銀幕大帝α

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ぼくらの7日間戦争

2020年06月08日 16時37分58秒 | アニメ(国内)
SEVEN DAYS WAR
2019年
日本
88分
ドラマ/青春
劇場公開(2019/12/13)



監督:
村野佑太
原作:
宗田理「ぼくらの七日間戦争」
主題歌:
Sano ibuki『決戦前夜』『おまじない』『スピリット』
声の出演:
鈴原守北村匠海
千代野綾芳根京子
中山ひとみ宮沢りえ
山咲香織潘めぐみ
緒形壮馬鈴木達央
本庄博人大塚剛央
阿久津紗希道井悠
マレット小市眞琴
本多政彦櫻井孝宏



<ストーリー>
いつもひとりで本ばかり読んでいる鈴原守は、隣に住む幼馴染みの千代野綾に片想いをする。しかし、彼女は父親の都合で引っ越しを迫られていた。

自分らしく生きると決めた。

―感想―

あの宮沢りえ主演で話題となった「ぼくらの7日間戦争」を令和の現代に置き換えたら?そんなコンセプトも持つ劇場用アニメ。
ちょっと画がTVアニメに近いものがあり、クオリティはそうは高くないのに初め違和感を覚え、結局慣れないままで居たが内容はそこそこ。

ネット社会は怖いねえ、という今だからこそ味わえる「拡散」の2文字に震える。
しかしこれが起きたからこそ少年少女達のぎこちなかった「絆」が「真」として生まれ変わり、勝手な大人達への反抗として示していた行動に本当の深みが見えてきた。
これまでになかった人間らしい生き方を学んだ彼らは、今後逞しく成長し、良い大人になっていくんだろうな。

だがまさか予想していた恋の発展が、同性愛へと変わるとはね。
この辺も、昭和では描けない現代ならでは、かもしれない。

ヒロインである千代野綾の父親は頭が固い政治家で、その運転手を務める青年・本多の考え方がイマイチ理解不能。
こいつがネットで情報拡散させたのに、最後では「もうやってられるか!」と裏切っていた。
少年少女達の味方の様に見えて、そうでもない。
かと言って政治家の完全な言いなりでもない。
その場の状況に合わせて、姿勢を変えるというのも今のある一定の若者達が持っているかもしれない優柔不断さを見せたかったのだろうか。

結果的にマレットの性別を判断出来ていなかったのは主人公・守だけだったのね。
薄々と気付くだろ、俺でもそうなんじゃないかて思ったのに(笑)。

評価:★★★
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関連作:
『ぼくらの七日間戦争(1988)』(同一原作(実写映画版))
『ぼくらの七日間戦争2(1991)』(同一原作(実写映画版))

オフィシャル・サイト

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