人と自然

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ハイキング! 各務原史に触れながら 7

2007-11-18 | 地域

 今回のハイキングは鵜沼南町地区。市民プールを出発点にして、承国寺(じょうこくじ)跡、村国真墨田神社、城山、常夜灯とめぐり、市民プールまで。この地区には「小牧長久手の戦い」の頃、木曽川を渡る兵を助ける活躍をして秀吉から書状を貰った河村惣六(船頭)や、城山(鵜沼城 城主 大澤和泉の守)の落城悲話(三つ塚の言い伝え)など、さらに、東山道(古代の官道 都から東北まで、当初の中仙道筋)跡もあって興味は尽きない。

 大安寺川が木曽川に流れ込む少し前あたりに、承国寺(じょうこくじ)があった。今はもちろん残っていないが、唯一、土塁の一部が残っている。寺のあった中心部と思われるあたりは、住宅地になっているのだが、住宅地になる前に、一部の地域が発掘され、古い瓦などが出てきているという。写真は地元の町内で維持管理している祈念堂。

 村国真墨田神社、鵜沼の総鎮守。「天の火明之命」をはじめ、いろいろな神が同時に祭られている。秋の例大祭の「和太鼓」は市の無形文化財。

 式内 村国真墨田神社とある。奈良時代(720~30年頃)に著わされた「延喜式」という本に、全国の主な神社名(地区ごとの)が載っていて、そこに名のある神社が「式内社」となる。

 内田の渡し。対岸(犬山)への行き来に使われた。川の崖ふちにある。写真は渡し場に立つ常夜灯。今で言う灯台か?

渡し場の近くに立つ水神様

羽島用水取入口(羽島市まで続いている)現在は少しだけ下流から取水している。