一段落ついて

2011年07月29日 23時37分26秒 | 日記
気付けば7月も終わりかけです。
3回生が始まった当初は「あと2年」と言っていたのがもう残り1年半。
最近は、いろんな人に自分の考えていることを話して、意見をもらうのがマイブーム?


水曜日の試験は「健康心理学」。
試験問題が事前に4つ公表されていて、その中から2つ出される(≠選ぶ)といったもので、全て事前に答案を作って頭に入れていったのでかなり書けました。
でも、その中の「人間の死についてあなたが考えたこと」という問題は、書いているうちにどんどん考えが思い浮かんできて、結局裏側の半分を超えるところまで書きました。
中学生くらいからでしょうか、このことはごく日常的・普遍的なものとしてよく考えるようになってきました。
こんなことばかり考えてるから友達が少ないのだと思いますが(笑)、結局のところは「どう生きたか」というのが大切だと考えています。よく考え、よく生きる。

木曜日は「現代日本の政治」。
これも問題形式が事前に公表されていたものの、正直あまり自信がありません。
選択の穴埋め問題はバッチリ!なのですが、その後の論述がかなり不安です。先生はすごくおもしろい人でも、試験問題が易しいということには繋がらないというのを再度実感しました。
万が一落としても来年に回せるのですが、これは一般教養科目なのであまり回したくないというか…。
土曜日から水曜日までの試験が上手くいきすぎたばかりに、ちょっと凹みました。
「従来までの『右と左』に代わる対立軸を考えなさい」って、おそらく答えはないでしょうし、なかなか難しい問題です。

今日は久々にゆっくり寝て、夕方からバイトへ。
そろそろ半年が経とうとしています。何かにつけ長続きしないイメージを持たれている僕ですが、やれば出来るのです。
これからも頑張ります。

因みに、次の試験(ラスト)は来週の水曜日までありません。
その前に同志社のレポートも出したり、他にも何気にいろいろと予定が入っているので、この週末でちゃっちゃと終わらせたいところです。


写真は昨日ようやく引き取れた「あそ1962」。
製品そのままでも素晴らしいですが、またグレードアップした時に改めて紹介します。

全力投球!

2011年07月26日 23時43分07秒 | 日記
少し間が空きました。
試験期間に入り、適度に慌ただしい日々を送っております。
今のところはぼちぼち…。


土曜日は試験一発目。5限は「教育相談の研究」。
この日おこなわれた文学部の試験はこれだけなので、多くの人に先立って前期最初の試験を受けたことになります。
かと言って特に名誉なことはありませんが(笑)、これはゼミ仲間3人で受けているので対策はバッチリでした。
因みにこの単位を取らないと教育実習に行けなくなってしまいます。去年は落としてしまったので今回は1年越しのリベンジでしたが、まぁ大丈夫でしょう。

日曜日はレポートに時間を費やし、月曜日は京大へ。
2限は「19世紀における日本の歴史都市」の試験を受けました。
京大の試験というだけで正直かなりドキドキしていたのですが、以前立命でお世話になった先生だったので、その時の要領で勉強したところ、論述問題でたくさん書くことが出来ました。
自分の得意な分野かつ時代の流れが一通り掴めていたのが良かったです。他大学開講科目ということで、興味の幅がより広がった授業でした。

それから立命に移って、4限は「社会構造と文化」。
試験問題は事前に一部公表されていたのですが、その中に「岩手・宮城・福島or茨城・千葉から1つ選び、京都駅発の観光プラン(1週間以内)を立てなさい」といったものがありました!
まさに自分向けの問題です。そしてこんな問題を出す先生はやっぱり"鉄"なのかもしれません。
解答としては、行きは「ムーンライトながら」を使って仙台で宿泊、「リゾートみのり」で鳴子温泉(陸羽東線)に行き、それから猊鼻渓(大船渡線)に寄ってまた仙台で宿泊、帰りは「ムーンライト信州」で中央本線経由で帰るプランにしてみました。
要は昨年8月の東北旅行を改変したものです。覚える労力が要らなかったので非常に楽でした。
しかしまぁ、解答用紙に「ムーンライト」などと書くのはおそらくこれが最初で最後でしょう。そういったことも含めて、とてもおもしろい授業でした。

そしてきょう火曜日は2限の「科学・技術と社会」。
時事問題とも言える、計画停電についての問題がありました。この授業では風力発電が推されていたのでそのことも書いてみましたが、試験勉強を通じて、前期の中いちばん「知りたいことを知れた」授業だったことを実感しました。
他には温暖化ガス削減に繋がる公共交通についての問題があり、例としてLRTを挙げておきました。
これも昨日と同じく趣味の範囲内なので、かなり説得力をもって書けたと思います。
そういえば、今から遡ること3年前、AO入試の一次選考で京都の路面電車復活に関する小論文を書いたのでした…。


写真はちょっと前の分ですが、京都御苑からの満月。
夜はやっぱり涼しくて動きやすいですね。

ダイジェスト

2011年07月22日 23時20分31秒 | 日記
台風も何処へやら、またいつもの暑さが戻ってきました。
試験が近づくと決まって旅の妄想が頭の中を駆け回るのはどうにかしてもらいたいものです。
一昨日はレポートの休憩がてら時刻表を読み始めると止まらなかったので、思い切って寝ました。


水曜日は台風の接近に伴い1・2限が休講となりました。(因みに関・関・同は終日休校)
3限からは通常授業がおこなわれたわけですが、京都府外から通っている人は来られなかったということもあったのではないでしょうか。
また、せっかく大学へ行ってもコンビニ・食堂が1つしか開いておらず、ふだん大学西側で生活している我々にとっては食料調達が難しかったように思います。
それでも、3限のゼミでの中間発表が無事に終わって何より。後期の本発表に向けての課題も少しずつ見えてきました。

木曜日は前期授業最終日。
立命で3・4・5限を受け、そのまま同志社へ。
毎週タイトな移動時間で受けてきた「20世紀における男×女―哲学編・芸術編―」ですが、最終回のテーマは小津安二郎と原節子で、先生がたいへんユニークだったのでとても印象に残りました。
映画の時代背景などは自分のような平成生まれにはなかなかイメージしづらかったのですが、

「映画館の近くには純喫茶があるわけですよ。純喫茶。純喫茶ってのはまず熱帯魚が居なきゃダメ。それで机が並んでてね、絶対スパゲッティを頼む。で、これもウインナーが入ったスパゲッティじゃなきいと。純喫茶最高ですよ」

と、そんな先生ワールドにあっという間に引き込まれ、瞬く間に1時間半が過ぎていきました。
数人の先生によってリレー講義となっていたこの科目ですが、この先生はこれっきりなのが非常に残念。もっともっとお話を聞きたかったと思いながら教室を後にしました。やっぱり、他大学で授業を受けると世界が広がりますね。
あと、最後の最後に、同じ講義を受けていた他大学の人と知り合うことが出来ました。思った以上に話が弾みました。

そしてきょう金曜日は統一補講日。
本来ならば昨日で授業が終わったのでずっと家に居る予定だったのですが、水曜日の台風で飛んだ1限の補講があったので大学に行きました。
ついでに土曜日にある試験の勉強も出来たので良かったです。図書館ではレポート用の文献(ずっと探していた)も見つけることが出来ました。
補講の後はバイトに行って、9時頃に帰宅。子どもたちは夏休みに入るせいか、いつも以上にうるさかったです。しかし羨ましい。

明日から試験が始まります。
今回も無事に乗り切れますように。


写真は昨日撮った「はしだて2号・まいづる6号」。
傾いた上に最後尾を架線柱に引っ掛けています。わぁ。

YouTubeに載りました

2011年07月19日 22時43分22秒 | 日記
日曜日の巡行の様子がYouTubeに載りました。僕もきちんと映っています。
河原町御池交差点の大勢の観客のなか、動画で撮ってくださった方に感謝。
そして今度は台風がやって来ました。


昨日の5限は「日本文学の伝統と現代」。最終講義日に試験がありました。
それが「授業で取り扱った茶会記に登場する道具を一つ挙げ、それを展覧会で展示した場合のキャプション(解説)を作成しなさい」という、なかなか斬新な試験問題!
確かに茶会記で様々な道具が取り上げられたので、それに関する問題が出るのかな…と予測はしていましたが、まさか展示品解説だとは思いませんでした。

どれにしよう…と選んだ道具は「古筆切」。昔の歌集を切り取って掛軸としたものです。
いまの目線で言うと「そんなものを切り取るなんてとんでもない!」と思いますが、当時は茶道の流行に合わせて、こういった古筆切が茶会にも用いられました。中でも藤原俊忠の『類聚歌合』から切り取られたものは「二条切」と呼ばれ人気を集めていました。
解説ということで、いつもの論述とはまた違った文章。幸い美術館や博物館に行き慣れていることもあって、いろいろと想像を巡らせながら書くことが出来ました。15回すべて出席したので単位はこれで大丈夫でしょう。
お茶に関して教養とロマンを深めてくれた授業でした。またこういった授業があれば受けたいと思います。

今日は朝から雨風がキツかったのでバス通学。
幸いバスは定時で1限にも間に合いましたが、時間を追うごとに風がどんどん激しくなり…。
学内では出入口付近に排水溝の無い建物に土嚢を置く措置が見受けられました。このご時世に随分アナログな作業だなと思いますが、うちのキャンパスは全体が坂になっているので普通よりも水が勢いよく流れ落ちるのです。そのためでしょうね。

4限後はバスに乗ってバイトへ。
小学生は近いうちに夏休みに入るようで、何とも羨ましいものです。
自分のレポート・試験はまだまだこれから。体調も祇園祭を境にすっかり回復したので、しっかり取り組んでいきたいです。
「鉄」分補給がしたいなぁ…。


写真は15日の船鉾です。
ほんとうに船を形をしています。たくさんの方々が拝観に来られました。

京都の中心で山を担ぐ

2011年07月17日 21時24分30秒 | 日記
コンコンチキチン、コンチキチン。
2日間ほど更新をサボりましたが、ずっと炎天下におりました。
京都市内が祇園祭一色に染まったように、今年の僕も祇園祭一色に染まっていました。


15日の金曜日は、2限のゼミ(前期最終日)に出た後すぐにバスで鉾町へ。
前日に引き続き13時から18時まで鉾の拝観整理アルバイトでした。最初は2階の待合で誘導をしていたのですが、人手不足で表通りの方に呼ばれてからはずっと案内に徹していました。
案内は友人と二人で担当していたものの、日陰が無いので大変でした。時間を追うごとに拝観のお客さんも増えてきて、列を作ってならんでもらうことに。
「拝観の方、人数制限となっております。こちらでしばらくお待ちください!」という文言を何百回と繰り返し、並んでいるお客さんたちの様々な質問に答えたり、とにかくいろいろと大変でした。
因みに今回お手伝いさせていただいたのは室町綾小路下ルの船鉾。鉾がほんとうに船の形をしていて、数々の派手な装飾も相俟って、鉾の中でもトップクラスの人気なのではないでしょうか。

「京都はテーマパークである」と1回生入学当初の頃に聞いた覚えがありますが、特に祇園祭のこの時期はそれが顕著になると思います。
市内中心部にがテーマパークだとすると、それぞれの鉾や山は言わば期間限定のアトラクション。観光客たちは炎天下の30分待ちをものともせず、みんな17日の山鉾巡行(パレード)を楽しみにしているのです。
そういうところに、僕はとてつもない可能性とおもしろさが見出せるのではないかと思います。

16日は何も予定が無かったので休息に充て、きょう17日はいよいよ山鉾巡行の日。
この日もアルバイトということで、室町六角下ルの黒主山へ8時半に集合しました。
14日・15日は船鉾でしたが、巡行は黒主山です。違う鉾や山で働けるのが学生アルバイトのおもしろいところで、鉾よりは小ぶりな山ですが、この黒主山も文字通り黒の個性的な装いをしています。

8時半の集合とは言っても、着替えを終えて動き始めたのは10時過ぎ。
巡行の順番を決める「くじ取り」でラストから3番目となったので比較的遅めの出発です。他の山を先に通すため、狭い室町通では鯉山が黒主山を追い越すという鳥肌モノの光景が展開されました。
山同士が互いに挨拶を交わす…巡行の陰で展開される小さなドラマ、やはり実際に入り込んでみないと分からないものですね。
さて、気になる担ぐ位置ですが、いちばん前の進行方向左端というベストポジションを与えられてしまいました。友人が隣に居たので気は楽でしたが、テレビに映ることを考えると一切気は抜けません…。

巡行がスタートしてからは、まず烏丸通に出て四条烏丸を目指し、四条通を河原町へ直進。
烏丸通はそうでもなかったのですが、四条烏丸交差点にはものすごい観衆が!更にビルの上からも人々の顔が覗いています。
ちょうど暑さも緊張も高まる頃、「ホイ、ホイ!」の掛け声と共にここで初めての辻回しをおこないました。最初なので円が膨らんでスッキリとは周れませんでしたが、山の重さがズシリと肩に伝わりました。
更に四条通に入って有料観覧席から「回してー!」のリクエストを受けて1周、御旅所の市長と知事の前で1周。
担ぐ以外にも待ち時間が長かったので、アスファルトの照り返しが足にそのまま伝わってなかなかしんどかったです。それでも、四条通に連なる山鉾とその向こうに見える東山の緑は、それはそれは美しいものでした。

次に小休憩を挟みながら四条河原町と河原町御池の辻回し。
どちらも周囲に人だかりが出来ていて、しかも一切動いていないのです!
ふつうお祭りの観衆の奥では移動する人などの流動が見られるものですが、今日に限ってはそれがありません。つまり、みんながみんなこちらを見ています。その視線の多くは山そのものだと思いますが、もちろんそれを担ぐ我々を見ている人も多いわけで…。
先導してくれた町内のおじさんも「何万人とおるからな!甲子園とかそれ以上やから、ここは2周回すで!」と、かなり張り切りモードで2周!
1周でもそこそこ拍手は起きますが、2周だと歓声も加わって、四条河原町交差点がものすごい熱気に包まれたような気がしました。
今まで幾度となく通ってきた四条烏丸・四条河原町・河原町御池の交差点の真ん中でこんな大それたことが出来たということは、後々まで僕の誇りとなることでしょう。

それから山は御池通を西進、新町からジグザグ南下して無事に帰ってきました。時間はほぼ予定通り14時過ぎ。
草鞋は廃棄されるそうなので記念にいただき、全員に黒主山のちまきも配られました。実際に担いだのでかなり御利益がありそうです。
そして昼食はお弁当かと思いきや、近くのフレンチレストランに案内され(既にランチがならべられていた)、そこでお給料もいただきました。これは予想外だったので全員驚いていて、とりあえず言われるままにご馳走になりました。アルバイトの人数が小規模(15人)だからこそなせる技でしょうか。
町内の人、お店の人と感想を述べあったりして、計3日間の祇園祭アルバイトは幕を閉じました。
いろいろと貴重な体験をさせていただきましたが、やはり巡行がいちばん楽しかったですね。

そういえば、黒主山の町内の方々が着ておられたTシャツ。
黒地にデザイン化された「黒」の文字が赤色で書かれていてカッコいいんですよね。
売っているかどうか以前から気になっていたのですが、すっかり聞くのを忘れてしまいました。
思い出したのは帰りの地下鉄の中。もう、後の祭りですね。


写真は装飾中の黒主山。
奥でかすかに見えるのは鯉山です。京都の夏、ここにあり。

文化系男子東奔西走

2011年07月14日 23時59分59秒 | 日記
すっかり夏本番!
今度は暑さにやられないかちょっと心配です。
水分・タオル・お菓子、いろいろとカバンに詰め込んでいます。


昨日の4限は「日本文化の奔流」に潜り込み。
最終講義日ということで、建築家の安藤忠雄さんが来られました!
テーマは「夢かけて生きる」。独学で建築を勉強され、現在は東日本大震災の復興会議にも携わっておられるそうで、建造物にまつわるエピソードをはじめとして貴重なお話をたくさん聴くことが出来ました。
時折笑いが起きることもあり、次から次へと出てくる話題はまさにトークライブといった感じ。
今回はズバリ「ものの考え方」を提示されることが多く、

「自分を表現することは、納得して仕事をすること。自分が社会に対して何が出来るかを考えてみてください」

「独創性を身に付けるには直感力が必要です。その直感力はホンモノを見ることで養われます。
京都にはホンモノがたくさんあります。ホンモノを見ればエネルギーになって自分へ返ってくる。そこで常に新しいものを創りたいと思う心を持って、あとは先人に学ぶことも大切であると思っています」

といったものが印象に残りました。
やはり学生向けの講義なのでこういったメッセージは励みになります。まだまだ将来は不確定な自分ですが、納得出来る場所に行けるようにこれからもホンモノを見続けようと思いました。

そして木曜日の今日は…
念願の(?)祇園祭アルバイトに参加してきました!
昨年からうちの専攻が鉾の保存等に関わっているのは知っていたのですが、たまたま後輩に誘われたので行ってみることに。
主な仕事内容としては鉾の拝観整理で、12時から17時の間、鉾を見に来られた方の拝観券のもぎりや、履物入れのビニール袋の回収など、鉾町の方々と一緒にいろいろとお手伝いさせていただきました。
もちろん外は炎天下、そして非冷房の町家ですが、とても風通しのいい「うなぎの寝床」でした。京都出身でありながら町家には今まであまり縁が無かったものですから、今回5時間も滞在したことでその良さを存分に味わうことが出来ました。

17時になり、夜のバイト組に引き継ぎを済ませた後は6限に出席すべく烏丸通と京都御所を通って同志社へ。
鉾町を出たのが17時、授業開始が18時25分ですから少し時間が余ります。さすがにこの天気では外で休憩するつもりにはなれず、以前訪れた「ほんやら洞」へ行ってみました。
「本日のお菓子」がチェリーケーキとのことで、アイスコーヒーと一緒に頼んで体力回復。先日買った『国境の南・太陽の西』を読み進めながら時間を潰しました。
お祭のアルバイトをして喫茶店で休憩。あー、京都の大学生してる!という気になります。

帰りは宵々々山で賑わう四条界隈を避けて堀川通へ。
この時期は四条堀川から先の四条通は通行止めとなっているので、市バスは軒並み五条通・堀川通を迂回。
そのために普段走らない系統ばかりが大集結していて、その様子を(満月を撮るフリをして)歩道橋の上から収め、すっかり満足した気分になって帰路につきました。


写真は堀川五条交差点で連なる市バスたち。
市バス夏の風物詩といったところでしょうか。

そろそろっと

2011年07月12日 23時56分52秒 | 日記
何とか熱は引いたのですが…
まだ鼻の調子が悪くて、こんなに(3日以上)長引いているのは初めてです。
おまけに天気予報も35度以上の日がズラッと並んでいて、何とかしてほしいものです。


昨日は京大で2限を受けた後、駐輪場で自転車の鍵が無いことに気づきました。
単に忘れてしまったのだと思い、諦めてバス停に向かっていたところ、
「ならば家を出る時にどうやって解錠したのだろう?まさか金曜日からずっと鍵を外しっぱなしだったわけでは…」と、カバンの中を底まで漁ると鍵が出てきました。
このように、こんな体でこの暑さだと日常生活に様々な支障を来します。
無事に自転車に跨って「リバーバンク」へ向かい、日替定食(930円)を頼み、食後は読書を進めて十分涼んでから立命に向かいました。
最近は喫茶店で本を読んだり勉強したりするのがいちばん落ち着きます。マクドやスタバとはちょっと違う。
そろそろお店の人にも顔を覚えられたかもしれません。

今日はまだ体調が思わしくなかったので、思い切って昼まで睡眠。
実は火曜日はまだ1回もサボっていないんですね。だからこの辺りで…と思ってしまったわけですが、1回生の頃なら間違いなく這ってでも出席していたと思います。
3回生になって良くも悪くも要領を得たと言うべきか、それでも僕は「あっ、星君!授業サボっちゃダメじゃん!」とか言ってくれる女の子にはすごく弱いので、是非居てほしいと思っています。

大学に着いたのは12時半。
食欲が無かったので家で食べずに大学に行ったのですが、たまたま友人が近くのうどん屋さんに誘ってくれたので、ひやひやうどんにちくらの天ぷらをプラスしたもの(320円)を食べました。
やはり麺類は食べやすいですね。ランチタイムも外れたので店内には我々二人。こうやってたまに互いの近況を報告し合うのが、ささやかな楽しみでもあります。

それから図書館でレポート用の参考文献を探し、4限に出て、バイトに寄って帰ってきました。
先週は休んだので今日はフルで入れてもらえましたが、なかなか大変でした。
お給料ももらえたのですが、またきっと模型と旅費に消えてしまうのでしょう…。
明日こそ朝から大学に行けますように。明日中に治ってもらわないと困る。


写真は余部~播磨高岡にて姫新線のキハ127系。
微妙な流し撮りです。

ココロの栄養

2011年07月10日 23時09分26秒 | 日記
その檸檬の冷たさはたとえようもなくよかった。その頃私は肺尖を悪くしていていつも身体に熱が出た。事実友達の誰彼に私の熱を見せびらかすために手の握り合いなどをしてみるのだが、私の掌が誰のよりも熱かった。その熱い故だったのだろう、握っている掌から身内に浸み透ってゆくようなその冷たさは快いものだった。

――梶井基次郎『檸檬』より

昨夜、熱を測ってみるとやはり少しありました。
ということは、おそらくは熱を出したまま発表や授業をこなしていたわけで、ちょっとビックリ。
熱を出すと、いつも『檸檬』のこの一節がいつも思い浮かびます。


しかしながら、今日はどうしても行きたいところがあったので、予定を少し遅らせて昼過ぎから行動。
涼しいバスに揺られながら、国立近代美術館の「没後100年・青木繁展」を観に行ってきました。
実は4日の月曜日に進々堂でランチをしていた時に、たまたま店内でこの展覧会のポスターが目に入ったんですよね。前から興味があったのですが、期間がきょう10日までだということを知って、最終日の訪問となりました。

作品のほとんどは油絵で、一言で表せば「味がある」。
個人的にはコテコテと塗り重ねて光沢を放っている様子が好きで、風景画も人物画も微妙に動きがあるようで、水彩画を見慣れていた自分には対象物がより生き生きとしているように見えました。特に、青木がモチーフにしていた神話や歴史にはちょうど合っているように思います。
また、絵画以外の作品としては、楽焼の香合(お香を入れる器)が目に付きました。こんなところで茶道具に出会えるとは思っていたので驚きましたが、青木のデザインが楽焼の質感とも合っていて、どこか遊び心のようなものも垣間見えました。

絵画作品でいちばん印象に残ったのは、死の前年・最後の作品となった「朝日」。海の向こうから昇る朝日がとても優しく描かれていて印象的でした。
青木作品は「海の幸」にも代表されるように「海」が活動の原点でありキーワードでもあるわけですが、この「朝日」はそれまでの作品とは異なって穏やかな海が広がっていました。
これまでの活動の集大成を表しているのか、死を前にした心の余裕なのか、気付けばこの絵の前でいちばん長く立ち止まっていました。

美術館を出たのは閉館間近の16時半。
まだ暑さは続いていて、寄り道することなくまたバスに乗って帰ってきました。
明日からまた授業。調子を取り戻していきたいです。


写真は国立近代美術館にて。
前回訪問の4月6日からずいぶん季節が進みました。

(体調)不良学生

2011年07月09日 22時56分30秒 | 日記
どうも昨日辺りから風邪気味です。
気付けば1ヶ月おきに体調を崩していて、何が何だかよく分かりません。
これからのレポートと試験は何とか乗り切りたい!


昨日の2限は「京都学演習」。ゼミ発表でした。
発表するには最悪のコンディションだったわけですが、眠気と頭の重さに襲われながらも何とか発表を済ませることが出来ました。もちろん聞く側はそんなことは知る由もないので、質問がバンバン来て、ほとんどまともに答えることは出来ず。
それでも、今回たまたま試験的に取り上げたものが先生のツボにハマったらしく、先生に「おもしろい!卒論はこれで!」的なことを言われました。
でも、あくまで試験的なものなので、それを本気でやろうというつもりはあまりなかったんですね。むしろ、今回は小さく取り上げた他のところに興味があるというか…。
その通りにしていればまず間違いはないのですが、いま一度自分のやりたいことを再確認して、その上で先生とも話し合う必要があると思いました。

発表を終えた後はもうふらふらだったのですが、帰らずに4限に出席。
バイトはお休みして、家でずっと寝ていました。

今日は土曜日ですが、統一補講日でした。
休もうと思ったものの、こういう日に限って絶対におもしろそうなので、1・2限の「社会構造と文化」に出席。
すると案の定「京都の植生景観の変遷」と「甲州ワインの先祖がえり」というテーマで当たり!
前者は江戸時代の絵図に描かれた山と現在の山の比較。絵図の山の大抵は木の少ないハゲ山が多いですが、実際に江戸時代はそうだったとのこと。今のように木で覆われたようになったのはここ100年のことだそうです。

後者は、先生が一昨年に訪問された勝沼での出来事を授業化したものでした。冒頭には勝沼ぶどう郷駅の写真が映し出され、
「山梨って東京から日帰りの行楽地で、普通列車でも2時間くらいなんですね。でも山梨に行く用事が無い。だったら、東京で学会出張があった時に山梨に宿泊すればいいんじゃないか?ということで行ってきました」
というところが僕の思考回路にもどことなく似ていて(笑)、更には、
「ワインに使うぶどうのシーズンって夏休みと微妙に被らないんですよね。あと、青春18きっぷのシーズンとも…」
と、この先生も「鉄」なんじゃないかなぁ…と思ったりもしました。

授業後は大学のブック&サービスに寄ったところ、以前から探していた村上春樹『国境の南、太陽の西』を見つけたので買いました。
ゼミ発表絡みで村上春樹作品に関する論文を読んでいたのですが、この作品にも京都が登場するそうです。
それからちょこっと撮影を済ませて、お茶のお稽古に行ってから帰ってきました。昼間はもはや灼熱地獄ですが、夜になると若干涼しいのでありがたいですね。
明日中には体調を元に戻したい!


写真は本日の撮影分より、「はしだて5号・まいづる5号」。
久々に6連が撮れました。

短冊が雨に濡れゆく貴船かな

2011年07月07日 21時46分04秒 | 日記
隔日更新になりつつありますが…。
ひょっとすると、自分にはこれくらいの更新頻度がいいのかもしれません。
7月7日、七夕です。


昨日は教職ゼミで飲み会がありました。
7月なので、お互い名前は知っていてもあまり話さない…といった状態。
それでもお酒が入るとみんな話すようになって、ごくごく自然な雰囲気になっていました。
各自の出身地の話題もあって、自分はいつものようにご当地トークから入っていったわけですが、青春18きっぷで周っているという話を出すと、
「旅行が好きなん?鉄道が好きなん?」と隣にいた先生に聞かれ(笑)、「どっちもです!」と答えると「僕もけっこう好きでね、今もたまに…」と返ってきました!
それから話を聞いていると先生もけっこうディープな「鉄」で、そこからはもうノンストップ!
先生の場合は駅のホームでカメラを構えていると受講生に見つかる恐れがあるらしく、俯瞰ポイントなどによく行かれるそうです。

鉄道トークでいちばんおもしろかったのは、

友人(非鉄):寝台特急って実際寝られるの?
星:一応寝られるけど…
先生:僕らは興奮して寝られへんな!
星:駅に停まるたびにカーテン開けたり…
先生:そうそうそうそう!上の人に迷惑かけんようにそーっとな…
友人:鉄道あるあるっておもしろい!

というやりとりでした。
今回飲み会があったことで先生がテツだと分かり、周りの友人たちの理解も得られたので(笑)、このゼミは楽しくやっていけそうな気がします。
酔って若干気持ち悪くなったのですが、バスと電車を乗り継いで0時過ぎに帰ってきました。

今朝は7時半に起きました。何とか二日酔いは回避。
慌ただしく支度をしてバスで出町柳へ向かい、友達と待ち合わせて叡電のきらら号に乗りました。
叡電に乗るのは久々で、その友達の方は初めてだったので、市原から先は風景が一変する様子を話すと実際に驚いていました。
雨が降っていましたが、緑が深まっていく様子を見るのもまた風情がありました。

貴船口で降りて、シャトルバスに乗って向かった先は貴船神社。
お茶の先生に招待券を2枚いただいたので、貴船神社水まつりに参加してきました。
この招待券、往復のバス券とお茶席が二席(本席・副席)と点心(お赤飯)がセットになっていて、とてもお得です。
私服で入れるラフなお茶会でしたが、場所は高級料亭の大広間で、普段入れないような場所でお茶をいただくことが出来ました。お茶碗もベネチアガラス製の透き通った模様入りのものが涼しげな印象で、その他もじっくり拝見させていただきました。こういったお茶会は貴重な品々とゼロメートルで触れ合えるのが魅力だと思います。

そうして初心者の友達にも何とか解説をすることが出来て、すっかり満足して出町柳に戻ってきました。
明日はゼミ発表。パワースポット・貴船でパワーをもらってきたので頑張ります!


写真は貴船神社の入り口。
洛中よりずっと涼しかったです。

FIRST LIVE

2011年07月05日 23時59分59秒 | 日記
いよいよ蚊に刺される季節となってきました。
大学ではセミの声が聞こえたという話もあり、虫たちを多く見かけるようになりました。
こうなると梅雨明けも間近、夏本番か…?と期待しています。というか、まだ梅雨明けしていないんですね。


昨日は京大で2限を受けた後、進々堂へ。
ちょうど今出川通に面した席が空いていたので、迷わずそこに座ってカレーライスセットを注文。
食後はコーヒー片手に模擬授業の指導案をチェックし、本番に備えてアレコレ書き込みをしました。
すると、ものの30分も経っていないのに作業がかなり捗り、とても集中出来ました。
自分でも驚いたのですが(笑)、やはり何十年もの間に亘って学生を受け入れてきた喫茶店ですから、勉学の神様が降りてきたのかもしれません。
気付けば後方ではおじいさん先生とおじさん先生が哲学論議を繰り広げていて、あぁやっぱりこういう場所は大事なんだな、ということを再認識。

今日はいつもより30分早く大学に行き、1限は模擬授業本番。
範囲は日露戦争から明治の終わりまでを扱い、3人で60分(ひとり20分)のトリを担当しました。
回ってきたのは21分15秒頃で、練習した通りに進んで時間配分はバッチリ。
最後に1分ほど余りそうだったので、前から言いたかったことを付け加えて締めました。時間いっぱい、5秒残して終了。

~~~

桂太郎と西園寺公望が交互に政権を担当していた時代を、両者の名前から一文字ずつ取って「桂園時代」と言います。
さて、冒頭に「選挙」と答えてもらいましたが、先日、AKB48の総選挙がありましたよね。
今回は前田敦子さんが首位に返り咲きましたが、その前は大島優子さん。そのまた前は前田敦子さんというように、今のところ2人が交互に1位を取っています。
桂園時代もまさに同じことで、今から100年ほど前の政治の世界でもそんな出来事が実際に起きていたということを、皆さんにも親しみを持って覚えてもらえればと思います。

~~~

この例えはけっこう自信アリです。実際にもウケたので成功だと思っています。
ただ、授業中盤ではこちらが期待した答えがなかなか出ず、けっこう困ったところもあり…
いくら完璧な指導案を作ってもその通りには進まないのがライブの真骨頂でもありますが、もう少し発問の仕方を工夫する必要があると思いました。
それでも、ギリギリ時間をオーバーすることなく収めることが出来、普段のゼミ発表等とは違う楽しみを味わうことが出来ました。
来年度の教育実習に向けて、様々な機会でもっと成長していきたいと思います。

模擬授業が終わるとすぐに頭を切り替え、今後は金曜日のゼミ発表に向けてのレジュメ制作。
バラバラに書いた考えを繋げ合わせて整えるだけなので、もうひと頑張りです。


写真は姫路市内を横切るモノレールの遺構。
こうしてブツ切りで残されている様子を見ると、アーティスティックなものを感じます。

また新しい風

2011年07月03日 21時22分21秒 | 日記
陽射しは弱まりましたが、暑い日が続いています。
何処かへ行くにしても、少し歩くと汗が出てきて、早く家に帰りたい思いです。
なかなかそうはいかないのですが…(笑


昨日の話。
お茶のお稽古に行きました。
最近記事にしていませんでしたが、先生が入院されていたのでここ約1ヶ月半ほどお休みとなっていました。
こんなに空いたのは昨夏の免許合宿の時以来です。それでも、けっこう覚えている部分が多くて驚きました。期間が空いても手先の動きがきれいだとほめられたのが嬉しかったですね。
やはり正座をして畳の部屋でお茶を点てるのは落ち着きます。生活に張りが出るというか。
先月はお稽古が無かったためにすごく単調な日々が続いたイメージがありますが、それほど茶道が生活の一部となっていることを再認識しました。
また秋にお茶会が控えているので、それに向けて頑張っていきたいと思います。

それから大学へ行って(18:00)、模擬授業のメンバーと合流。
どこか空き教室でも…と思っていたのですが、悉く閉まっていたので廊下で打ち合わせてそのまま練習。
時折掃除の業者さんが通りかかったりして恥ずかしかったのですが(笑)、イメージは掴むことが出来ました。
一人の持ち時間20分のうち、練習で純粋に話した時間が11分。発問→板書を3回ほどおこなうので、1回に2分かかることを仮定すると合計17分。何だかんだで20分には収まりそうな感じはします。
ただ、こういった予測が外れるのも授業がライブたる所以。本番は楽しんで臨みたいですね。

今日は未明までゼミ発表のレジュメに取り組み、これ以上アイデアが出ないところで就寝。
テーマの詳細は発表後にこのブログでも紹介したいと思いますが、やはり「誰もやりそうにないテーマ」というのはそれだけ難しいものがありますね。
ただ、前々からすごく気になっていたことの一つでもあるので、これからの一年半で一定の成果を出すことは出来るんじゃないかな…と思っています。出来ないものとは思っていません。
発表は金曜日なので、周辺の人の意見も織り交ぜながら、ギリギリまで頑張ってみようと思います。

午後は青春18きっぷを買いに奈良線のJR藤森駅まで。
最近数を減らしつつある103系に乗りましたが、乗り慣れているせいかどこか落ち着きます。
それでも、クハ103-120の入った編成は廃車回送されてしまったようで、少し思い出があっただけに残念です。(高3の時、K産大のAO入試を受けた帰りに乗りました)
いわゆるN40更新車が居ない奈良線ですが、完全撤退する前にこうやって定期的に乗ったり撮ったりしていきたいです。

無事に18きっぷ(赤券)を求めた後はすぐに折り返し。
帰りに京都から乗った快速は225系でした。これで乗車は4回目ですが、ドアや吊革の黄色、トイレスペースの外観が関東の電車のようで新鮮に映ります。
やはり最寄り駅に新車が停まる、新車で降り立つというのは嬉しいですね。321系が登場した時にも同じ思いを抱いていました。
いまも増備が続いているとのことで、アーバンネットワーク(死語?)地域の足として末永く活躍してもらいたいです。


写真は先週の撮影分より。
播磨高岡~余部にて、姫新線のキハ127系です。コレもカッコいい!

折り返し

2011年07月01日 23時49分42秒 | 日記
7月になりました。
新しいPCからの更新です。まだ不慣れですが何とか。
今年も半分が過ぎたということで、恒例の振り返りを。


01.上半期で楽しかったことBEST3
1:) 春休み長崎三人旅
2:) GW東京・北陸一人旅
3:) 冬休み四国・九州一人旅

02.上半期で泣いたことBEST3
1:) 3月末に少々…
2:) なし
3:) なし

03.上半期でムカついたことBEST3
1:) この国の政治
2:) なし
3:) なし

04.1月の想い出に残っている出来事
・九州一人旅
・成人式

05.2月の想い出に残っている出来事
・節分イベント巡り
・梅花祭

06.3月の想い出に残っている出来事
・長崎三人旅
・大徳寺茶会

07.4月の想い出に残っている出来事
・3回生となり、ゼミが始まる
・平野神社桜花祭アルバイト

08.5月の想い出に残っている出来事
・GW東京・北陸一人旅
・下御霊神社アルバイト

09.6月の想い出に残っている出来事
・丹後・但馬一人旅
・MAKOと姫路モノレール見学

10.上半期にハマったもの,人,曲…etc
・喫茶店巡り
・京都×文学の魅力

11.上半期に撮った写メを1枚添付して、その写メを撮ったときの状況を教えてください。
・割愛

12.下半期にしたいことをあるだけどうぞ!
・夢に向かっていろいろと
・発表・試験・レポートを頑張る
・かつてないスケールの一人旅

いろいろやってきましたが、どうも5月半ばからマンネリ化に悩まされているので、下半期はもっともっと動いてみようかと。