ドント・イット

A DARK SONG
２０１６年
アイルランド／イギリス
９９分
ホラー／ドラマ
劇場公開（2018/01/27）




監督：
リアム・ギャヴィン
脚本：
リアム・ギャヴィン
出演：
スティーヴ・オーラム
キャサリン・ウォーカー
スーザン・ラフナン
マーク・ヒューバーマン



＜ストーリー＞
息子を殺されたソフィアは、黒魔術を使って犯人たちへの復讐を企てる。オカルト信仰者のソロモンを雇って儀式を行おうとしていたソフィアは、彼を家まで連れていくのだが…。

―感想―

見事にハズレを引いてしまった。
流石未体験ゾーン、やってくれましたわ。

妹の説得を全力で無視しておいて胡散臭いおっさんを雇うのもどうかしているし、そのおっさんを全面的に信頼して雇った様に見えて、やたらと命令を拒否するてのもソフィアの本気さが感じられず苛々してくる。
このおっさん、ソフィアを全裸にさせ、何をするのかと思いきや、単に自慰したかっただけとかほんま笑わしよるで。
お前ら何がしたいねん！そんな本当に効果があるのか疑問に感じてくる謎の儀式が延々と繰り広げられるだけの映画。

引っ張るだけ引っ張って、終盤ようやく雰囲気だけはホラーぽくなってくるが、一体これはどういう世界なのか意味不明な映像に頭が混乱。
おっさんが儀式の前に天使と悪魔がどうたらこうたら言っていたので、出るな！と言われていた境界線からソフィアが平然と出てしまったから、悪魔の世界に連れて行かれそうになってたのかな。
んで、ソフィアは恐ろしくなって、急に「私を許して・・・」と泣きながら懇願したら、天使が現れた、と。


天使のお蔭で、もうこういう危ない儀式はやるなよ、みたいな事を悟らされ解放を受けて、ソフィアは一人、車に乗って屋敷を後にする。
おいおいちょっと待てよ、と。
死んだ愛息子と再会する件はどうなったのよ。
愛息子を殺した犯人に復讐するという当初の目的は果たさないままで話が終わるんかいっ。
となると私は９０分間何を見せられてたんだよてなるわな。
黒魔術使って復讐したいて言うから、どういう復讐の仕方になるのか怖くも面白くも無い儀式に付き合ってたのに、突然妙で訳が分からん展開が起こって達成しないまま終幕てバカにしてんのか？
腹をソフィアにぶっ刺されてもヘラヘラしているおっさんはそのまま死んでるし、ソフィアはソフィアで根性も我慢もない優柔不断さだしで、中途半端な気持ちでやるんじゃねぇよ！とだけ声を大にして言いたい。

これ、米ウェブの映画批評サイト「ロッテン・トマト」で９５％も支持されたらしいよ。
信用出来るんかいな、そのサイト（一度も見た事ないけど）。

評価：☆
１８／０３／０２ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2018-03-02
メーカー：AMGエンタテインメント

情報
＜未体験ゾーンの映画たち2018＞

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