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一日一句(1156)







肌撫でてねぎらひにけり大夏木






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一日一句(1155)







螢火やわれら草木なりしころ






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一日一句(1154)







五月闇自民公明星条旗






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一日一句(1153)







諸手挙げわれも立ちたり夏木立






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一日一句(1152)







桶川のひと穏やかや紅の花






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詩的断章「鯛飯」







     鯛飯





外出先から戻った
家人が烈火のごとく怒っている
鯛を冒涜したかどで
その日
とても寝ぼけて
とても急いでいたわたしは
冷蔵庫にあった納豆で
昨日の鯛飯をかきこんだのである
鯛の淡白繊細な味わいは
納豆のこゆい味で
ものの見事に吹き飛ばされた
鯛飯に納豆の取合せ?
変だな
一瞬こころをよぎった迷いだったが…
たしかに
納豆があるからね
と言っていたよな(ご飯のことは?)
いやいや一瞬の迷いこそ大切にして
反射的に対象化すべきだったのである
そこに歴史が放電しているかもしれないではないか
でないと食べられちゃうからね
冷蔵庫の納豆の隣には
大ぶりのどんぶりに入った雑穀米が
ラップされたまま
悠然と存在している
食べ終わって気がついたが!
鯛は
人間さまに喰われる
人間さまは
人間さまさまに喰われる
人間さまさまは
人間さまさまさまに喰われる…
オレ 明日から風になるは






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一日一句(1152)







宰相の無明極まる木下闇






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一日一句(1151)







硝子戸に小さき神ゐる雷雨かな






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一日一句(1150)







沖縄は天海一如慰霊の日




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一日一句(1149)







明易や唐変木に葉が生えて





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