昨日から降り続いているこの雨、梅雨の時期でもあるが、台風だという。各地に被害も既にでている。これ以上に被害が大きくならないことを祈る。そして昨日からのニュースで何と言っても大きいのは、安全保障条約関連の問題だ。
憲法9条をきちんと守り続けて70年。世界に誇ってきた日本だ。アジア諸国の中で、懸念される問題がいくつか出てきている。特に尖閣諸島付近を含めた問題などが、顕著になりつつある。自衛隊が戦闘現場で武器を持って、働かなければならなくなる可能性がある。もしそうなれば、当然、戦闘状態(つまり戦争になる)70年間の平和?は何だったのか。人間が人間である限りは、戦いが全くないという社会はかつて歴史上に存在しない。外国相手の戦だけが戦争ではない。日本の長い歴史を見ても、全く戦、争いごとのなかったという時代はなかった筈だ。私が20歳頃、デモに何回となく参加した。赤旗を振りながら私鉄の駅前広場を「安保反対・・・・・・」と走り回ったものだが。当時は全学連もすごかった。女子学生が一人犠牲になってしまった。私と同年代の人たちは、当時を思い出して、「いまの若い人たちは覇気がなすぎる」と思ってる人が多いと思う。
ところで、今日は10時から昼まで地区恒例の「いきいきハウス」の日だった。
第一部は「食中毒をテーマに」同じ地区に居住されている井口 恒夫先生による講演。「食中毒予防の3原則」だった。
第二部はコール清見寺(尼寺の)庵主様をリーダーとする9人の女性グループによる、平家物語の中から[若き敦盛]を語り聞かせてくれた。語り口の迫真さからは、聞きいるものすべてが、その現場にいるような実感さえ感じ取れた。見事なものだ。