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あきれた社会学者




■今日の毎日新聞のインタビューを読んで呆れたので、記録として貼り付けておく。このインタビューには、政府の言説をそのまま鵜呑みにして、権力と一体になった醜悪さがある。世界認識が、アメリカ・ヨーロッパ中心で、「安保体制」に洗脳されている。軍産複合体が、戦争を作り出している側面を見事に隠蔽して、権力の露払いを行う提灯学者の典型と言える。これだけ、浅い世界認識しか持てないひとが、「社会学者」を名乗るのは、どうかと思う。「良い戦争」など、この世に存在しないのである。社会学の起源である哲学を見事に捨象した日本的社会学者の典型のように思われる。



安保法制・私はこう考える:世界の平和にプラス 社会学者・橋爪大三郎さん
毎日新聞 2015年05月31日 東京朝刊

橋爪大三郎さん
橋爪大三郎さん
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 ◇社会学者・橋爪大三郎さん(66)

 ポスト冷戦の新しい日米安全保障の時代が始まった。ソ連が存在していたころは、日米安保と自衛隊によって日本の安全が守られていた。今や冷戦は終わり、北朝鮮が核開発を進め、中国は尖閣諸島周辺から南シナ海にかけて軍事的な存在感を高めている。中東ではイスラム過激派が勢力を拡大。日本の安全保障を巡る状況は大きく変化した。

 一方で、米国は中国の台頭により相対的な地位を低下させ、金も人も足りていない状況だ。そこで、世界の安全保障に関してヨーロッパで欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)、アジアでは日本に更なる分担を求めている。

 米国はアジアにおいて日本を唯一のパートナーに選んでいる。こうした背景から今回の安保法制改正がある。米国は有事の際、日本がもっと表に出てほしいと考えており、日米同盟はこれまでの日本防衛を主眼とする日米安保の枠をはみ出し、世界の安全保障を念頭に置いたものに拡大しつつある。

 日米同盟が強化されれば、他国の挑発や冒険主義的な行動を抑止する効果がある。その意味から同盟を強化する今回の安保法制は、世界の平和と安定にプラスになり、翻って日本の安全保障にも貢献するものと期待され、評価できる。

 政府がどこまで自覚的に国民に説明できているかはおくとして、安保法制の整備は時代に即応しており、現実的で合理性があると言える。【聞き手・福富智】=随時掲載

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 ■人物略歴

 ◇はしづめ・だいさぶろう

 東工大名誉教授。宗教学や近代思想史など幅広い分野を研究。「労働者の味方マルクス」「国家緊急権」など著書多数。
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一日一句(1327)



桶川市上日出谷 2015年5月21日






桶中の聲にぎやかな若葉かな






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一日一句(1326)



桶川市若宮 2015年5月22日






葉櫻や天に寄せたる浪の音






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一日一句(1325)



板橋区南常盤台 2015年5月25日






足うらを風の遊べる昼寝かな






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一日一句(1324)



板橋区南常盤台 2015年5月25日








山百合に早やふりかへりふりかへり






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一日一句(1323)



桶川市上日出谷 2015年5月21日






若宮へ青葉若葉と棲み替り






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一日一句(1322)



さいたま市大宮区氷川神社 2015年5月23日






清経が扇の上の夏の月






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一日一句(1321)



松戸市松戸 2015年5月17日






この道の一歩夏野となりにけり






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一日一句(1320)







夏空や辺野古福島海の民






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一日一句(1319)



台東区御徒町






豆飯やみどりは夜をあふれたり






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