十全たる準備

2010年11月22日 23時59分59秒 | 日記
雨の月曜日、久々のバス通学。
けっこう飛ばす運転手さんで、大学には思っていたより早く着きました。
8時台は構内まで入ってくれたり、留置中のバスをわりと至近距離で眺められたり、うちの大学はバス好きにはたまらないスポットだと思います。


今日も1限が終わってから研究室に引きこもり。
「京都学基礎研究」の発表レジュメ制作を進めました。
特に語句の意味を聞かれた場合、「回答を差し控える…」なんてことは言えませんから、ひたすら『国史大辞典』を引いて意味を調べていましたが、何でも載っていてスゴいですね!
正直1冊くらい欲しいのですが、あ行だけでも2冊くらいに亘っているので、結局は全冊揃えざるを得ない(そして分厚くて高い)システムであることを今日知りました。わぉ。

後は友達にも見てもらって、一部客観的な判断を仰ぎながら修正作業。
何でこんなにガチなんだと思われそうですが(笑)、発表でどこか不備があるとやり直しをしなければならない(そしてこの科目は単位を取得しないと卒業出来ない→2回生で取得出来なかった場合、4回生まで付きまとう)のでけっこうシビアな話です。
というわけで、先週の「~講読」以上の力を入れて自分なりの意見を生み出して、そこそこ納得いくものに仕上がりました。
この授業のメインテーマ・花園という非常に限られた範囲の中で、発表の順番が早かった(ネタが被らなかった)ことはなかなか幸運だったと思います。あとは30分話せるかどうかですね。

さて、レジュメも出来たところでふと1年前の記事を見返していたのですが、去年の今頃は色々あった!

・「京都学研究入門」のフィールドワークで祗園祭の鉾町にある町家を訪問
・中国語の授業で関口知宏さんの「中国鉄道横断の旅」を毎回観る
・英語の授業で青空教室と称して龍安寺で授業を実施
・裏千家茶道の許状引き継ぎ
・真如堂と鞍馬界隈に紅葉を見に行く

まぁ~、ソロ活動ながら、何とも充実した日々を送っていました。1年前の僕は。
11月も下旬ということで紅葉も深みを増したはずですから、また写真を撮りに市内へ繰り出していきたいところです。


写真は去年の撮影分より、落葉盛んな龍安寺駅に入線する嵐電。
気づけば源氏物語千年紀ラッピングも過去のものに。緑とクリーム色主体の嵐電にとって、黄色はとても新鮮でした。