人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

万座温泉

2014-09-26 | 

 万座温泉へ行ってきた。9/21~9/23の2泊3日。3日ともに快晴に恵まれたので、ラッキーというべきだろう。温泉は白濁の硫黄泉が、ジャージャーと流れでている。「日進館」に今回も泊まる。(何回目だろう、今回をで4回目?)前回までは白根山登山を欠かさず、コマクサ群生地をたっぷり歩いたが、コマクサは夏に花咲く、しかも、いつも同じコースになってしまうので、今回は避ける。近場で万座温泉を見下ろせる崖の径を歩いて見る。万座温泉は古代人の痕跡があることを、学者によって証明されている。弥生時代の遺跡もある。秋が早く、いつ雪が降ってもおかしくない状態だとの説明を受ける。雪がない限り、天候が良ければ、毎朝、6時からホテルの係員による朝の散歩もある。おおむね一時間のコースがいくつかあって、ホテルの担当者が毎朝、一緒について説明(植物、遠くに見える山、地形、山菜、その他、客の質問に何でも答えてくれるから、山の冷たい空気をいっぱい吸って歩きたい人には最適だ)してくれる。道に迷うことなく、早朝散歩を楽しみたい人ならば誰でも参加OK。毎朝、結構、大勢参加する。寒いので軍手を用意していて、毎朝貸してくれる。標高1800mである。「日進館」特有のものだ。散歩から帰れば即、朝食だ。昼間、ホテル近くの崖の小道を歩くと、洞窟もあり、湯釜もあるし、何より硫黄の匂いがすごい。温泉神社がまつってあって、崖の道を登っていくと、いたるところにブルーベリーがあって、実がなっている。採り放題。本来、国立公園内なので、勝手には植物、石ころ一個、採っては ならないわけだが、そこは、名目のみ、山登りはしなかったが、それなりに楽しめた。ブルーベリーは随分多く食った。ナナカマドが赤く染まって、秋が深まってきている。また「日進館」以外のホテルの露天風呂にも入ってきた。混浴もある。楽しめる。夜は、毎日、8時からショウーや歌などがあるが、こちらは見ない。これが終わると抽選会があり、宿泊券があたるかも。なお、日進館は万座温泉の湯元である。かなり古い時代から、近くの住民が、米、味噌、野菜などを持参で湯治に訪れている。いまも湯治の客を受け入れている筈だ。本館の続きに建物はある。露天風呂は本館から少し離れた場所にあって、今回は下駄ではなくてゴムの突っかけスリッパを履いて通った。湯は暑いので(90℃?)直接湯船に流し込まないで、途中で抜気(硫黄の匂いを薄め、温度を下げるため)している。多くの浴槽があるので、温度計などを持った係りの人が、頻繁に見回っている。湯の種類も豊富だ。私は4種類の湯につかってきた。天空の湯、長寿の湯、姥湯など成分も異なるようだ。(下の画像はナナカマド)実は赤く、葉も紅葉している。間もなく雪に埋もれる。

  

 熊四郎洞窟の説明看板