人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

午後の風、とても冷たい

2019-02-10 | 春近し

 ここ数日、午前中は日差しもあったりして、時刻により暖かな日もある。
そのような日であっても午後になると寒さに向かい、13時以降になれば、風が出てくる。
この風がとても冷たい。
 名もなく貧しい老夫婦である自分たちは、この冬も例年の如くじっと我慢の日々であるといってもいいのだろう。
 ここのところ、連日の寒さ、冷たい風だ。
 ずっと以前に現地が真冬の観光で行ったことのある、ジュージランドの南島、の寒さや夜間の「南十字星」も見たような気がする。「そしてトーテムポールと卵を産んだらそのまま、落ち葉の下の土に埋めるとそのまま、放って置くキューイ」。やがて、地熱で孵化する。後は自立していく。そして「ウオンバット」。
 いたるところで温泉が噴きあげている。(5メートル程度)「マウントクック」という山並みや氷河の山脈が青白く麓までが氷の世界。天候にめぐまれたので、氷の世界を希望者だけ、その場で申し込み、セスナ機で上空から、観覧することが出来た。この費用が当時の一般的な観光では、あり得ない程の高額(その場で払い込む)だったように、思うのだ。(保険などはなかったと思う)。
 同行の観光客は、セスナがあまりにも頼りなさそうに見えたのと、その安全性に怯えて(条件がよく無風のとき)数人だけが、乗った。氷河があり、山並み全体が氷の世界とあって、青白く光って見えた。(自分と家内は2度とこんな旅行が望めないだろうの思いで乗った)
 

 日本が夏であり、防寒具はかさばり、面倒であったが、分厚い大きなジャンバーを持参して出かけているので面倒であったが、寒さの方は大丈夫であった。
 食事は、農家の外で、「羊」一頭その場で処理して、「焚火にあぶって骨付きのままかぶりつく。」これがうまかった。
 そして湖水が多かったように思うのだが、夕刻の日暮れが早く、日の出がうんと遅い。観光のバスは朝、真っ暗な時間に出発。次の宿泊ホテルに着いても何も見えない。
 翌朝、バスで出発のとき気付いた。夕べ泊ったホテルは、湖水が多い現地でも有名な「ビクトリア湖」沿いのホテルだったのだと、初めて気付いた。成程、昔、大英帝国時代の女王陛下の名をいただいているのであった。(成程、景観は良かった)

 寒さの中でこんなことまで思い出している鵜沼じいちゃんです。