第50回「沼らせお姉さん」

著者 ：庭トリ

出版社：wwwave comics

ストーリー概要：

「あーあ、私に沼っちゃったね…」幼馴染の陽葵と付き合っている新。でも新には、陽葵には言えない、ある秘密があった。それは――陽葵の姉・夕香とカラダの関係を持ってしまっていること。陽葵にバレないよう、夕香と淫らに交わる日々を送る新。こんな生活、続けちゃダメだ！…と思う新だが、夕香のオトナな色気と誘惑は勢いを増し、溜まった思春期の欲望はすべて、夕香へと向けられていく。そしてカラダで沼らせてくるお姉さんに、やがて心まで溺れて――

現実で浮気していた俺が言うのも何だけど、こんなん絶対にムスコは反応しちゃうだろうし、向こうから積極的に来られたら「バレなきゃいいか」と体重ねちゃうでしょうよ。

ま、それで俺は失敗し、いっぺんに2人の女性を失ったんだけどね( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼要はバレたちゅうこと（笑い事とちゃうでほんま）。

体の相性もあるだろうね。

本カノが居るのに、浮気相手の体を考えちゃうてのは、ヤッて最高の経験をしたからに他ならない。

もう一回抱きたい、そう思っている間は「浮気は止めよう」という気持ちは一切出てこないだろう。

「バレなきゃいい」という考え方をバッサリと捨てない限り、危険な情事は繰り返される、沼ってそういうものだ。

だからこの漫画の主人公も、見事に沼ってしまっているので今後も情事を繰り返すだろうし、だけども何時かはバレて大惨事になる可能性は否定できない。

浮気、不倫、そうは上手くはいかないものなのだ（経験者は語る）。

自分的にはどんどんと迫って来る姉よりも、顔を赤らめて「する？」とぎこちなく行為に及ぼうとする妹の方が魅力的に映った。

リアクションが一々可愛すぎるんよ、妹。

大事にしなきゃ！と思う一方、自分の事を姉も好きだったのが分かると、そりゃちょっと気分は良いし、気になるのも確か。

そこをきちんと線引き出来るか出来ないか、一途で居られるか居られないか、そう貴公は試されているのである！

話変わって、単行本についてなのだが、本編物凄く絵が薄いんだけど。

巻末に収録されていたおまけの短編は濃かったから、余計に何でこんなに印刷薄いんだ？と。

敢えてそういう仕様にしたのか、それとも印刷ミスなのか、どちらにせよ読み辛かったという事だけは最後に残しておく。

２０２４年７月時点で全1巻が発売中！

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・4

お色気・・・5

残酷さ・・・0

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

（５段階評価での独自採点）

沼らせお姉さん【単行本版】 (COMICゴイチ)   庭トリ wwwave comics

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