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往還日誌(201)






■8月31日、土曜日、曇りのち雨。

『公開講座』のエンゲルスこと、Oさんに紹介してもらった「地学団体研究会」からフクイチの汚染水問題に関する書籍とブックレットが届く。

詳細な研究とわかりやすいブックレット。フクイチの汚染水問題の勉強にはもってこいの資料である。

12時から出町のK歯科医院へ。このとき、雨は降っていたが、makiで食事しているうちに雨はあがった。

さすがに、颱風でmakiはガラガラ。

あす、関東へ戻る予定だったが、あすも、名古屋・三島間は、終日、新幹線が運休するので、日程変更。

今回の若宮行は、新横浜で途中下車の予定。芭蕉論を上梓したばかりのA氏と会うことに。彼から、この芭蕉論についていろいろ聞くとともに、こちらも、いくつか彼に伝えておきたい重要情報がある。

午后、堀川の大垣書店へ。ポップアップのプロモーション用に、京都新聞の書評のコピーを持っていく。

版元の七月堂に確認したところ、まだ、返品は一冊もないという。

現在、北海道、群馬、東京、京都、神戸、大阪の、大学生協も含む、主要書店には詩集は入れているので、意外と動いているのかもしれない。あるいは、これから、返品が出てくるのかもしれない。

時間を見つけて営業に励みたい。

大垣書店の2Fのイベントホールで、「京ノ山、上ル」という展示会をしていた。京都府山岳連盟のPR部門が、もともと、始めた京都一周トレッキング(約80キロ)に関連したイベント。

ボランティアで編集をしている男性と少し立ち話した。なかなか面白そうである。

帰宅すると、玄関ドア前に、ウーバーイーツの誤配達があった。「ほっともっと」の唐揚げ弁当が一つ。

ウーバーイーツは、誤配達があった場合、土日はサポートデスクが休みでつながらない。しかも、配達すべき住所の記載がないので、対処のしようがない。

困った。管理会社に電話すると、よくある話らしく、対応してくれることに。どうするのかは、わからないが、後で見てみると、弁当は消えていた。

夜は、ひたすら、ニコの仕事を行う。早く仕上げて、次に行きたい。

夕食は、ナポリタンと冷やしトマトを作った。


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一日一句(5343)






午后の日の永遠のごと敗荷






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一日一句(5342)







颱風を待つ身ひときはしづかなり






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一日一句(5341)







ポロックの絵より颱風吹いてくる






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一日一句(5340)







秋の蟬あたりは水の気配かな






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一日一句(5339)







百日紅刻一刻の変化かな






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往還日誌(200)







■8月27日、火曜日、晴れのち大雨。

起きて、朝一番で、N先生から戻ったルカーチ第2稿を検討。

各方面、勉強が足りていないことがわかる。訳文の選択にそれが出る。

とくに、マルクス、エンゲルス、ヘーゲルの勉強が足りていない。

天気が崩れる前の午前中に、外出して、用事を済ませる。

颱風10号「サンサン」に備えて、食糧を買い込む。

今季はじめて西瓜を食べた。京都産だった。

ちょうど、2019年に、公開講座のライブラリーがあった、福島の二本松で食べた単価6000円の「黒皮」という抜群に美味い西瓜が、FBの過去記事に出てきた。

完全に忘れていた。

午後から、六本木の仕事。

取材を行う。取材はいつも面白い。

いい意味で、期待を裏切られる。

夜、俳句を作る。

妻に、ラインで、新しい地震予知の方法について知らせる。驚いている。





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往還日誌(199)







■8月26日、晴れ、夜8時半に颱風10号「サンサン」の大粒の雨あり。すぐに止む。

気象庁によると、カスリーン(1947年)、ジェーン(50年)のように、かつては米国が英語の人名を台風につけていた。ところが2000年以降、北西太平洋や南シナ海で発生した台風には、アジア風の名前がつけられることになったという。

アジア風の名前は140個あり、政府間組織「台風委員会」が定めている。

日本、中国、韓国、米国、香港、ミクロネシアなど委員会に加盟する14カ国・地域が、それぞれ10個ずつ命名した。

140個の名前は順繰りに、台風の特徴や規模とは関係なく繰り返し使用される。

※台風の番号とアジア名の付け方

ちなみに、「サンサン」の次は、日本が命名した「ヤギ」である。

台風11号「ヤギ」となるが、星座の名前から、日本はすべて命名しているとは言え、迫力が感じられないが、意外に強力かもしれない。

きのうは、公開講座『ルカーチの存在論』32周年の京都合宿。6人参加。3時間枠の98%は、みなさんで近況や昨今の情勢を話してしまい、残り、2%でルカーチのテクストを読み合わせた。

きょうは、昨日から取り掛かったジェルジ・ルカーチの翻訳原稿を仕上げて、N先生へ送る。

極度に抽象的で複雑な、ルカーチのドイツ語文体を、日本語にするのは、そうとうに骨が折れるが、なんとか提出。課題は多い。常に多忙で、回を追うごとに、翻訳するペースが下がってきたので、締め切りを早めに設定して、早くから取り組むことに。

ルカーチを科学基礎論として読み解く、という方針が定まったことが今回の収穫かもしれない。

その後、六本木の仕事。頭が、すでに疲れた状態で、8時間労働。




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一日一句(5338)






秋蟬や最後の聲は夜の色






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一日一句(5337)







秋の海天へあがつてゆくところ






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