キラークラウン 血の惨劇

CLOWNTERGEIST
２０１７年
アメリカ
８０分
ホラー
オリジナルビデオ



監督：
アーロン・ミルテス
出演：
ブリタニー・ベランデル
エリック・コーヴィン



＜ストーリー＞
クラウン（ピエロ）恐怖症の大学生・エマ。彼女の住む街では、クラウンから殺害予告の風船を届けられ、殺害される事件が多発していた。ある日、エマと友人の下にその風船が届き…。

―感想―

もうなんかいい加減に作ったかのようなどうしようもないホラー作品。
悪霊が乗り移ったピエロを操るアイスクリーム売りのおっさんという設定からして意味不明。
ピエロ恐怖症の主人公に「克服出来るか！？」とけしかけて、克服出来ましたとなった途端におっさん拳銃自殺。
何がしたかったんだ？

オープニングで殺される女子（洗面所で血を吐いてたのはどういうこと？）の親父が手助けしてあげるて親切に言ってくれてるのに、主人公は拒否。
自分達でどうにかすると豪語してた割には、予告時間が迫ってきているというのに呑気に寝てます。
対策を練るとかそういうのを何もしなんだよなこの主人公。
自分が殺されるかもしれない、そんな緊張感を持たないまま、一応悪夢見たらギャーギャー騒いで、後は普通に生活。
バカなのか？
で、ピエロに捕まって愛犬の肉を無理矢理食わされている最中に友人が助けに来るのは良いが、棒切れ振り上げているの長過ぎ。
ピエロの背後に立ってボーと、早よ殴れや。

手伝ってあげると言ってた親父の武器は何故かクロスボウ。
弓矢で倒せる相手じゃねぇだろ悪霊なんだから。
そこは最低でも拳銃でしょうが、まあ銃弾で殺せるとも考えられないけれども。
かと思ってたら、カッターナイフでザクザク切られただけで死んじゃったんですけど！！
えぇ・・・。
悪霊なのに？
そんなので倒される悪霊て・・・はぁ？？

因みに悪霊が乗り移ったピエロがこちら。

めっちゃ変な動きして、めっちゃ変な唸り声上げてます。

監督は『ＩＴ』のリメイク公開で、全米が再びピエロ現象によって震えあがっているのを利用して、これ作ったのかもだが、取り合えず気持ち悪いピエロ出しときゃいいだろ、みたいな適当な考えと、適当な脚本、そして適当な演出と、適当三昧で仕上げた様な陳腐な完成度で、ホラーとしての怖さが全くありませんから、借りる価値なしとしておきます。
そうだ、会話シーンになると入る雑音、あれどうにかしろよ、て今更苦言しても遅いか。

評価：☆
１７／１１／２０ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2017-10-03
メーカー：ファインフィルムズ

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