verse, prose, and translation
Delfini Workshop
猿蓑:「鳶の羽も」の巻(19)
2012-10-27 / 芭蕉
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■9月13日、土曜日、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
(写真)箱根登山鉄道
なぜか、ここ数日、耳鳴りが激しく、困ったものである。睡眠薬も効かない。ま、仕方ないか。
今夜は十三夜を楽しみにしていたが、雲が厚くて見えない。無月である。また、深夜、見てみよう。十五夜のときより、荒涼としていて、マイナーな感じが好きである。
ブログも、7年半やっているが、7年前の10月の記述を読み返すと、かなり面白い。晩年、こうしたブログやfacebook、twitterのような電子媒体を読み返すと、紙の日記とはまた違った感慨が湧くのだろうか。今日は、掃除やメールなど書いて終わった。夕方、昼寝。昨年5月に亡くなった詩人の清水昶さんの夢を見た。普通、死んだ人は、夢の中では、一方的にしゃべるものだが、清水さんは、こちらの言うことに答える形でしゃべった。「アクチュアリティなどその他だよ」とはっきり言ったのであるw。死んでしまえばそうなのかもなぁ。
romieとの連詩がやっと動いた。と言って、ぼくの番だったのだが。興味のある方は、ここからご覧ください。
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いちどきに二日の物も喰うて置 凡兆
雪けにさむき嶋の北風 史邦
■嶋へ想像力が飛んだところに惹かれる。それでいて、見定めは、説得力を持っている。食い貯めをしなくてはならないリアリティがあるのは、北国の嶋であるせいだろう。この展開は景が大きく動いて、笑いからシリアスな生活へと動いている。
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Sound and Vision
※ この頃、よくFacebookで聴いているAlban Bergの弦楽四重奏曲から第二楽章。
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