人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

台風が来た

2019-08-16 | 台風

 台風10号が来た。そして去った。
 大型台風の発生からかなりの日を費やして、私の住む地方にも来た。
発生した当時は大型台風として、連日テレビでの放送が目だったが、長引いて自分の住んでる辺りに来た時には、あまり心配しない。結局雨戸も閉めないで済んだのでヤレヤレだが、さて、次はいつかなといった思いだ。
 自分の子供時代は(住んでいた辺りでは)9月1日が(二百十日)と言って毎年同じ日に、きまって嵐が起こり、大雨が降り、それなりに若干の被害をもたらしたように、記憶する。
 そして、山の荒れ地に生えてる野生の栗のイガが、ぱっくりと開いて実が落ちる状態になったことを思いだす。
 当時は戦争に負けたすぐの頃、現在のようなお菓子でも何でものあり、ではなく、食えるものは道端の草でも花でも、喰ったもの。山菜は大変なご馳走だし、いま思えばゴロ石だらけの道(少し傾斜してる)の土手の草の中にパラパラ落ちていた「柿の花」も拾って食ったもの。少し甘酸っぱい味で旨いもの。野イチゴが熟す頃ともなれば、学校の行きき帰りに毎日探して食った。他に野生のツツジの花(毒はない)を仲間と連れ立って喰いにいったものだ。
 今でもこの地方で公園などで熟した実を見れば手のひらに受けて食べている。
                                 
               野苺 の 実 ↓ 

DSC_2026.JPG   


最新の画像もっと見る

コメントを投稿