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詩的断章「白のめぐり」







白のめぐり





花水木はめぐってくる
ひとがどれだけ
狂っても 
花水木は
白をめぐらせる

ことばは
いつも こちら側
うるさく けたたましく みだれ
さみだれ やぶれ へたれ つかれ
とりつかれる

ひかりは
たちまち
風にこぼれて

花水木
なんでこの世の白となる



初出「浜風文庫」











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一日一句(1500)







猫の子はくるりとひとを疑はず






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一日一句(1499)







あふれ出て木香薔薇の黄金色






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Herman Melvilleの詩(1)







■poésie et l'esprit de finesse―Delfini Workshop annexe Ⅱを更新しました。Herman Melvilleの詩(1)ここから>>>





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一日一句(1498)







なにもかも薔薇に埋もれゐたりけり






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一日一句(1497)







若宮の松に若葉の誉あり






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一日一句(1496)







行く春やグラスの縁のほの曇り






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一日一句(1495)







帰る家間違えにけり春の暮






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一日一句(1494)







春眠は時と処を問はぬなり






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第6回銀河朗読会―戦に抗う詩3




■第6回銀河朗読会を開催します。テーマは、引き続き、戦に抗う詩の3回目になります。




★人間の幸福を阻むものを戦と名づけると、原発や戦争法体制、差別やTPP、辺野古基地建設など、特定の利権集団が独占する利権の問題にぶつかります。これは別の面から見ると、われわれが生きるための行っている労働が、それ自身、自己目的化して、本来の目的であるべき人間の幸福やいのちと対立し、これを侵害する世界を再生産している問題でもあります。こうした転倒し争う世界の中で、詩はなにを表現できるのか、そしてそれに抗う詩とはどんな詩なのか。朗読を通じて問題を提起してゆきます。立夏を過ぎてもっとも美しい季節を詩とともに。ご参加をお待ちしています。


仕事よりいのち思へと春の山   飯田龍太




第一部  自作朗読(尾内達也)
第二部  トラークルとツェランの詩、アントナン・アルトーのテクストの朗読
第三部 オープンマイク・意見交換
最後の詩 ロミー・リーの詩の朗読

【日時】5月7日(土曜日)15:00-17:00
【場所】恵比寿カルフール Cルーム
【会費】2,000円(珈琲・紅茶付き)
【申込み・連絡先】尾内達也 
eメール delfini800@gmail.com

■official page on FaceBook■











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