いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

HDDの発熱

2015年06月24日 | 極楽日記

 去年の暮れに設置した内蔵SATA 3TB HDDが認識されなくなり、他の周辺機器との干渉でもあるのかなと思って見てみたら、手で触れないほど熱くなっていました。焦げた臭いこそありませんでしたが、該当のHDDのみならず、近接した他のHDDまで異常な高温になっており、気が付かなければ埃などから発火の可能性も考えられる危険な事例でした。写真は故障したHDDですが、販売元に対応して頂いたので型番などはわからないようにしています。

 バルク品でメーカーと連絡が取れないため、販売元対応による返金という形になりましたが、できればメーカーに情報を集約して技術的な対応をお願いしたいところです。大容量HDDを24時間稼動しっ放しというサーバー的な使い方はごく普通に行われており、ユーザーが異常発熱に気付かない場合は十分に考えられます。当機の場合はバックアップ用で稼動頻度が低かったため、異状に気付くのが遅れました。PCの立ち上がりがかなり不安定な印象はありましたが、以前にBDドライブとDVDドライブの干渉や、USBドライバの不調により動作が不安定になっていたことがあり、HDDのハードとは思いませんでした。今回もIDEの古いHDDを混在させているのがまずいのかと思って、取り外そうとしたところに新しい3TBの発熱に気付いたものです。幸い、PCをスケルトン状態で使っていたため、発熱は見逃しませんでした。電源を切って周辺機器を外して、それから蓋を開けて、という普通の手順ではわからなかった恐れもあります。

 HDDの主生産国は今のところタイなどの東南アジアだそうで、2011年夏のタイ洪水による生産調整で価格が上昇した時期があり、復興により少し値がこなれたところで価格を重視してバルク品を買ったのですが、今は去年より大容量HDDの値段が下がっていますし、少し追加すればメーカー補償付きの正規品も妥当な値段で手に入ります。返金されたら、今度は同じ製品で構わないですから、3年補償付きの正規品にしようと思います。今回はたいしたデータを入れていなかったので助かりましたが、次もそうとは限りませんからね。
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