銀幕大帝α

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パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件

2021年09月16日 11時49分09秒 | 洋画サスペンス
POSLEDNEE ISPYTANIE/THE LAST TRIAL
2018年
ロシア
139分
サスペンス/アクション
劇場公開(2021/03/26)



監督:
アレクセイ・ペトルヒン
製作:
アレクセイ・ペトルヒン
脚本:
アレクセイ・ペトルヒン
出演:
イリーナ・クプチェンコ
イリーナ・アルフェローワ
アンドレイ・メルズリキン
ミハイル・エフラノフ
アンナ・チュリーナ
イェレナ・ザッハロヴァ
ニキータ・タラソフ




<ストーリー>
モスクワ中央部にある劇場が、チェチェン共和国独立派テロリストに占拠される。テロリストは祖国の独立を要求し、拒否すれば劇場を爆破すると政府を脅迫する。

―感想―

テロリストに対して無謀な行動起こす奴、多過ぎだろ(笑)。
もし、俺がその場に居たら「刺激するなよ」て思うよ、劇場支配人みたく。

最初にあれだけの人数が解放されたにも関わらず、たまたま劇場の外でカメラ回していたメディアが銃撃の様子を捉えるまで警察とか何処の機関も動いてないてのが不思議。
解放された人の誰か一人くらいは外に出た瞬間に通報すると思うのだが。
結局、人質となった全員に電話掛けさせてるし。

あの状況下で変に正義感ぶった人間が沢山出てくるから(歴史の先生とか)、なーんか現実味が薄くてさ。
映画自体は実際に起きた事件を基にして作られているみたいだが、実際、あんな一般人が本当に居たのか信じようにも信じられない。

軍も到着したりと大騒動になるものの、全てを解決させたのが休暇中のおっさんだった、て『ダイ・ハード』かよ。

交渉人、何泣いてるねん、お前仕事らしきことなーんもしとらんやろ。
俺のお陰で全員が救われた、みたいな嘘の空気漂わすなw

どこまで忠実に再現しているかは知らんが、やたらとツッコミたくなるシーンがある映画だった。

評価:★★★
21/09/16DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2021-08-04
メーカー:ニューセレクト

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リトル・シングス

2021年07月15日 21時10分59秒 | 洋画サスペンス
THE LITTLE THINGS
2021年
アメリカ
128分
犯罪/サスペンス
劇場未公開



監督:
ジョン・リー・ハンコック
製作:
ジョン・リー・ハンコック
脚本:
ジョン・リー・ハンコック
出演:
デンゼル・ワシントンジョー・ディーコン
ラミ・マレックジム・バクスター
ジャレッド・レトーアルバート・スパルマ



<ストーリー>
保安官代理のディークは、巡査部長・バクスターと共に連続殺人事件を捜査することに。だが、捜査を進める中でディークの暗い過去と不穏な秘密が明らかになり…。

―感想―

ラミ・マレックが急に歌い出すんじゃないかと冷や冷やした(嘘ですw)。
フレディ・マーキュリーというキャライメージが未だに強すぎる俳優さんですが、準主役とはいえ中々の熱演を本作でも見せてくれて、名優デンゼル・ワシントンに引けを取らない存在感を醸し出していました。

俺が同じ立場だったら間違いなくバクスター同様にスコップでぶん殴っていたと思う。
ジャレッド・レトーの態度、あれはかなり鬱陶しいでしょ。
観てて苛々するもの、あれはしゃあない。
けどスコップ一撃でまさか死ぬとは予想にもしてないわな、て事で、この事情を知る唯一の人物、そうディークが証拠を全部消してしまう。
何故彼がそこまでするのか、その理由に繋がる過去に犯した過ちが展開を追うにつれて浮き彫りとなるんですね。

警官仲間で不祥事をもみ消すというのは、よくある話。
若造の尻拭いをするのは、もうこれ以上失うものはない孤独な男。
バクスターには綺麗な奥さんが居るし、2人の可愛い娘も居る。
将来が約束されたバクスターのちょっとした過ちを無慈悲に告発したら一気に彼の人生は終わる。
被害者の証拠品となる髪留めもわざわざ同じ商品を購入してまでバクスターを安心させ、お前はもうこの件は全てを忘れろと言わんばかりの、さり気ない優しさに泣ける。
結局、事件そのものは未解決のまま映画として幕を閉じるので、なんか後味は悪いが、不本意なミスを犯してしまうという部分が似た者同士な2人の男の、それぞれが抱く事となる複雑な心情というものを丁寧に描き映していた作品だった。

評価:★★★☆
21/07/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-07-07
メーカー:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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フロッグ

2021年06月06日 16時20分52秒 | 洋画サスペンス
I SEE YOU
2019年
イギリス
109分
ミステリー/サスペンス
劇場公開(2021/03/19)



監督:
アダム・ランドール
出演
ヘレン・ハント
ジョン・テニー
ジュダ・ルイス
オーウェン・ティーグ




<ストーリー>
ある街でふたりの少年が続けて失踪する。現場では過去に世間を騒がせた事件と同じナイフが見つかるが、当時の犯人は逮捕されており、捜査は難航。一方、担当刑事の周囲でも不可解なことが起こり始め…。

―感想―

これって確かサスペンスだよね?
もしかしてホラーじゃねえの?
冒頭からして流れる音楽がくっそ怖いんですけど。
とか思いながら観ていたら、あーサスペンスだわ、と。

はっきり言って脚本がかなり良い。
先が全く読めないというか、展開に翻弄されてしまうというか。
例えるなら刑事一家の家の中で起きる怪奇現象が第1部としたら、その怪奇現象の正体を明確にする中盤が第2部、んで、予想外過ぎる真実が明るみになる後半が第3部(最終章)て感じだろう。

この人は良い人、この人は悪い人、その辺の鑑賞者が持つ先入観を完全に覆してきます。

本作に関しては、あれこれ書いてしまうと今後鑑賞予定の方に悪いので止めておきます。
てっきり邦題とかジャケ写から、カエルの仮面を被った殺人鬼に誰かが挑む話なのかと予測立てて観てみましたが、まーったく違った。

少年が突然行方不明となる描写が伏線。
特に過去、何者かに連れ去れるも逃げ出した2人の少年に関した事がクライマックスに向けての最重要な要素となってたね。

相当(映画的)に面白い内容となってます、おススメ!
オープニングからの没入感が高め、期待以上の満足度を得られる事、保証します。

もしかしたら今年の未体験ゾーンの大本命はこの作品なのかもしれない。

評価:★★★★
21/06/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-06-02
メーカー:クロックワークス

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フローズン・ストーム

2021年04月02日 14時14分16秒 | 洋画サスペンス
CENTIGRADE
2020年
アメリカ
89分
パニック/アクション/サスペンス
劇場未公開



監督:
ブレンダン・ウォルシュ
出演:
ジェネシス・ロドリゲス
ヴィンセント・ピアッツァ




<ストーリー>
吹雪の後、ある夫婦が凍結した車の中に閉じ込められてしまう。夫は車内で助けを待とうとするが、妊娠中の妻は脱出すべきだと主張し…。

―感想―

雪山に埋もれた車の中に閉じ込められた夫婦の顛末を描くワンシチュエーション作品。
2,3日の話なのかと思っていたら予想に反してかなり長い日数だった。
尿の処理法は分かったけれど、便はどうしてたんかね、気にすることでもないか。

旦那の方が冷静。
嫁の方がヒステリック過ぎ。
こういう状況だから意見対立して夫婦喧嘩が始まるのも分からなくもないけど、嫁の余計な言動が原因の元にはなっているわな。
旦那が罵られる度になんか可哀想になってきた。
同性の立場からみて、旦那は良く嫁のわがままとかに耐えたよなと同情していたら、おいおい凍死しちゃったがな。
哀れ過ぎるだろ旦那。

最後は「かまくら効果」が活きて、車内で産んだ娘と共に溶け始めた雪山をかき分け脱出出来たという救いを見せてくれるけど、自分的には嫁の性格なんかが好きにはなれなかったから、感動も何も得られなかった。

評価:★★☆
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メーカー:ファインフィルムズ

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アングスト/不安

2021年02月19日 19時47分07秒 | 洋画サスペンス
ANGST/FEAR
1983年
オーストリア
87分
サスペンス
R15+
劇場公開(2020/07/03)



監督:
ジェラルド・カーグル
製作:
ジェラルド・カーグル
脚本:
ジェラルド・カーグル
出演:
アーウィン・レダー
シルヴィア・ラーベンライター
エディット・ロゼット
ルドルフ・ゲッツ




<ストーリー>
10数年の刑期を終え出所する1ヵ月前、就職活動のために3日間の仮出所を許されたヴェルナー・クニーセクは、母親と娘と息子を殺害する。

本物の《異常》が今、放たれる。
後悔してももう遅い。


―感想―

確かに不安そうには見えるが、どっちかつうと「興奮」でしょ。

死体を見た時の驚く顔を想像すると興奮した

本人もそういっているし。
異常者とかサイコパスとかの類って、殺人犯す姿が挙動不審、敢えて言うならば「キモイ」。
こんなキモイ人間に殺される被害者は悲惨だよ。
殺している時は感情が高ぶっているのもあって、取り合えず後先考えずに我武者羅で襲い掛かっているのよね。
だから被害者は訳が分からない状態、犯人も同等、現場は修羅場です。

殺人者の心理的なものを知るには鑑賞する意味はあるのかなあ、個人的には全体的に間延びしていて退屈に感じたんだけども。

一時期は上映禁止処分を食らった作品だそうだが、今になって作品に対しての評価が上がっているらしい。
それがあっての劇場公開が日本でも昨年の7月から開始されたみたいですが、評価もそうだけど陰湿で残忍なだけの内容に好みはバッサリと分かれると思う。

評価:★★
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メーカー:キングレコード

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