今回の徳川園は昼食が目当てでした。
ガーデンレストランと言うだけあって眺めは見応えがあります。
ジャズの流れるウェイティングバー。
こちらがレストランです。
飾り皿がこんな木組みのプレート。
本日の料理です。
オードブルは胡麻の上に浮かんだカリフラワーのデュカ風味。枯山水みたいな雰囲気が出ています。
フロマージュドテト。本当のフロマージュ(チーズ)ではなくて、豚の頭部のゼラチン質をそう称するらしいです。つまり豚の頭のゼラチンを使った煮こごり料理。日本の葱を使っています。ソースロメスコは、元々スペインのカタルーニャ地方のサルサロメスクで、ピリ辛味。
セロリラブの天ぷらに百合根添え。ビーツの赤いソースがきれい。セロリラブの火入れがさすがプロの仕事。酒粕の風味も調和していて、見事にフランス料理になっている、と思います。まあ、フランス料理に詳しいわけではないので個人の感想ですが。
これも和食の素材でお馴染みのホウボウをソテーにしてきました。あっさりしたホウボウに濃厚な魚のスープに、なぜかチョリソーで風味を加えて、料理として出来上がっているのには感心します。
段戸山牛のステーキ、海老芋添え。シェフの手に掛かると海老芋も立派なフランス料理に。
デザートはアイスクリームとシブーストを、りんごのチップを挟んで重ねたもの。今回は久々にコース料理を味わう喜びを堪能させて頂きました。機会があればぜひまたお邪魔したいと思います。ご馳走様でした。