人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

夏台風 雨と風

2014-08-10 | 夏台風

 梅雨があったのかなかったのか、分からないと思うまもなく、連日の猛暑が続き、8月に。今日は10日だ。昨日、長崎に原爆投下、慰霊の日を迎え、雨の降りしきる中、例年のごとく、「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が行われた。テレビの放映を見ていたら69年もの歳月が流れ、世代も変わり、戦禍の記憶も次第に社会から薄められていくことが、感じられた。街を闊歩する若い女性たちに、報道関係者が、戦争のこと、敗戦後の世相や暮らしについて、マイクを向けるが、そういう話は子供のころ、おじいさんやおばあさんに聞いた覚えはあるが、自分には無関係なこととして、いる人がほとんどだった。時は待ってはくれない。絶えず流れ続けていることを当然とはいえ、改めて強く思う。視点を変えてみれば、人類だって、生物学上のある分野に分類される。その点では他の動物、植物、鳥、昆虫、カビや菌類、藻、その他もろもろの、物たちと同等であり、地球上にたまたま現在君臨しているに過ぎない。そんな狭い人類同士が日夜、争いを続けている訳だ。日本国ひとつをとってみても、日本人がどこから渡来したか、知らないが、以来、ずっと争いの連続であり、いまは地球規模の国同士の争い、といったところか。
日本人の平均寿命はいま、女が86、61歳、男が80歳超え、いずれも「世界一」と思うが、これも原始爆弾を2個も人類史上初めて浴びせられ、以来、69年もの間、戦争することなく、過ごせた結果だと思う。第2次大戦では、およそ300万人の日本人が犠牲になっている。わが身を振り返ってみれば、ただなんとなく、現在まで、生きていることに感謝あるのみ。今日の朝刊を覗いたら、いま、たまたま先進国といわれている国は日本を除き、すべて核兵器をもっている。どこかの国がたまたま間違いで核搭載ミサイルを発射したとしたら、その瞬間、地球が変わる。人類滅亡も考えられる。人類がいなくなったあとの地球は、どういう生き物、あるいは菌類?が支配するのだろう。以上、「うぬまじいちゃん」の繰言。
いまも、外は雨と風の勢いがすごい。台風の通過中か。進行がとても遅い。この地方では一昨日の午後以来、雨は降りっぱなし。昨日我が家は停電もあった。(時刻はいま12時45分)


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1 コメント

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人類 (wako)
2014-08-20 14:21:00
人類みな兄弟という言葉があるように、本来は人は皆同等で国籍、宗教、人種などでなにも変わらないはず。
しかし、世界のいたるところでの争いは今も続いていますね。とても残念なことです。

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