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一日一句(1255)



(江戸川区篠崎町 2015年)






春雨やひかり残して水の夜






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第1回銀河朗読会



(行田市埼玉 2015年)




■第1回「銀河朗読会」は、3月7日土曜日午後3時半から行われます。残席はまだありますので、ご興味のある方の参加をお待ちしています。プログラムは次のとおりです。

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日時 3月7日土曜日 午後3時半から5時まで(その後、懇親会あり)

場所 恵比寿カルフールCルーム→ここ

会費 1500円(ドリンク付き)

第1回「銀河朗読会」―詩は物語に勝てるのか、あるいは狂気は正気に勝てるのか―

プログラム

特別ゲスト 黄英治(小説家)
詩人・俳人 尾内達也
詩人 亜久津歩

第Ⅰ部 15:30-16:00(30分)

・各世界の提示(それぞれの起源・始原・原点の重視)
・亜久津歩(詩8篇10分)
・黄英治(朗読作品「夏草の道」10分)
・尾内達也(詩10篇10分)

・掌編小説「夏草の道」おじさんの運転するトヨエース。もう少しで国道へ出る砂利道。夏草が生い茂る中、道をふさぐようにクルマが止めてある。おじさんとクルマの男は激しい喧嘩になるが…。

<10分間 休憩>

第Ⅱ部 16:10-16:40(30分)

・物語あるいは散文の朗読(自作品あるいはお薦め作品)アクチュアリティの重視
・セッション1 物語の朗読by黄英治 掌編小説「こわい こわい」10分
・セッション2 散文詩の朗読by亜久津歩「猥雑な分娩」10分
・セッション3 散文のby尾内達也(写真家・鬼海弘雄の写真エッセイ集『東京夢譚』(2007)から)10分

・掌編小説「こわい こわい」黄英治最新作品。家族で楽しみにしていたウルトラマンショー。その日曜日、アッパ(お父ちゃん)は、各地で差別排外事件を引き起こすZTグループが、新大久保で大規模デモを行うことを知り、カウンターデモに参加することを決めるが…。

・写真家、鬼海弘雄(1945-)は、優れたエッセイストでもある。なにげなく始まる東京の街撮り行。日常の延長上に、物語が待っている。写真家は、写真の前と後に心の写真を撮っていた。

第Ⅲ部 16:40-17:00(20分)

・オープンマイク(15分程度)
・最後の朗読、スイスの現代詩人、ロミー・リー(1954-)の作品朗読 尾内達也

・スイスの詩人、ロミー・リー(Romie Lie)の詩は、説明を極限まで省いた簡潔な言葉の結晶体。どこか、俳句を思わせる文体に、尾内は惹かれ続けて来た。2011年の東日本大震災・福島原発事故をきっかけに、ロミーと尾内は、詩と散文でコラボレーションを試みてきた(その多くは、詩誌『COAL SACK』などに発表)。ロミーは、単独でも、日本のことを心配し、震災や原発事故をモチーフにした詩を数多く書いている。そんなロミーの詩の中から、尾内が日本語に翻訳して朗読する。ロミーは昨年末から病を得て、現在、ベルンの自宅で療養している。自作が日本で朗読されることを喜んでくれるものと思う。

※ プログラムは変更する場合があります。ご了承ください。
※ 朗読したテキストは、ハードコピーで配布します。懇親会の肴に。
※ 黄英治作 掌編小説「鏡の国」のテキストも併せて配布します。
※ 朗読者3名の著作の販売を行います。

■申し込みは、delfini800@gmail.comまでお願いします。




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一日一句(1254)



(板橋区成増二丁目 2015年)






しんとしてクレーン動かず春の昼






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一日一句(1253)



(行田市埼玉 2015年)






戀猫や日のあるうちはひとを戀ひ






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詩的断章「キチガイにカメラ」



(江戸川区篠崎町 2015年)






キチガイにカメラ
て唱えながら
歩いていたのが
そもそも 間違いだった
アコムのティッシュ配りの
かわいいおねえちゃんが
ニコニコいってらっしゃいませ
までは良かったが
公開講座に一万取られ
詩の雑誌に
一万取られ
オレは、労働を提供しているんだぞ
オレしかできない貴重な労働を
まあしゃあない
キチガイにカメラさ
公園に大型クレーン車が入って
作業しているから
どうやって入れたのか
聞いてみたら
まだ小さい方ですよ
そうじゃなくて!
もういい
やよい軒で
朝飯食うから
納豆定食 370円
とろろつけて
二杯食べて
茶を飲んでゆっくり
帰ろうと思ったっら
止めてあった自転車がないじゃないか ない ない ない!
ヲイ
30分もしないうちに自転車を撤去するやつがあるか
朝飯が2370円+とろろになったじゃないか!
もういい
うちに帰って
マンゴージュース飲むから!





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一日一句(1252)



(江戸川区篠崎町 2015年)






春雨や道を濡らして夜の奥






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一日一句(1251)



(松戸市中矢切 2015年)






春陰やクレーン最後の龍のごと






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一日一句(1250)



(行田市埼玉 2015年)






浮雲は春の古墳となりにけり






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公開講座「ルカーチの存在論」24周年第8講



(行田市埼玉(さきたま) 2015年)






■公開講座「ルカーチの存在論」24周年第8講の内容が公式ページにアップされました。ご覧ください。ここから→


※ また、24周年最終講は3月28日(土)午後6時から、駿河台の中央大学記念館350号室で行われます。プログラムは次のとおりです。

前半 ピケティ著『21世紀の資本』を読む
後半 ルカーチ『社会的存在の存在論』を翻訳するにあたって、―その意義、バージョン、全体構成、および翻訳論―

大変活発な議論が予想されますので、ぜひ、ご参加いただければと思いますね。会費1500円。9時に終了してから、近くの居酒屋「咲くら」にて、議論の続き、および懇親会を行います。だいたい、3000円くらい。




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一日一句(1249)



(千代田区永田町一丁目 2015年)






春の燈のなにやら憎しデモの中






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