田植えシーズン

2015年05月26日 00時35分42秒 | 鉄道関係
予報とはうって変わって晴天に恵まれた日曜日。
またまた嵯峨野線で国鉄色特急を追ってきました。


まずは京都行きの「きのさき16号」を俯瞰で。
休日でも4連があるんですね。381系は全室グリーンなので普通車は実質3両、時間帯によっては混みそうな気もしますが……。


馬堀駅周辺の沿線はちょうど田植えのシーズン。
221系も未更新車を中心に収めておきます。


折り返しの特急「はしだて7号」。
水鏡を期待しましたが、ひっきりなしに風が吹いていたので狙い通りにはいかず。


それでも、日本の原風景の中を行く国鉄色特急は短編成でも絵になります。


その後、並河辺りで離合する「はしだて10号・まいづる4号」まで待ちましたが、こちらもやはり水鏡ならず。
苗が伸びないうちにリベンジしたいところですが、果たして……?

新緑にまみれて

2015年05月17日 14時58分13秒 | 京都
ひと雨ごとに新緑が増していきます。
今年も葵祭は見に行けませんでしたが、気分転換に自転車でふらっと出かけてきました。


下鴨疏水です。
桜の時期にも訪れましたが、青々とした木々が生い茂るこの時期も良いものです。


北泉通から比叡の山並みを。
本当は北山の資料館に用があったのですが、この日は閉まっていました……。


そして、半木の道へ。
ここも先月は大勢の人で賑わっていましたが、今は人通りもまばらで涼を楽しむことが出来ます。


加茂川の河川敷に上がってきた鴨さん。
もうじきヒナを連れて泳ぎの練習をする様子が見られることでしょう。

このあと、百万遍の進々堂に寄り、資料を読み進めながらのティータイム。
今年で85周年。大勢の学生が座ってきた窓際の席は、不思議と時間を忘れて没頭することが出来ます。

北陸新幹線に初乗車

2015年05月12日 00時37分06秒 | 旅行記
週末は東京で学会に参加していました。
昼過ぎの遅いスタートということで行きは遠回り、3月に開業したばかりの北陸新幹線を組み込むアプローチと相成りました。


まずは、朝一のサンダーバードで金沢へ。
京都からでも乗継割引が効くようになったので随分とおトク感があります。金沢駅の在来線ホームは見たところあまり変わっていないように感じましたが、階段上にはしっかり「新幹線」の乗り換え案内が掲示されています。


金沢「駅」での滞在時間は45分。(笑)
お土産を物色した後、いよいよ北陸新幹線に乗り換えます。


ホームに上がると、早速W7系がお出迎え。
GWも過ぎ、開業当初ほどの「熱」はとりあえず冷めたかのように感じましたが、


先頭車両、これより左側は家族連れでまだまだ賑わっていました。
どこか500系の面影を残すW7・E7系ですが、西と東、両社の気合いが入った意欲作で私はけっこうお気に入りです。


初回の乗車ということで、長く満喫出来る停車タイプの「はくたか」自由席に乗車。
座り心地もよく、枕が可動式なのでこれでも十分です。それにしても、各座席にコンセントが付く時代になったんですね……。




さて、はくたか560号は在来線特急の接続を待って金沢を2分延発。途中、富山・長野でまとまった乗降がありましたが、自由席は終始窓側に1人ずつといった乗車率でした。当初の期待よりはガラガラといった声も散見されますが、これは新幹線のキャパの大きさが為せる技と言えましょう。行きのサンダーバードはほぼ満席でしたが、やはりある程度は空いている方が快適です。




そして、車窓の素晴らしさは新幹線随一ではないでしょうか。もちろんトンネルも多くありますが、新幹線から日本海が見えるという新鮮さ、やがて米どころ新潟に差し掛かり、南を向いて今度はアルプスの山並みが見渡せる高原地帯を駆け抜けます。
お昼は車内販売の「富山湾弁当」。ますのすしで有名な源の調製で、おいしく頂きました。(^^)


上野で下車し、本来の目的である学会へ、盛会のうちに終わった後は最終2本前ののぞみで帰洛の途に。
遠回りとなる北陸を経由し、東京で十分な時間をとったにも関わらず、その日のうちに京都に戻ってこられたことに改めて新幹線の速さ・便利さを思い知らされます。今まで「きたぐに」や「能登」を宿代わりに利用していた身からすればまさに隔世の感。
しかし、こうも景色が良いと落ち着いて大きな窓で見たくなるのは旅好きの性か、時折眼下に見える、今は分断されて3セクに転換されてしまった元・長大幹線が恋しくなった北陸新幹線初回の感想でありました。

朝の加茂街道

2015年05月09日 01時16分05秒 | バス関係
平常運転再開。
大学への道中、葵祭の足音も近付く朝の加茂街道でしばし時間を潰しました。


後ろから通り過ぎて行ったのは急行26系統。京都バス最古参、93年式の67号車です。
富士重7Eの四角く整ったデザインに黒サッシが旧さを感じさせずスマートです。市バスでは来年度以降消滅の恐れがあるツーステ車ですが、民営バスに目を向ければまだまだ生き残っているものですね。

そして、お目当ての30系統。


京都産大開学日(Aダイヤ施行時)に片道1本のみ運転される免許維持路線です。
急行36系統が加茂街道を直進するのに対し(復路のみ北大路駅に寄り道)、この系統は北山駅にも寄り道するジグザグとしたルートを経由します。
これは地下鉄が北山止まりだった頃に産大通学路線として走っていた38系統(2011年廃止)の名残りで、国際会館乗り換えが主流となった現在は免許維持路線化。通学利用は見込めないせいか、朝の9時前に京都産大を出る「逆通学ルート」で細々と走っている状態です。大型車の充当や時刻表から察するに、先に産大に着いた急行36系統の間合い運用と思われます。

免許維持路線として名高い95系統などは運転日がはっきりと決まっていますが、「開学日Aダイヤ」という一見分かりづらい運行体制で遭遇の難易度も高く、独自区間の玄以通や北山橋も市バスが並行して走っているので埋もれた存在と言えるのではないでしょうか。

立夏

2015年05月06日 22時07分41秒 | 鉄道関係
5月に入り、GWもいよいよ最終日。
ひたすら課題に追われていたのですが、好天続きを逃すわけにはいかず、最終日だけ電車に乗って亀岡方面へ。
千代川で降り、隣の並河までの間を川沿いに歩いてきました。








宅地と田園の入り混じる、都市近郊の嵯峨野線らしい写真が撮れたかと思います。
水鏡も期待していたのですが、まだ少し早かったようで、沿線では見つけることが出来ず。




自然も豊かで、列車待ちの間にも別の被写体が楽しませてくれました。
どちらを収めるにもタイミングが大切ですね。