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一日一句(3237)







四十雀天地あはひに仏あり






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一日一句(3236)







白藤は天地あはひをゆれてをり







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往還日誌(147)







■4月28日、日曜日。快晴。

朝食後、古新聞を出し、藤棚の下で、呼吸法の類型ⅠⅡⅢを行う。

藤ももう終わり。今年は、藤の花期が例年より長かった。

藤の花期は、例年は、短いので、忙しいと、その年の藤は見ないで終わる。

芭蕉の「草臥れて宿借るころや藤の花」という句の印象が強く、藤の花には、肉体的な疲労を連想してしまう。

しかも、朝の藤ではなく、夕方の光の中の藤である。

しかし、藤は夜も面白い。

蔓が虚空に向かい、花の芳香が棚の下に立ち込めて、むせかえるような香りだけが、そこにある。

色も光も音もなく。

これに似ているのは、梅だが、梅の花は夜の香りも、美しく、静かなのに対して、夜の藤は、にぎやかである。

午後、掃除して、買い物に行き、夕食を作る。

京都で自炊しているので、だんだん、料理が上達しているのがわかる。家族の評判も上々のことが多い。

土曜日は、実家へ墓参に。帰りは秩父鉄道を利用。

金曜日、六本木で、Iさんより、仏陀の瞑想法であるVipassana meditationについて、その概略を聴く。

たいへん興味を持ち、テキストを発注して土曜日に入手した。

タイミングを見て、カルチャーセンターのようなところで、実地に行うつもりでいる。

これで、心身調整の基礎となる5つの星が出そろった。

これらは、みな、60歳をすぎて出会ったものばかり。

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一日一句(3235)







ゆるるたび白藤の白遠ざかり






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一日一句(3234)







白藤をこぼれて来たるひかりかな






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一日一句(3233)







花つひに己は何でありしかな






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一日一句(3232)







菜の花やきのふはいつもなつかしき






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一日一句(3231)







かへるべきところは花のきのふかな






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一日一句(3230)







白壁の土蔵をうづむ若葉かな






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一日一句(3229)







若葉して光も影も新しき






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