恒例のゴールデンウイークがとにかく終わった。小さい子供さんがいたり、年配の両親などが田舎で孫の顔を見るのを楽しみにしていたり、または入院とか、介護施設に入ったりしている人たちも多い。テレビなどの報道で高速道の渋滞状況を見せてくれるが、大変なことだ。盆、正月も同様だが、日本の経済発展も底が浅いことがよく分かる。バカンスなどとは程遠い。そんな中、交通事故のニュースも飛び込んでくる。3日や4日あるいは1週間の休みがあったとしても、せめて家族でのんびりできないものかと思うのは、今の自分がサンデー毎日の故か。経済大国に固執し過ぎではないのか。少しぐらい不便であっても、精神面での安寧も必要だと思う。
一握りの稼ぐ人は異常に稼ぐ。税金逃れのために税金をとられない国に資産を移している。また、多額のお金をその国に寄付をすれば、永住権も得られるなど。それ以外の大多数の人は、その波に乗れない。幸せであると思っている人の割合というものは、今の日本社会ではどのくらいの割合なのか。極めて少ないと思われる。その日暮らしの人も多い。若い人が少ないこともあるが、国全体に活気が感じられない。デモ行進なども久しく見ていない。
以上、老人の繰言である。
私は電車で動物園にいってきました。動物たちにはいつも癒されますが、動物の方は沢山の人にうんざりしていることでしょう。