『Other Directions』 Nicola Conte ☆☆☆★
『Bossa Per Due』が好きなのでこれも買ってみたが、これは完全なジャズだった。クラブ・ジャズとも言えない。ほとんどの曲にヴォーカルが入っている。歌詞つきの場合もあるがスキャットだけの場合もある。スキャットの感じは『Bossa Per Due』に近い。ヴォーカリストは男だったり女だったりする。
お洒落なジャズとしては良いと思う。楽器演奏はピアノ、トランペット、サックス、ウッドベースにドラムというオーソドックスなスタイルで、楽器のソロと歌もののバランスも良い。曲調もどことなく『Bossa Per Due』に通じる、微妙に古びたカッチョイイ感じである。静か過ぎず、うるさ過ぎない。まっとうなどジャズが好きな人にはツボかも知れない。
しかし私としては『Bossa Per Due』の意図的にひなびた音、微妙なエレクトロニカ感、作りこまれたパーカッション、ジャズやボッサやマンボやサンバを自在に行き来する曲調、というあの偏屈な感じを期待していたので物足りなかった。まあ同じことをやれというつもりはないが、斬新だった『Bossa Per Due』に比べてなんか普通な感じである。
『Bossa Per Due』が好きなのでこれも買ってみたが、これは完全なジャズだった。クラブ・ジャズとも言えない。ほとんどの曲にヴォーカルが入っている。歌詞つきの場合もあるがスキャットだけの場合もある。スキャットの感じは『Bossa Per Due』に近い。ヴォーカリストは男だったり女だったりする。
お洒落なジャズとしては良いと思う。楽器演奏はピアノ、トランペット、サックス、ウッドベースにドラムというオーソドックスなスタイルで、楽器のソロと歌もののバランスも良い。曲調もどことなく『Bossa Per Due』に通じる、微妙に古びたカッチョイイ感じである。静か過ぎず、うるさ過ぎない。まっとうなどジャズが好きな人にはツボかも知れない。
しかし私としては『Bossa Per Due』の意図的にひなびた音、微妙なエレクトロニカ感、作りこまれたパーカッション、ジャズやボッサやマンボやサンバを自在に行き来する曲調、というあの偏屈な感じを期待していたので物足りなかった。まあ同じことをやれというつもりはないが、斬新だった『Bossa Per Due』に比べてなんか普通な感じである。
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