いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

夾竹桃物語(きょうちくとうものがたり)の舞台を訪ねて2

2008年08月08日 | 極楽日記(国内旅行)

 さて8月6日の朝です。歯がまた抜けてしまったので柔らかいものを中心に朝食を済ませます。

 平和記念式典の会場にやって来ました。勝手がわからないので暑い混雑した会場をうろうろしていましたが、広島市の職員が席を融通してくれました。規模の大きさを考えると運営は非常に優れていると思います。

 広い会場なので壇上はほとんど見えません。周りの人も暑さを我慢しながらじっと座っているだけなのですが、一度だけデジカメやケータイが一斉に上がったのは…

 この人の登場ですね。支持率はあまり高くないはずですが、見てみたいという人は多いようです。一応、被爆者支援策のお土産は持って来てくれたそうです。

 会場から外に出ました。ほっとしますね。

 これが夾竹桃です。63年前の今日も満開だったのでしょうか。「夾竹桃物語」では、被爆した動物たちが自分の火傷や怪我も忘れて夾竹桃の火を消そうとする設定になっていますが、実は夾竹桃には青酸カリを凌ぐ猛毒があり、燃えている煙を吸い込むだけでも有害です。実際に燃えている夾竹桃があったら、うかつに近づかないようにしましょう!

 原爆の子の像です。

 被爆による白血病で12歳で亡くなった女の子の物語は、世界中で語り継がれています。

 夾竹桃の下で子供たちが記念撮影です。口に入れない限りは毒性がありませんので大丈夫。

 「夾竹桃物語ーわすれていてごめんね」に関する絵画、書道、感想文の第8回コンクール表彰式です。極楽息子(大)は感想文で特別賞を頂きました。作者の緒方先生と一緒に記念撮影します。

 広島にお別れして、バスで名古屋に帰ります。関係者の皆様、ありがとうございました!

 極楽に着いたのは夜の9時半でした。眠ってしまった息子を抱えて降ろしたりで、腕が震えていたせいか写真がひどくぶれてしまいました。やっぱり広島のお土産はもみじ饅頭ですね。本当は日本酒がおいしいんですが、ガラスびんは危ないので遠慮しました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする