銀幕大帝α

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MONSTERZ モンスターズ

2014年11月07日 23時57分05秒 | 邦画サスペンス
2014年
日本
112分
サスペンス/アクション
劇場公開(2014/05/30)



監督:
中田秀夫
『クロユリ団地』
オリジナル脚本:
キム・ミンソク(映画「超能力者」)
出演:
藤原竜也“男”
山田孝之田中終一
石原さとみ雲井叶絵
田口トモロヲ雲井繁
落合モトキジュン
太賀
三浦誠己“男”の父
藤井美菜押切奈々
松重豊柴本孝雄
木村多江“男”の母



<ストーリー>
ひと目見るだけですべての人間を思い通りに操れる男と、唯一操れない男。対立する能力を持って生まれた宿命のふたりが生死を懸けた壮絶な戦いを繰り広げる。

禁断のバトル、勃発。

生き残るのは、
人間を操れる男か
それとも唯一、操れない男か


-感想-

内容うっすーー!

監督・中田秀夫、出演・藤原竜也、石原さとみ。
このトリオを見て思い出さないだろうか?
そう、あの超ツマラン映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の面子ですよ。
悪い予感しかしない。
案の定、その悪い予感は見事に的中した。

一応これ、あの韓国映画『超能力者(2010)』(傑作!)のリメイクだよ?
あれをどう脚色したらこんなにも酷い映画になるんだよ。
確かに多少の不安を持ちながら鑑賞はしたけれど、まさかここまでズタボロなリメイクになっているとは予想の遥か斜め上を行っていて、一気に不安から失望に変わってしまったわ。

終始、藤原竜也の目をキランと光らせて、人間の動きを停止させたり、思い通りに動かしているだけ!
ほんと、それだけ。
他に描く事が無かったのか?と疑問に思うほどに、しつこい位サイキックパワー発動描写を此れ見よがしに連発させるものだから、飽きる、退屈、眠気に襲われるの3段階が私にも発動されましたがな。

これはあれか?藤原竜也の独演会動画なのか?

ラストの螺旋階段なんて、どこまで深いんだよ!てツッコミ一丁入りましたぁ!

ドラマ性、サスペンス性、全くなし。
ただひたすら、藤原竜也の暑苦しい演技と鋭い眼光を繰り返し見せられる拷問映画です。

脚本家と監督は『超能力者』を1000回観直して、己らの無能さを痛感せよ。
そして、こんなつまらんリメイク作っちゃってすみません、とオリジナルのスタッフに頭を下げろ。
こんなの韓国人に見せたら絶対鼻で笑われるわ。
あー恥ずかしいっ。
同じ題材を以ってしても、ここまで出来の良し悪しがくっきり出て来られると、改めて日本映画は韓国映画の足元にも及ばないと身にしみて感じた。
情けねぇ。。。

今作の俺の嫁・石原さとみ図鑑




映画が糞なので、私にとっちゃあさとみちゃんの出演シーンだけが唯一のお楽しみでした。
さとみちゃんは泣いた顔も魅力的だが、笑っている顔の時の方がもっと素敵。

評価:★★
14/11/07DVD鑑賞(新作)
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関連作:
『超能力者(2010)』(オリジナル)
コメント (16)
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