やっていることは正しいとは思うけど見ていて虚しいよね。片野坂さんの忸怩たる思いも痛いほど分かる。久しぶりに復帰した新太も「積み上げはない」とハッキリと言い切っている。自動昇格をほぼ決めた2クラブは優勝を目指し別の産みの苦しみに必死にもがき、プレーオフからの昇格を目指す5クラブはまさにシーズンの積み上げの集大成を毎週の試合にぶつけ充実の時を過ごしている。日本サッカー界が1年で一番盛り上がる10〜11月にこんなことをやっているのは本当に虚しい。
ロングボールだって使い方によっては立派な戦術だと思う。でもこの試合で見せられたロングボール一辺倒の戦い方には戦術などは存在せず、少しでも自軍ゴールからボールを遠ざけておくというリスクヘッジのみを目的としたやり方。平均身長165cmの2トップが裏を取る工夫をするでもなく、相手プレスを引っ張り込んで陣形を間延びさせる工夫があるわけでもない。ただ残留を決めてモチベーションのなくなった水戸相手には賢いやり方だったとは思うし、実際に大事な勝ち点1は確保した。残試合数を一つ減らし、栃木に火事場の馬鹿力的な雰囲気は感じないのでおそらくこれで残留は大丈夫だと思う。ただ虚しいよ。1年やってきてこれかと。監督、選手が誰よりも感じているとは思うけど、虚しいという思いしかなかった。


この試合がエキサイティングな方向に転がらないことを前半のうちに見極めたので、残りはずっと水戸の右サイドを見ていた。この試合で水戸の右WBに入った長澤シヴァタファリをずっと見ていた。自分の観戦歴の中でも育成年代時代に最もたくさんの試合を観た選手は彼だ。おそらく20試合以上は観ている。横河武蔵野U-18時代は2年生からレギュラーで3年生ではキャプテンも務めた。自宅から徒歩5分のところで試合をやっているので本当によく観に行った。そして関東学院大に進学。身体能力の高い大型サイドバックはトレンドにも乗っているし、プロになれるんじゃないかとずっと思っていた。そんな自分の予想を大きく上回りJ1鳥栖に内定して、大学在学中にJ1デビューまで勝ち取った。今年の夏から水戸にレンタルで出て定位置を確保している。ずっと観てきた自分から言わせればこの試合でのパフォーマンスは半分も出してないしもっともっとやれる。横河→関東学院大はJ1クラブの10番を背負うまでに成長した見木友哉と全く同じキャリア。鳥栖のJ2降格で来シーズンは保有元に戻るかもしれないけど、また試合をしている姿を見たい。
次節は秋田。付け焼き刃のロングボールでやっても秋田の土俵でやられるだけだろうから、ローブロック敷いて5バックで迎撃かな。
ロングボールだって使い方によっては立派な戦術だと思う。でもこの試合で見せられたロングボール一辺倒の戦い方には戦術などは存在せず、少しでも自軍ゴールからボールを遠ざけておくというリスクヘッジのみを目的としたやり方。平均身長165cmの2トップが裏を取る工夫をするでもなく、相手プレスを引っ張り込んで陣形を間延びさせる工夫があるわけでもない。ただ残留を決めてモチベーションのなくなった水戸相手には賢いやり方だったとは思うし、実際に大事な勝ち点1は確保した。残試合数を一つ減らし、栃木に火事場の馬鹿力的な雰囲気は感じないのでおそらくこれで残留は大丈夫だと思う。ただ虚しいよ。1年やってきてこれかと。監督、選手が誰よりも感じているとは思うけど、虚しいという思いしかなかった。


この試合がエキサイティングな方向に転がらないことを前半のうちに見極めたので、残りはずっと水戸の右サイドを見ていた。この試合で水戸の右WBに入った長澤シヴァタファリをずっと見ていた。自分の観戦歴の中でも育成年代時代に最もたくさんの試合を観た選手は彼だ。おそらく20試合以上は観ている。横河武蔵野U-18時代は2年生からレギュラーで3年生ではキャプテンも務めた。自宅から徒歩5分のところで試合をやっているので本当によく観に行った。そして関東学院大に進学。身体能力の高い大型サイドバックはトレンドにも乗っているし、プロになれるんじゃないかとずっと思っていた。そんな自分の予想を大きく上回りJ1鳥栖に内定して、大学在学中にJ1デビューまで勝ち取った。今年の夏から水戸にレンタルで出て定位置を確保している。ずっと観てきた自分から言わせればこの試合でのパフォーマンスは半分も出してないしもっともっとやれる。横河→関東学院大はJ1クラブの10番を背負うまでに成長した見木友哉と全く同じキャリア。鳥栖のJ2降格で来シーズンは保有元に戻るかもしれないけど、また試合をしている姿を見たい。
次節は秋田。付け焼き刃のロングボールでやっても秋田の土俵でやられるだけだろうから、ローブロック敷いて5バックで迎撃かな。