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■旧暦7月23日、火曜日、

蝉の声もすっかり少なくなった。明日から天気が崩れるようなので、洗濯を何回かした。仕事が来たのだが、9月一杯くらいは、様子を見ようと考えている。まだ、強度のストレスには耐えられない。夜から、やけに蒸し暑い。台風の影響だろうか。



詩誌『COAL SACK』最新号が出た。前号から装丁が変わり、牧野立雄さんの風景写真を巻頭に掲載している。最新号の写真は、初秋の雲と青い空、森の緑で構成されていて、ぼくは、なんとなく風の又三郎をイメージした。

最新号に投稿した詩。



最後の一葉




そろりそろりと参ろうか
千々に砕けて世となるも
死屍累々の山なれど
柚の花香る三千世界
信なるぞ

千々に砕けて陸となり
おのが臍の緒どこまでも
たぐりたぐりて一万年
木となる火となるおのがじし
その一瞬の鳥の眼で

そろりそろりと参ろうぞ
来し方を行く末にして
旅一つ

は は は は 
は は は は 
は は は は 

右の鼻にて日を息し
左の鼻にて月を息す
そろりそろり
三千世界 信なるぞ
残照の最後の一葉
ゆだねておのれ
ひととなる






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