雨が降らない。
いつまで続くこの天気。
昔なら地域農民一同、集まって「雨ごい」をしたであろうと思える状態だ。
気まぐれな天気、いつ降るか、当分降らないのか。全く分からない。
この付近でも、ちょっとした里山で「雨請い岩」が残っている。
そんなことまで思い出している自分だ。
自宅の周囲に植えた、トマトなどは随分前に根から抜いて処分したし、いくつかの目的があって、例年のような天候を見越して植えたものもすべて枯れて処分した。
この暑さの中、気付いたことがある。
家の周りの生き物、蟻🐜と蜘蛛の動きである。それと普段は全く見られなくなっていた、蝿(ハエ)である。
蜘蛛の動きの変化のついて、これは「蜘蛛の子を散らしたような」という表現があるが、今年の蜘蛛の様子を見ていると、あまりにも暑さが厳しいので、葉っぱの陰や太陽光を直に浴びることを避けて営巣してること。
青カエルはクチナシのような、常にグリーンの葉に覆われている植え込みの中でも葉の中ではなく、少し下がった位置の小枝のに乗って、早朝や夜間であれば風や、空気の少しでも温度の低いと思われる位置に動かないでじっとしているのである。
虫たちの生きる知恵がよくわかる。
蟻🐜たちは、人目にも付く場所を堂々と、日光を浴びて長い長い行列を作って、自分たちの大切な巣までの行進を見せてくれるのだが、この厳しい暑さの中、行列はあまり見られない。
たまに姿を見せても、巣の近くで、人の目につきやすくても、ブロック塀の下とか、日差しのない場所などを選んで、行進し、自分たちの巣穴をめざす。地下の様子は図鑑などで見たことがあるが、この暑さの中だ、かなり深い場所に本部があるのだろう。
家の周りには小さいトカゲもいる。彼らは愛するべき連中だ。この家に自分たちが住みだした頃からの仲間だ。40年位の間、毎年、姿を見せる。捕まえて尻尾をもってぶら下げてみても、慌てない。彼らも代を重ねて数十年。数も増えているようだ。今年生まれの子供も見られる。(小さくて可愛い)
早朝、蝉しぐれがすごい。日中はあまり聞かない。これだけ暑いと蝉も「朝だけ」のものに
なるのか?。
「小さな、小さな自然」である。
今日も朝から暑く、早朝からの蝉の声が休みなく、続いてる。
家の外で少し、作業したいことがあったので、AM:5時過ぎから、外で作業。20分程で終了。
こんなことでも日中にやるということは、出来ない。
日が昇ってきたら、すぐに強烈な暑さだ。自分のような体力のない者にはそれは出来ない。
暑さが厳しくなったあとしばらくして、恒例のグランドゴルフ(近くの公園で)には、係りの人が「しばらくの間、休みにします。」(約1週間)
その期間が過ぎても全く天候に変化が現れない。更に厳しい暑さの日々が続く。老人と言っても元気な人で健康にも問題ない人にしてみれば我慢できない。
休みの期間が終わってしまえばやっぱり、グランドゴルフだ。この暑さの中ですが、皆さん元気に楽しんでいるようだ。自分はずっと休みだ。
ここで一句。
「蝉しぐれ 心病む吾には 喧しい」
とにかく暑い。そして雨の降る気配すら感じられない。テレビでの高温注意情報。など頻繁に聴いている。
近日中に雨が降るような予報は自分の居住する地域には全くない。
日没後に少しだけ、暑さが、減ってる感じかな?。
早朝はそれでも、涼しいなと思われる。(前日、日没後にたっぷり散水するから)
6時頃に玄関の外に出て、ゴミをまとめて集積所まで運んだり、家の周りを片付けたりといった感じ。誰の思いも同じらしく、近隣の人たちも一緒だ。
顔が合えば「暑いね!」「全く!」の挨拶。
昼間、市の広報が数回流れる。(市内全域に)
「こちらは市の広報です。只今高温警報発令中です」
近隣の市の最高気温(今日の最高気温が40度2分)がテレビの字幕に流れました。 少しだけでもまとまった雨が降れば、この酷暑は一時的に納まるはずだ。
今日も、日没後のひととき、表に出てやりたいことがある。散水など。
酷暑はいつまでも、続くんです。
雨の気配は全く感じられない。
前回この地方に雨が降ったのは、いつだったのか?。
この地方だけのようです。いつまでもいつまでも酷暑が続いています。
家の周りの植物も、雑草までもグッタリしています。
7月上旬頃に大雨が降ったように思うのだが、その後暑さの最中、降雨はないように思うのだが。
その後は自分には記憶がない。(一度くらい降ったかもしれないが?)
暑さの一番厳しい時故、自分のような老人にとっては、堪らない。
天気予報でも「命に係わる暑さです。充分注意してください」。
テレビのニュースでも連日報じている。
この酷暑はまだまだ続きそうだ。