人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

この地方では日中猛暑だ

2019-07-17 | 梅雨

 午前中は9時過ぎ位まで湿度が高く、ムシムシで気になったが午後は一気に夏の盛りといったイメージで、最高気温も急上昇だろうと思える。
 いよいよ本格的な夏?。
2~3日前から公園あたりで、蝉の鳴き声が聞こえている。子供の頃を思い出す。
 夏休みになれば、昼飯(雑炊の残りだったり、雑穀米に山菜を放り込んだ鉄鍋から、木製の「オタマ」で茶碗に掬って喰ったのか、啜ったのか判別できないような状態で自分で作った藁草履をはいて、ごろ石だらけの道をパンツ一枚身に付けて慣れ親しんだ川まで走って行ったものだ。 
 20~30分程度でいつもの川に付く。しばらくの間は堰堤の下とか、ちょっとした深い
流れの蛇行したようなところで、泳ぐ。今の子どものように学校にプールなどあるわけはない。敗戦後まもなくの頃だ。
 子供の適応能力は素晴らしく、川遊びをしながら、自分で「犬かき」のような泳ぎはおぼえる。すぐに飽きてしまうと、次は「カジカとり」だ。大小さまざまな石ころが混在した流れの中で、石の下に潜っている「カジカ」を手掴みする。川の周囲に立っている川柳の小枝に素手で捕まえた「カジカ」を刺して、その小枝を口に咥えて更に別の流れ、石の下を手で探る。
 数十年前のニュースかどこかでかで見た記憶があるが、京都の高級料亭で「カジカ」2匹を焼いたものが皿に並べて5.000円か10.000円だと説明があったのを思いだす。
 現在では多分、何処の川にもいないと思うが、絶滅したのだろうか。
自分が子供の頃に遊んだ川は、いまもあるが、「カジカ」はいない。


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