いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

新型アクセラ

2013年10月10日 | 自動車
 好調なマツダの意欲作、新型アクセラのスペックが明らかになったので見てみました。

 アテンザは都市部で日常乗るセダンとしては大きすぎて持て余す印象があったのですが、アクセラはハッチバックの全長が4,460mm、セダンでは4,580mmと手頃。昔乗ってたインテグラE-DA8が4,380mm、ヴェントが4,370mmでした。この程度だと狭い路地や駐車場でもあまり気を遣わなくて済みます。ただしアクセラは全幅が1,795mmもあり、これは我が家で稼動しているウィンダムの1,810mmに近い数字。幅の狭い駐車場では気になるかもしれません。

 車重が1,240kgからと、最近のセダンにしては軽い方なのでエンジンは1.5Lから。これに2.0Lと2.2Lターボディーゼル、2.0Lハイブリッドと選択の幅が広いです。最小の1.5Lに比べると2.2Lターボディーゼルはトルクが3倍近くあるので、最強のディーゼルに合わせて設計されたシャーシは余裕たっぷり、悪く解釈すれば「1.5Lとしては少し重く、またコストも高い」ということになります。この評価は乗用車に何を求めるかで決めればいいでしょう。

 マツダ初のハイブリッドはトヨタのTHSIIを供与されたそうですが、エンジン屋のマツダだけあってエンジン部分は自前。もちろんスカイアクティブのDOHCですが、型番が純ガソリン車のPE-VPRからPE-VPHに変更されています。このハイブリッド専用エンジンのPE-VPHは、2Lでありながら1.5LのP5-VPSより最高出力も最大トルクも小さいという極端な低燃費仕様で、JC08で30.8km/Lを達成。排気量(つまり税額)は2L、出力は1.5L、燃費は軽自動車並という最新のハイブリッドらしい性格です。これは電気モーターによるアシストとエネルギー回生のみならず、性能の向上したミラーサイクルエンジンの効果も大きいはずです。

 問題は価格かな。237万円から、というハイブリッドの価格は1.5Lより60万以上も高いので、税金と燃費の差だけで元を取るのはまず無理です。もちろん装備は価格の高いハイブリッドの方がいいのですが、今回はトヨタのシステムを移植したため、マツダの売り物である衝突軽減ブレーキ(SCBS, SBS)との統合制御が間に合わなかったらしく、これがガソリン2.0Lとディーゼルのモデルにしか装備されていません。また評判のいいスカイアクティブ6ATがハイブリッドでは生かせないこともあって、ちょっとマツダらしさに欠けるかなという感じはします。

 話題性で当初はハイブリッドが人気を集めるかもしれませんが、買い得は1.5Lのセダン、マツダの安全技術とスポーティーなクルマ作りを堪能したければ2.0Lのハッチバックという選択が妥当だと思います。2.2Lターボディーゼルはこのクラスには過剰で、アテンザかCX-5に似合うエンジンでしょう。まだ出てないけど、MPVに搭載されれば検討したいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻獣戦争之図

2013年10月10日 | 極楽日記

 何やら見たこともない巻物が出てきました。極楽息子(大)の絵のようです。

 さあて、元ネタはカードゲームか何かでしょうか?スマホは与えていないので、そっち系のゲームではないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする