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飴山實を読む(24)

■旧暦6月26日、水曜日、立秋

昨日の朝日の「天声人語」で「原爆詩181人集」が紹介されていた。そのせいか関連キーワードで、ずいぶん、アクセスがあった。ちょうどよいタイミングで、紹介できて良かったと思う。

今日は、午前中から、太極拳に行ってきた、まるきり初めてだったので、手足が揃わず、なかなか難しかったが、太極拳自体は面白かったし、気持ちが良かった。継続してやってみたいと思っている。

投句もなんとか5句、揃えることができた。このところ、不調だが、まあ、ぼちぼちいくしかあるまい。



柿の木の今日は高みにかたつむり   『次の花』


■「かたつむり」で夏。この句は、一幅の絵のように情景が見えるところに惹かれた。しかも、この柿の木をいつも慈しんでいる様子がうかがわれる。「今日は」という措辞にそれが現れている。「高みに」にという措辞は、「枝の先」とか「枝」とかいう言葉と違って説明抜きで端的に、かたつむりの居場所をありありと伝える。
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