紅葉の高山本線を撮る

2019年11月19日 22時49分37秒 | 鉄道関係
先日(11月10日(日))は、昨年に引き続き(記事にしていませんが)紅葉の高山本線を訪れました。
道中は米原までバラ売り回数券を使用し「青空フリーパス」を購入、「ひだ1号」で下呂に入り、さらに濃飛バスの「高山本線撮り鉄きっぷ」を購入しました。
当然ながら京都市内よりもシーズンが早く、今回訪れた下呂以北では既に落葉し始めていましたが、どうにかこうにか……。


濃飛バスを「渚」で降り、はじめにS字カーブの先からやって来たのはキハ25の普通列車。
もはや東海エリアではどこでも見かけるようになった313系顔ですが、オデコが気動車らしく汚れてきて良い感じです。1000番代から上部の前照灯が省略されて種別・行先表示が統一されたのは、やはりこの特有の汚れ方に一因があるのかもしれません。


少し移動して、渚駅を通過する「ひだ8号」を。
こうして見ると山と川の間の非常に限られた空間に集落があり駅があり、鉄路が走っていることがよく分かります。


ほどなくして、隣の飛騨小坂で8号と交換した5号・25号がやって来ます。番号からも分かる通り大阪編成を繋げた堂々の10連で、ここで狙いたい被写体の一つでした。
ここのS字カーブはもう少し左側の立ち位置から切り取った縦構図をよく見かけるものの、実際に訪れてみると色づく山々に抱かれた里山の風景がなんとも魅力的。欲張って横にしてみました。高山本線最長の10両編成が、大蛇のように身をくねらせて高山を目指します。


臨時の「ひだ81号」は短い4両編成なので、箱庭的風景の一隅に収めてみました。
鉄道模型レイアウトの参考になりそうな風景が、高山本線の随所にあります。


帰りは下呂温泉に浸かり、「ひだ36号」で帰洛しました。京都までは3時間近くかかりますが、やはり一本で却ってこられるのは便利ですね。先月末に新型のHC85系の概要(PDF注意)が発表されましたが、当初の発表と変わらず固定編成のようです。現在のような自由自在な増結風景は見納めになりそうですが、新型置き換え後も「大阪ひだ」が存続するとなれば常時4両編成でグリーン車が付くかも? と予想しています。まずは12月に登場する試作車の登場が楽しみですね。

1並び入場券

2019年11月11日 21時16分00秒 | 日記
11月11日。
退勤後に寄り道をして以下のきっぷを購入しました。


叡山電鉄修学院駅と出町柳駅の入場券です。同社は普段から硬券での入場券を発売していますが、ダッチング風の日付印で西暦の下2ケタを押印しているところを、今日に限って和暦の「1年」、つまり1並びの入場券を発売するとのことで訪れました。
鞍馬駅は早じまいなので行けませんでしたが、確認したところこの「1並び入場券」の発売告知は同社の公式ツイッターだけのようで、どのくらい売れたのかは分かりません(出町柳駅では私の直前に1人購入していました)。ちなみにナンバリングは従来からの続番なので「0001」は存在しません。


比較用に、こちらは以前購入した出町柳駅の入場券。改元直後だったので西暦か和暦かを確かめたくて購入しました。1並びは次回あるとすれば10年後ですが、こうした臨機応変な対応だと来年の2並びもあるのでは? と少し期待してしまいます。


秋の「SL北びわこ」を撮る(D51牽引を初撮影)

2019年11月09日 22時51分36秒 | 鉄道関係
11/3(日)に久々の湖国行を敢行しました。前回はいつかと見返してみれば一年前。当時はC57 1号機による代走が継続しており、今春の運転からD51 200号機に切り替わりましたが、運転日と自身の予定がなかなか合わず、今回ようやく訪れることができました。

D51牽引の姿を撮影するのは初めてということで、長浜駅から田村寄りに少し歩いた線路際へ。
同日に各所で鉄道イベントがあったせいか、沿線の人出は少なめ。この場所も通過の直前までは私一人でした。


「しらさぎ」が米原方面に向かって通過していきます。上下線のタイガーロープが気になりますが、それが却って本線らしさを演出しているとも言えるでしょう。


「北びわこ」の直前を走る、撮影隊御用達の普通列車。「ひだ」からの接続も受ける列車ですが、長浜までは行楽需要も合わさって少々混み合います。

やがて線路の向こうからSLの煙がモクモクと……


D51 200号機牽引の「SL北びわこ号」がやって来ました。


機関車が首を振ったところで一枚。好きな角度の一つです。


肝心なところでピン甘……ですが、


速度が遅いので引いてもう一枚。
「プラレール」の頃から親しんだスタンダードなSL列車の姿をようやく収めることができました。
C56よりも大柄で、C57よりも武骨なスタイル。運転日や本数は決して多いとは言えませんが、C56のときには撮れなかったカットや、四季折々の湖北を走る雄姿を収めていきたいと思います。


撮影後は長浜から湖国バスに乗車し、近江長岡に抜けて醒ヶ井へ。


ご当地の「ビワマスバーガー」を購入しました。この辺りでしか買えないらしく、鮭に似た風味で美味しいです。ご飯(近江米)とおかずのバイキングもあったので、また今度立ち寄ってみたいです。