いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

二村山緑地の木々

2022年11月18日 | 極楽日記(日帰り)

二村山の周囲には昔からの雑木林を生かした遊歩道が整備されています。

柏の葉の代用品として、餅を包むのに使われるサルトリイバラ。和辻哲郎「古寺巡礼」にも記載あり。

クチナシは晩秋なのでたくさん実をつけています。

花と違って香りはありません。染料や漢方薬として利用されています。

スミレの一種ですが、雑草に埋もれていてどれかわかりません。花の時期なら誰にでもわかるんですが。

ニガイチゴもわかりにくいです。せっかく地元の小学生が名札を付けてくれたのですが。

光沢のないハート形の葉をしたのがニガイチゴだと思います。茎には棘があります。

サンショウの親戚で香りの乏しいイヌザンショウやカラスザンショウも雑木林にありました。

これは樹皮を見ればおなじみの桜の仲間。ヤマザクラです。

垣根などにも使われるネズミモチ。名前の由来である黒くて小さな実があるはずなんですが、見当たりませんでした。

新芽が食材として有名なタラノキ。

樹種が豊富ですね。トリモチの原料になるクロガネモチ。ネズミモチはモクセイ科、クロガネモチはモチノキ科なので名前が似てるだけです。「苦労がなく金持ちに」という語呂合わせで、縁起のいい木とされます。

名前が美しいムラサキシキブ。

クスノキの大木も。

 

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