今日は地区内年配者対象の恒例行事「イキイキハウス」 がコミセン行われた。10時~12時。
町内の「読み聞かせグループ」による。
飛騨地方から冬場に若い娘(13歳~)たちが苦労して野麦峠を超えて、諏訪の製紙工場に出稼ぎに出た頃の話を中心に進められた。
地元に昔から住む(明治時代)人がいれば、まるでわがことのように感じることができたであろう。そんなに古い話ではない。私自身も夏場だったが、野麦峠へは2回行ったことがある。(但し、車で)蕗とウドを峠の近くで少し採らせてもらった。その際すぐそばにカモシカが草を食んでいたが、私を見て逃げようともしなかった事が印象に残っている。今は5月の連休に「野麦峠祭」が行われている。現場に立てば「ミネ」とい名の少女が製糸工場で病に倒れて、飛騨から迎えに行った父の背で峠にたどり着いたとき、「ああ!飛騨が見える」と言って、こと切れた。悲しく、そして、あまりにも有名な話だ。今は峠には記念碑が建ち、夏場であればちょっとした店もある。高山方面に歩いて下れば途中、小さなお地蔵さんを祀った「お助け小屋」がある。