最終ラインの山口がボールを保持していて、前線にフィードを送るもミスになり、直接ラインを割ったシーンがあった。その時、群馬ベンチから服部監督が勢いよく出てきて、ピッチに向けてオーバーアクション気味に拍手を送っていた。もちろんマイボールになったことに対してではなく、守備が完全にハマっていることに対して。前半は本当に動きがなかった。ビルドアップの場面でも後ろから見ていて、膠着した状態をどうにかしようと動きを見せる選手が皆無だった。本当に文字通り、誰もいなかった。試合後の田坂さんのコメントを読むと、どうやらただのサボりだったようだけど、今のチームの状況でどうしたらそんなことになるのか、首を傾げざるを得ない。だってたった2試合とはいえ、1つのゴールすら奪えずに最下位のチームなんだよ。後半始まってすぐのダニエルのドリブルを見て、ロッカールームでどんなやり取りがあったかの想像はすぐについたけど、本当にそれでいいんですかね?オレだって仕事したくない時とか死ぬほどあるけど、少なくとも自分が所属する部署の成績が悪い時くらいは必死こくよ。


昌也起用の意図は前節の反省を活かして、相手ゴール前での連携を高めたかったというところにあったと思うんだけど、前半は論外として後半でも昌也が良かったのってそういう部分じゃなくて体を張るとか、球際戦うとかそういうところだったと思うから、いまいち起用が当たってたようには思えなかった。でもシーズン前の昌也のインタビューを読んでて、今季の昌也に期待したい部分ってそういうところだったから、起用の意図とかは別にして良かったと思う。相手ゴール近くで夛田から奪い返したシーンとか良かった。


いよいよ謎めいてきた「縦に速いサッカー」という言葉。今日のようなゴールが意図したゴールなんだろうか。ダニエルが相手ボールを奪い返してすぐに前線に供給したのは効果的な攻撃として分かる。でも結局はあのシーンもエヴァの単騎突破で組織的な攻撃とは言いにくい。ああいうプレーを徹底するなら獲得してくる外国人選手のタイプが違うような気もするし。もはや「縦に速いサッカー」よりも「昨季終盤のようなサッカー」を目指してほしいと思う。手始めに4バックにしてみてはどうだろうか。3バックよりも4バックの方が戦術的に優れてるとか、よりチームにフィットするとかそんなことじゃなくて、ただ単純に「昨季終盤のようなサッカー」にするために。長いこと田坂さん続投反対を唱え続けてきたにも関わらず、昨季最終節後の続投宣言を前向きに捉えられたのは、昨季のラスト8節のサッカーが素晴らしかったからだ。メンバーは一部変わってるとはいえ、個の力量としては変わってない、むしろ上がったくらいだから、あのレベルのサッカーを開幕から体現してくれるものと期待してたからだ。もちろんチームは生き物みたいなもんだから、そうそううまくいくわけがないことは分かってはいるつもりだけど、それにしてもあまりにも劣化が激しすぎやしないかということ。そんな状況を打破すべく手っ取り早い方法として4バックにしてみてはどうか。繰り返すけど、4バックの方がいいと思っているわけではないし、それくらいに今のチーム状態が酷いと思っているということ。



もうほぼ個人チャント分からなくなってしまった。エヴァのはシンプルで歌いやすくて良さそう。


試合直前のコールでヤスがエンブレムをポンポンするのずっと狙ってたけど、今日やっと撮れた。






試合後の首脳陣。今日の試合後のインタビューでも言及してたけど、田坂さんって試合後のサポーターの反応をよく見てる。とっととロッカールームに引き上げちゃう監督もいるけど、田坂さんは心配そうに見てることが多い。


敷島に行ったら必ず食べるかつ丼。今まで敷島には5回行って、6回食べてる。何年か前にスタジアムでこのかつ丼食べて、帰りにこれを作ってるお店に行って出来立てを食べたこともある。超絶うまいかと言われると、まあうまい程度なんだけど、何故か条件反射的に食べちゃう一品。


3節にして既に全勝クラブがなくなって、軽く見渡してもここには勝てなそうっていうクラブもいなくて、出遅れた我がクラブにとっては幸運な状況ではあるけど、現在のチームの状況を見て「今に見てろよ」と素直に思えないところが悩ましいところである。次節アウェイ磐田戦。去年の対戦を考えると、いい試合は出来そうだけど、勝てるイメージまではわかない。初勝利はいつになることやら。
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未だ幕は開かず(2節岡山戦)

2015-03-16 23:52:49 | マッチレポート15’
これが開幕戦なら何てことないんだけどね。むしろ明るい方向性でこの敗戦を捉えたかもしれない。



サッカーは不確実性が高くて「紛れ」の多いスポーツだと思う。だから「ジャイアントキリング」なんて言葉が存在するわけで、絶対に勝てなんていうことが所詮無理だってことは分かっているつもり。だけど、プロの世界にはそんな諸々を排除してでも絶対に勝たないといけない試合があると思うし、そういうところで勝てる監督や選手が評価されていくと思う。

田坂さんはPOに勝ったことで世間一般において「勝負師」としての評価を受けているように見える。でも個人的にはPOがある前から全く逆の評価で、戦術家やモチベーターとしての手腕は評価しても、「勝負師」としては全くもってダメな監督だと思ってきた。特にここ数年は「ここぞ」という試合にことごとく勝てない。昨季の最終節もそういう試合だったと思うけどさすがにそれは除いたとしても、総力戦未だ未勝利に象徴されるように、0-4の惨敗を喫した栃木戦の翌週の20周年記念試合にも勝てなかった。「優勝」を公言して臨んだ新シーズン。誰もが目を疑いたくなるような敗戦を喫した翌週のホーム開幕戦。この試合は勝つこと、それだけが大事だったはず。そこでは「内容は良かった」等のいかなるエクスキューズも受け入れられるものではない。個人的にはそういう思いでこの試合を観てた。だから試合後は「がっかり」という感想以外何も湧きあがってこなかった。



「善戦はするが、得点力が課題となり、上位に食い込むのは難しそう。」

これは開幕前のエルゴラの順位予想で番記者さんが担当クラブの短評で書いたコメント。的確。あまりにも的確。岡山戦の後に読み返すと、言霊かと思うくらいに的確。シーズン前に番記者さんが懸念してた状況を、勝ち点6を無駄にして再確認しただけ。それが今の22位という状況。ホントがっかり。


プロサッカークラブなんだからエンターテインメントの部分が重視されてしかるべき。だから「優勝する」と言い切って自らハードルを上げる行為自体を否定するつもりはない。実際にその言葉を信じて、この数ヶ月期待してきたわけだから。だからこそ社長や監督がガッと上げたハードルを、そっと下げるのは自分自身がやらなくちゃいけないことなんだなと改めて感じてる。



今季もキレイだったコレオ。

コレオ直前になっても空席があったゴール裏。開幕戦でも段々人が集まらなくなってきてる。ホーム開幕戦の動員数は上から12番目。遂にボトム11入り、そして平均動員数も下回った。もうJ2の中でもお客さんの入るクラブではなくなった。色々とヤバい。



動きの入った選手紹介。これはイイね。



個人サポでしょうか。岡山サポが意外と少なかったことに驚いた。



ピッチ練習に入ってきてすぐにスタッフを呼び寄せてロッカーから別のスパイクを持って来てもらって履き替えてた伊藤の大ちゃん。現時点では山口や岡本、兵働よりも大銀のピッチを知っているわけだもんね。あまりにもピッチの仕上がりが良くて驚いたかな。入念なアジャスト。


少しくらいはいいとこ探しを。

エヴァは2列目の方が良さそう。ドリブルは確かに迫力あったけど、あまりにも直線的過ぎて強引に止められてもファールはもらえないし、一工夫ないと恐さはない。開幕戦でも思ったけど、鈴木がやっぱりいい。あのずっこけクロスさえなければ、6.5くらいあげたい出来だった。西との連携がもっと良くなれば、早々にゴールに絡むプレーも出来そうだ。2試合通して一番ゴールの期待が出来たのが宏矢。岡山戦での積極性を見るにつけ、開幕戦のスタベンがどうしても理解出来ない。何人かの選手がコメントしてる通り、前の選手の連携がまだ全然成熟していない。それが呼吸だけの問題なのか、それとももっと構造的な問題なのかは分からないけど、兵働のようなスペシャルなパサーがいながら、勝負の縦パスの数が全然少ないように思う。宏矢や岡本はそういうパスを受けられる動きが出来る選手だと思うから、もっとチャレンジをしてほしい。とにかくまずはゴールレスの状況から脱却を。




うだうだ言ってももう勝ってかなきゃいけないわけで、群馬戦はホント頼みますよ。昨季の湘南は別格としても松本くらいの勝ち点を積み上げないと優勝は出来ないわけで、勝ち点83がターゲットになる。昨季の大分トリニータが勝ち点63なので、ちょうど昨季よりも勝ち点20上乗せしないといけない。さらにアウェイ讃岐とホーム岡山は昨季どちらも勝っているので、もう既に勝ち点26もビハインドを背負ったことになる。うん、もうヤバいね。


このまま行くと自分達で言い出した「優勝」という言葉に縛られすぎちゃうように思うから、これからはいっそのこと大分トリニータ界隈で「優勝」という言葉をNGワードにするってのはどうでしょう?だって全然いいよ、昇格してくれるなら、優勝なんかしなくたって。
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縦に速いサッカーとは?(1節讃岐戦)

2015-03-09 02:05:33 | マッチレポート15’


そもそもこの遠征には乗り気じゃなかったんだよ。今季は3年ぶりの徳島と個人的に5年ぶりの愛媛に行きたかったから、行ったばかりの讃岐は優先順位としては極めて低かった。開幕戦じゃなかったらまず間違いなく行ってなかっただろうし、そもそもを言えばオレは長野の新スタに行きたかったんだと、だから言わんこっちゃないんやと、ブツブツぼやいてみる。


始動から8週間だっけ?

8週×7日×24時間×60分=80,640分。

8万分以上の時間をかけてコツコツと積み上げてきた期待感をたったの90分でなかったことにしてしまった。そんな負の破壊力抜群の印象しか残らなかった試合だった。


まだスカパーの録画を観てない(この後も観る気力が起きるか微妙だけど)ので、TLに流れてきた情報を参考にするわけだけど、何でも3日前に田坂さんに神のお告げがあって、このフォーメーションにしなさいと言われたらしいけど、この指揮官の気の迷いが唯一にして絶対の敗因であったと思いたい。いや、そうでなくてこれが今の素のトリニータの力なんだとしたら、開幕戦にしてもう優勝は諦めざるを得ない。そんな試合だった。

田坂さんのせい(あえて)でただでさえ少ないシーズン前の情報をまとめてみても、武田-山口-ダニ-エヴァのセンターラインに変更が生じてる情報は一度もなかったはず。それが急にこの布陣。そして完全なる機能不全。誰がどう考えたって田坂さんが悪いよ。もちろんそんな指揮官という足かせがあったとしても、ピッチにいる選手たちで何とか試合にしちゃうくらいでないと優勝はおろか、POすら危ないとも思うけどね。

で、結局のところ「縦に速いサッカー」が何なのか、さっぱり分からなかった。ラスト30分は讃岐のなりふり構わぬうんこ守りがあったから参考外だけど、前半を見て、まさかあんな精度の低いフィードを、さほどボールを収める能力に長けてるとは思えないエヴァにバンバン送り込むのが、「縦に速いサッカー」っていうわけじゃないよね?シーズンの早い段階で、「こういうサッカーのことを言うのね」ってのを見せてほしい。曖昧な言葉で包み込んで、結局何がしたいのか分からないのが、見てて一番ストレスを感じる。そこんとこはよろしくお願いしますよ、田坂さん。

今日は大卒ルーキーが揃って先発。福森はWBという少し特殊なポジションでの起用だったから少し割り引いて見てあげないととは思うけど、それにしてもクロスとかフィードの質が悪過ぎた。ただストロングポイントはそこじゃないだろうし、TMで見せてた積極性を前面に出してやり続ければ、全く問題なくJ2水準。個人的には鈴木がとても良かったと思ってる。試合終盤には疲労が原因かなと思われるイージーなミスをポロポロしてたけど、試合を通して厄介なアンドレアによく対応してたと思う。ブロックされたけど浮き球をフカさずに叩いたボレーとか、今のうちのDFであんなの打てるのちょっと思い当たらない。デビュー戦だから緊張して当然だと思うし、出来れば山口の隣でやらせてあげたかった。使って使ってもっと磨き上げたい素材だ。

讃岐に対してちょっとフィジカルが負け気味だったのが気になった。どっちつかずのボールに対しての体の入れ合いで負けるシーンが散見されたし、もしかすると讃岐を讃えるべきポイントなのかもしれないけど、コンディション面も含めて改善していきたい。去年の結果を見るまでもなく、ここが他クラブよりも優れていなければ優勝なんて絶対に見えてこない。

いずれにしてもサッカーは連動あっての組織スポーツ。一つ手を加えるだけで全体が激変することは十分に考えられる。だからこそ余計な手を入れてチームを混乱に陥れた田坂さんの罪は重いし、ホーム開幕戦では十分に反省して、普通に臨んでほしい。普通でいいんだから。


讃岐の最初のセットプレーの時にバニシングスプレーをいったん取り出してすぐに戻した小屋さん。どう見たって使うポイントだったにも関わらず使わなかったのは、初めてで封を切って来るのを忘れたように見えた。ちなみに今日の試合は線審含めてかなり大分寄りのジャッジだったように感じた。


優勝をするなら、少なく見積もっても昨季よりも10以上の勝ち点を積まないとならない。そんな中で、昨季勝ち点6、得失点差+2だった讃岐に対して早くも勝ち点3(得失点差-2)を失ったことは極めて重大なことだ。いやホント、思いつきでメンバーいじって勝ち点落としてる場合じゃないよ。切り替えるよ、切り替えるけど、優勝するってことはそういうことだってことをもっと強く意識してくださいよ、田坂さん。自分が言ったことなんだから。
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ニューイヤーカップ福岡戦

2015-02-07 15:48:39 | マッチレポート15’
勝てた試合だと思うし、合宿費用のことを考えると是非とも勝っておきたい試合だった。


前半と後半でガラリと内容の変わったこの試合。個人的にはダニエルが下がったからというよりも、末吉も水沼さんも田坂さんも言ってたように前半飛ばし過ぎたツケが後半に回ってきたことの方が影響があったと思ってる。ただ、前半飛ばしたことが悪いかと言えば、そうとも思ってなくて、今季の目指す縦に速いスタイルはあれくらいアグレッシブにいく必要があると思うし、どちらかと言えばゲームマネジメントの方に問題があったと思う。だからこそあのPKは決めなきゃいけなかったとなるわけだけど、でもこの時期にゲームマネジメントのことを問うのはあまり意味がないし、優先順位の低い事項で負けたわけで悲観的になることも、ひきずることもない。少なくとも全力出した45分でやりたいことが見せられてるだけで十分だ。


今日の前半で特に良かったのは深くまで押し込んでから相手にクリアをされてもそれを拾って二次攻撃、三次攻撃に繋げられた回数が多かったこと。攻撃に連動感があるから、仕掛けた選手をフォローしていく選手のポジショニングがいい。西と阪田とダニエルが代わる代わる外を回ってサイド攻撃を構築しようとしたシーンなんかは象徴的だった。あとは福岡の最終ラインが自信喪失してしまうくらいに裏のスペースを切り裂いた。PKも、PKっぽかったのも、タメや岡本のシュートも、みんな裏へのパスから作ったビッグチャンスだった。最終ラインから出るパスも、ボランチから出るパスもけっこう質がいい。前線の選手の動き出しのタイミングが分かってくれば、さらに質は高まっていくだろうし、今季の得点パターンとして期待のかかるプレー。


西はもうコンディションがピークを迎えてるんじゃないかと思うくらいにキレてた印象。昨季終盤から対人に関する守備はかなり向上してた印象だったから、もしかするとWBが思いっきりハマるんじゃないかと思えてきた。11シーズンに田坂さんが3バックシステムにシフトした時に西のWB転向を考えなかったのかなとふと思ったけど、さんぺーと天秤にかけた時にさんぺーの方が合うと判断したんだろうね。

鹿島戦からガラッと変わったエヴァ。ただ前半と後半でもガラッと変わってしまって、またもや真価を図りかねた。このままいくと潰れ役としての仕事を最も多く求められそうだけど、本人はそれに納得して走り続けられるのだろうかということが少し心配。ちゃんとしたシュートもまだほとんど見てないから、どんなゴールを決められるのか、その辺が見てみたい。

鹿島戦良かったから宏矢見たかったんだけど、サブにも入ってなかった。あとさんぺーは別メニューらしいけど、どんな感じなんでしょ。


繰り返しになるけど、嘆くのは賞金が50万減ったことだけで、それ以外は何ら問題ない。しかしサポ的にこんなにも充実したオフを過ごせてるのは、田坂さん就任以前から考えてもなかった。スカパーさんに改めて感謝申し上げるとともに、今月もう一試合くらい中継してくれたらなんて贅沢を言ってみたり。
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