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台風と沖縄

■旧暦8月5日、土曜日、

今、那覇空港にいる。台風11号の関連で、空港に足止めを食って、一日、多く宿泊するはめに。空港から20分の糸満市の民宿に宿を確保して、朝一番で予約変更の手続きを取り、なんとか、搭乗券を確保した。地元の若い女性が、バンで大雨の中を空港まで迎えに来てくれた。びっくりしたのは、台風に対する沖縄の人々の感覚で、台風が直撃するのに、まったく動じない。地元では、台風が来ると、その晩は、遊んで遅くに帰るという。翌日休みになるのをあてこんでのことである。関東では、ずっと、遠くに台風がいるころから、台風情報をしきりに流して、進路予想をして戦々恐々だが、沖縄では、テロップで台風情報が流れるだけである。もっとも台風が近づいた午後8時に、県道はクルマの列であふれている。まったく動じないのである。若い女性の運転するバンは、ときに橋の上で横風に大揺れになりながらも、しっかり、糸満市まで、運転。たいしたもんである。今朝の明け方は、かじかのような鳴き声で目を覚ました。あれは、なんの動物だろう。

今回の旅では、沖縄の高校の副教材になっている沖縄文学ガイドとマイケル・モラスキーが編集した英訳版の沖縄文学、1冊100円で売っていた室町時代の物語集などをゲットした。俳句関連も探したのだが、なかなか見つからなかった。琉球大学近辺まで行かないとだめなのかも知れない。いずれにしても、家族との約束が果たせて良かった。大学に合格したら、沖縄に連れて行くという約束である。
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