一日一句(1172）

冬の薔薇地獄楽土は紙一重

一日一句(1171)

たましひがほろと抜け出る冬夕焼

公開講座『ルカーチの存在論』公式twitter

・公開講座『ルカーチの存在論』の公式twitterを開始しました。この講座は、社会哲学的な話題を中心に、原発問題など、現在もっともアクチュアルな諸問題を取り上げ、受講生同士が、あるときは、講師になり、あるときは、聴衆になる、本来的な意味でのアカデミアをめざしています。

・本講座は、23年間継続し24周年目に突入したところで惜しくも倒れた、世界的な社会哲学者、石塚省二（1951.3.30-2014.5.24）の主催した公開講座を、公開講座実行委員会が、この6月に引き継いで、24年周年目を実施しているものです。

・twitterでは、公開講座の連絡に加えて、講座の東京拠点（立石）および福島拠点（二本松）からの「立石通信」や「二本松通信」も発信していきます。アカウントは次のとおりです。

@ontologie_luka

公開講座『ルカーチの存在論』


ご興味にある方は、followをよろしくお願いいたします。

一日一句(1170）

風の影炎に似たり冬の月

the shadow of the wind
resembles fire

winter moon

一日一句(1169)

こどもらの光ありけり冬紅葉

the light
with children

autumn leaves

一日一句(1168)

子どもらが水と戯る冬日かな

children
playing with the water

november sunlight

一日一句(1167）

列車待つ冬の銀河の静寂かな

waiting for
a train for
the galaxy

一日一句(1166)

どの人も待ち人のゐる冬の夜

every one in the winter night
has the person
he/she wants to see

一日一句(1165)

冬天を深く息する旅の果て

breathing the winter sky
deeply

the end of the journey

一日一句(1164)

いつ見ても閉まつたばかり冬のドア

whenever seeing
a door of winter
just closed